大事なかわいい我が家のねこさんたちのごはん、キャットフードを与えている方は多いと思いますが、毎日きちんとグラム数を測って与えていらっしゃいますか?

毎日のことだと、どうしてもおろそかになってしまって「だいたいこのくらい~」になっていませんか?
はい、そこのあなた。どうでしょう?
でも…実はかつての私もそうでした!

でも毎日のグラム数=給与量をきちんと測って与えるって実はとても大切なんです。
きちんと、というのがポイントです。

そんなことよりごはんはまだか?

そんなことよりごはんはまだか?

量を測ることがどのように大切かと言うお話の前に、パッケージに書かれている給与量(与えてほしい量)について少しお話をしますね。

キャットフードのパッケージには必ず、このフードは1日にどのくらいの量を与えてほしいかというのが、体重あたりのグラム数で表記されています。

ただ、この数字はあくまでも目安の量なんです。必ずしも同じ体重の全てのねこさんにとって絶対という量ではありません。

実際は表に記載されている量よりも多かったり少なかったり、というのがあります。なので、新しくフードを与える時はしばらく様子を見ながら調整していく必要があります。

その場合、分かりやすい変化の目安としては体重を測ることです。

迫力満点

迫力満点

フードを替えた時は少しの期間でも構いません。
いつもよりちょっとだけこまめに体重を測ってあげて、変化がないか確認して下さい。

もしどうしても体重を測れない、というねこさんの場合は、せめて触った感触でも構いません。
とにかく、体の変化があるかどうかを確認してあげて下さい。

あとは、食べ残しがどのくらいか、とか逆に足りなくてひっきりなしにおねだりしてしまうとか、そういうことも目安になります。
そうしているうちに、適正な量が分かってくるかと思います。

適正量が分かれば、次はその量を毎日しっかり守るということがとても大切です。今日一番にお話ししたいのはこのことです。

例えば、1日に40gのキャットフードを食べるとちょうど良い量だよ、という ねこさんがいるとします。
飼い主さんはいつも決まったスプーンでキャットフードをすくってお皿に入れてくれます。
ちゃんと気を付けてくれています。

…はい、ちょっと待って下さい。
そのスプーンですくったキャットフードは本当にいつも同じ量ですか???

40gのキャットフードです

40gのキャットフードです

日によって、なんとなく多かったり少なかったり、ありませんか?

実はキャットフードは、商品にもよりますが、ほんの数粒多いだけで簡単に1gになってしまいます。

1g画像_1

違う種類のフード、すべて1gです

1g画像_2

1g画像_3

1g画像_4

そしてこの1gは、このねこさんの1日の給与量(40g)の2.5%にあたります。
1日に2.5%ずつ、気付かないうちに与えている量が多かった場合、それが1か月後にはどのくらいになるでしょう?

割合としては7.5%、グラム数としては30g、本来より多く与えていることになります。

では、例えば体重5㎏の7.5%ってどのくらいでしょう?
375gです。

ということは、もし毎日気付かずに1gずつキャットフードを多く与えてしまっていた場合、単純に計算しても1か月後には375g体重が増えてしまう計算になりますよね。
実際には、日によって多かったり少なかったりがあるとは思いますが、私たちはどちらかと言うと、多めに与えてしまう傾向があるようです。

ということは1g多いだけでは済まない日もあるかもしれません。
2g多かったり、3g多かったり、そしてそれが毎月続くとしたら、どうでしょう?

それは困る

それは困る

更に分かりやすく比較してみましょう。

体重5㎏のねこさんにとっての375gは、私たちで考えるとどのくらいの数字なのでしょう?

分かりやすく体重50kgの私たちにとって、と考えてみましょう。
そうすると、実に3.75㎏にあたります。

必ずしも計算通りではありませんが、毎日のフードをつい多く与えてしまった場合のイメージとして想像してみて下さい。
結構ショックでないでしょうか?
だって、次の月には自分の知らないうちに体重が増えてるんですよ。
さすがに焦りませんか?

更にもうひとつ。
フードはメーカーや商品によって、同じ体重であっても1日に与えてほしい量は違います。
そして同じ40gでも見た目のかさが違います。

全て違う種類のキャットフードです

全て違う種類のキャットフードです

なので、毎日のフードの量は目見当や「このくらい」ではなく、やっぱり毎回きちんとキャットフードを測って与えるということが大切です。

とは言え、ねこさんの中には自分でちゃんと量を調節して食べているような子もいるようですし、たくさんのねこさんが一緒に暮らしているようなご家庭で それぞれ決まった量を食べてもらうことそのものが難しいケース、更にこうして読んでみると、ちょっと面倒だなあと思われる方もいらしゃると思います。
その気持ちもよく分かります。

でも、いつの間にかねこさんが太ってしまった場合はどうでしょう?
みなさんご存知のとおり、肥満は色々な病気の引き金になることが多いです。
そしてねこさんは一旦太ってしまうと、痩せるということがかなり大変です。
また、ねこさんも大変ですが、それをなだめてすかしてお付き合いする私たちも大変。

「ちょっと最近太ってきたからごはん控えるわ~」なんてそんなこと、ねこさんはしてくれません。

それよりも毎日のほんのひと手間で、後々の大きな苦労や健康のリスクを避けられるならその方が断然ラクなんです。

また、きちんと調節して食べてくれているような子でも、もし年齢を重ねて病院食(処方食)を食べてもらわなくてはならなくなった場合、フードの量の違いや測ることの大切さを頭の片隅に留めておいていただけるだけでも何かの役に立つかもしれません。

なので、毎日のフードの量についてぜひ今までより意識してみて下さいね。
そして、できればきちんと測って与えてあげてみて下さい♪

よろしく頼む

よろしく頼む

大事なかわいい我が家のねこさんたちのごはん、キャットフードを与えている方は多いと思いますが、毎日きちんとグラム数を測って与えていらっしゃいますか?

毎日のことだと、どうしてもおろそかになってしまって「だいたいこのくらい~」になっていませんか?
はい、そこのあなた。どうでしょう?
でも…実はかつての私もそうでした!

でも毎日のグラム数=給与量をきちんと測って与えるって実はとても大切なんです。
きちんと、というのがポイントです。

そんなことよりごはんはまだか?

そんなことよりごはんはまだか?

量を測ることがどのように大切かと言うお話の前に、パッケージに書かれている給与量(与えてほしい量)について少しお話をしますね。

キャットフードのパッケージには必ず、このフードは1日にどのくらいの量を与えてほしいかというのが、体重あたりのグラム数で表記されています。

ただ、この数字はあくまでも目安の量なんです。必ずしも同じ体重の全てのねこさんにとって絶対という量ではありません。

実際は表に記載されている量よりも多かったり少なかったり、というのがあります。なので、新しくフードを与える時はしばらく様子を見ながら調整していく必要があります。

その場合、分かりやすい変化の目安としては体重を測ることです。

迫力満点

迫力満点

フードを替えた時は少しの期間でも構いません。
いつもよりちょっとだけこまめに体重を測ってあげて、変化がないか確認して下さい。

もしどうしても体重を測れない、というねこさんの場合は、せめて触った感触でも構いません。
とにかく、体の変化があるかどうかを確認してあげて下さい。

あとは、食べ残しがどのくらいか、とか逆に足りなくてひっきりなしにおねだりしてしまうとか、そういうことも目安になります。
そうしているうちに、適正な量が分かってくるかと思います。

適正量が分かれば、次はその量を毎日しっかり守るということがとても大切です。今日一番にお話ししたいのはこのことです。

例えば、1日に40gのキャットフードを食べるとちょうど良い量だよ、という ねこさんがいるとします。
飼い主さんはいつも決まったスプーンでキャットフードをすくってお皿に入れてくれます。
ちゃんと気を付けてくれています。

…はい、ちょっと待って下さい。
そのスプーンですくったキャットフードは本当にいつも同じ量ですか???

40gのキャットフードです

40gのキャットフードです

日によって、なんとなく多かったり少なかったり、ありませんか?

実はキャットフードは、商品にもよりますが、ほんの数粒多いだけで簡単に1gになってしまいます。

1g画像_1

違う種類のフード、すべて1gです

1g画像_2

1g画像_3

1g画像_4

そしてこの1gは、このねこさんの1日の給与量(40g)の2.5%にあたります。
1日に2.5%ずつ、気付かないうちに与えている量が多かった場合、それが1か月後にはどのくらいになるでしょう?

割合としては7.5%、グラム数としては30g、本来より多く与えていることになります。

では、例えば体重5㎏の7.5%ってどのくらいでしょう?
375gです。

ということは、もし毎日気付かずに1gずつキャットフードを多く与えてしまっていた場合、単純に計算しても1か月後には375g体重が増えてしまう計算になりますよね。
実際には、日によって多かったり少なかったりがあるとは思いますが、私たちはどちらかと言うと、多めに与えてしまう傾向があるようです。

ということは1g多いだけでは済まない日もあるかもしれません。
2g多かったり、3g多かったり、そしてそれが毎月続くとしたら、どうでしょう?

それは困る

それは困る

更に分かりやすく比較してみましょう。

体重5㎏のねこさんにとっての375gは、私たちで考えるとどのくらいの数字なのでしょう?

分かりやすく体重50kgの私たちにとって、と考えてみましょう。
そうすると、実に3.75㎏にあたります。

必ずしも計算通りではありませんが、毎日のフードをつい多く与えてしまった場合のイメージとして想像してみて下さい。
結構ショックでないでしょうか?
だって、次の月には自分の知らないうちに体重が増えてるんですよ。
さすがに焦りませんか?

更にもうひとつ。
フードはメーカーや商品によって、同じ体重であっても1日に与えてほしい量は違います。
そして同じ40gでも見た目のかさが違います。

全て違う種類のキャットフードです

全て違う種類のキャットフードです

なので、毎日のフードの量は目見当や「このくらい」ではなく、やっぱり毎回きちんとキャットフードを測って与えるということが大切です。

とは言え、ねこさんの中には自分でちゃんと量を調節して食べているような子もいるようですし、たくさんのねこさんが一緒に暮らしているようなご家庭で それぞれ決まった量を食べてもらうことそのものが難しいケース、更にこうして読んでみると、ちょっと面倒だなあと思われる方もいらしゃると思います。
その気持ちもよく分かります。

でも、いつの間にかねこさんが太ってしまった場合はどうでしょう?
みなさんご存知のとおり、肥満は色々な病気の引き金になることが多いです。
そしてねこさんは一旦太ってしまうと、痩せるということがかなり大変です。
また、ねこさんも大変ですが、それをなだめてすかしてお付き合いする私たちも大変。

「ちょっと最近太ってきたからごはん控えるわ~」なんてそんなこと、ねこさんはしてくれません。

それよりも毎日のほんのひと手間で、後々の大きな苦労や健康のリスクを避けられるならその方が断然ラクなんです。

また、きちんと調節して食べてくれているような子でも、もし年齢を重ねて病院食(処方食)を食べてもらわなくてはならなくなった場合、フードの量の違いや測ることの大切さを頭の片隅に留めておいていただけるだけでも何かの役に立つかもしれません。

なので、毎日のフードの量についてぜひ今までより意識してみて下さいね。
そして、できればきちんと測って与えてあげてみて下さい♪

よろしく頼む

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