ヒトの幸せとは「衣食住(の充実)」であると、昔、某有名占い師がTVで言っていた。
それなら飼い猫の幸せとは「医食住」ではないだろうか。

特に医療の部分は、チームを持たないと何かとしんどい。獣医、看護師、飼い主、そして患者(猫)も協力して病気に立ち向かっていく必要があると思う。

久しぶりの登場、晧。ストルバイトケアは必要だけど元気です。太り気味なことが心配。

夏休みも終わり、毎週末に通院を繰り返すこと1カ月超。好の血糖値はなかなか300より下回らない。少しずつインスリンの量を増やす、平日の夜にも連れて行って検査するなど、なんとか200台までもっていきたいと試行錯誤していたある日。好を診断していた先生が硬い表情をした。不整脈が出ているという。すぐに検査をしたところ、左心室の動きが鈍く、さらなる精密検査をすることとなった。

好が5歳くらいの時に足を痛めたことがあり、その時のレントゲン写真と今回を比較した結果。1周り心臓が大きくなっていた。いわゆる心筋症だ。もうこの段階から薬を飲んだ方がいいとアドバイスされ、血栓を予防するジピリダモールと、心臓を強くするアピナックが処方された。

いくらおとなしいといわれる好でも、錠剤を服用させることは難しい。フードに混ぜて与えてみたが、予想通り、器用に残す。ストレスを溜めやすい好の性格を考えても、無理矢理飲ませることは難しい。食べることがストレスになったら、あっという間にケトアシドーシス(症状については前々回のコラムをお読みください)になってしまう。

そこで、スパイスクラッシャーですりつぶして、ちゅ〜るに混ぜて与えてみたところ、見事成功。

昔勤めていた会社の部長にお土産でもらった真鍮製のスパイスクラッシャーが大活躍。重さもあるのでいい感じで薬が粉々になります。

朝夜、前菜代わりに薬入りちゅ〜るを半分。もう半分は同居猫の晧(あきら)用とする。同時にあげないと晧は薬入りの好のフードを襲ってしまう。その後、通常のフードという二段階式としていた。特に晧はちゅ〜るが好きで、戸棚を開けるだけで「にゃー♪」と喜ぶ。そのテンションに引きずられて好も食べる。さらに水も多く飲むので、ピュアクリスタルを導入。ストルバイトケアが必要な晧も気に入ってくれ、交代でよく水を飲んでいる。

また、私の不在時に何かあってもすぐにわかるようにと、古いスマホをカメラ代わりにして監視システム(実質無料)も導入。闘病の環境を徐々に整えていった。

ピュアクリスタルで水を飲む好。最初は半信半疑だったが、好も晧もとてもよく水を飲むようになった。

糖尿病も心筋症も、難治性の病気だ。特に心筋症は完治することはない。この先悪化したとして、高度医療を取り入れるにしても、ペースメーカー装着しか手立てはなく、コスト、リスクを考えても踏み切れない。

そして私は好の寿命を強く意識せざるを得なくなった。現時点で余命は神様にしか分からない。好を失うと考えるとパニックに陥りそうなくらいの恐怖なので、方法はないかとネット検索する日々である。

そんな中、「ペットの終活」というセミナーを発見したのだった。

著者:猫賃大家 feles☆きゃったー


ヒトの幸せとは「衣食住(の充実)」であると、昔、某有名占い師がTVで言っていた。
それなら飼い猫の幸せとは「医食住」ではないだろうか。

特に医療の部分は、チームを持たないと何かとしんどい。獣医、看護師、飼い主、そして患者(猫)も協力して病気に立ち向かっていく必要があると思う。

久しぶりの登場、晧。ストルバイトケアは必要だけど元気です。太り気味なことが心配。

夏休みも終わり、毎週末に通院を繰り返すこと1カ月超。好の血糖値はなかなか300より下回らない。少しずつインスリンの量を増やす、平日の夜にも連れて行って検査するなど、なんとか200台までもっていきたいと試行錯誤していたある日。好を診断していた先生が硬い表情をした。不整脈が出ているという。すぐに検査をしたところ、左心室の動きが鈍く、さらなる精密検査をすることとなった。

好が5歳くらいの時に足を痛めたことがあり、その時のレントゲン写真と今回を比較した結果。1周り心臓が大きくなっていた。いわゆる心筋症だ。もうこの段階から薬を飲んだ方がいいとアドバイスされ、血栓を予防するジピリダモールと、心臓を強くするアピナックが処方された。

いくらおとなしいといわれる好でも、錠剤を服用させることは難しい。フードに混ぜて与えてみたが、予想通り、器用に残す。ストレスを溜めやすい好の性格を考えても、無理矢理飲ませることは難しい。食べることがストレスになったら、あっという間にケトアシドーシス(症状については前々回のコラムをお読みください)になってしまう。

そこで、スパイスクラッシャーですりつぶして、ちゅ〜るに混ぜて与えてみたところ、見事成功。

昔勤めていた会社の部長にお土産でもらった真鍮製のスパイスクラッシャーが大活躍。重さもあるのでいい感じで薬が粉々になります。

朝夜、前菜代わりに薬入りちゅ〜るを半分。もう半分は同居猫の晧(あきら)用とする。同時にあげないと晧は薬入りの好のフードを襲ってしまう。その後、通常のフードという二段階式としていた。特に晧はちゅ〜るが好きで、戸棚を開けるだけで「にゃー♪」と喜ぶ。そのテンションに引きずられて好も食べる。さらに水も多く飲むので、ピュアクリスタルを導入。ストルバイトケアが必要な晧も気に入ってくれ、交代でよく水を飲んでいる。

また、私の不在時に何かあってもすぐにわかるようにと、古いスマホをカメラ代わりにして監視システム(実質無料)も導入。闘病の環境を徐々に整えていった。

ピュアクリスタルで水を飲む好。最初は半信半疑だったが、好も晧もとてもよく水を飲むようになった。

糖尿病も心筋症も、難治性の病気だ。特に心筋症は完治することはない。この先悪化したとして、高度医療を取り入れるにしても、ペースメーカー装着しか手立てはなく、コスト、リスクを考えても踏み切れない。

そして私は好の寿命を強く意識せざるを得なくなった。現時点で余命は神様にしか分からない。好を失うと考えるとパニックに陥りそうなくらいの恐怖なので、方法はないかとネット検索する日々である。

そんな中、「ペットの終活」というセミナーを発見したのだった。

著者:猫賃大家 feles☆きゃったー