にゃんマガ編集部のM野です。

数多くの自然災害に見舞われた平成。令和になっても猛威が度々訪れています。防災グッズを自宅に備えることも当たり前になってきましたが、一緒に暮らす猫たちの防災は万全でしょうか??

と、皆さんに問うている私も、いつかきっと訪れる有事の際の対策を何もせずに今日に至ります…。さすがにこのままじゃ不安が募るばかりだったので、いざ「決定版 猫と一緒に生き残る 防災BOOK」を手にしてみました。

内容はこんな感じ。解説は多岐にわたるけれど、イラストが多く視覚的にもわかりやすい一冊になっています。

第1章 備えがすべて
災害が起こる前に準備するものや、自宅、地域の被災リスクの把握など
日常でできる防災について

第2章 災害発生!そのときどうする
災害発生時から、猫をどう捕獲して連れ出すか、連れ出さない場合などの方法
猫が負傷したときの手当の方法について

第3 避難生活の送り方
自宅、避難所での過ごし方、猫が迷子になってしまった場合、生活再建、支援制度について

我が家の防災プラン

今までなんとなくで考えていたペットとの防災。
ちなみに我が家のプランはこんな感じ。我が家はオトナ2人、未就学児を含む子ども3人、猫は5匹。

とりあえず、申し訳ないけど猫を一度に避難させるのは不可能な気がするため、まずは全員で自宅でやり過ごす。人間が避難せざるを得ない場合には、数日分のご飯とお水などを準備した上で、人間は避難所へ。状況が落ち着き次第、自宅と避難所の行き来をするのが現実的かな?という感じです。

本書で1番驚いたのは、被災猫が飼い主の元に戻れる確率…0%です!猫はマイクロチップ、迷子札の普及率が低く、それが原因のよう。ちょっと耳が痛い内容だけど、本当に猫のことを考えるなら、お外に行く猫さんはもちろん、完全室内飼育であってもきちんと身元がわかるようにしてあげないとね。

サノスケ猫編集長(右)、実は被災猫だった!

ところでにゃんマガ編集部の猫編集部員たちは全員マイクロチップを入れています。そして、サノスケ猫編集長、チビ編集部員は福島の警戒区域出身の被災猫です。2011年、東日本大震災が起こった年にレスキューされました。チビは飼い主が判明していますが、サノスケは未だ不明。そんな具体例が身近にいるだけに、考えさせられます。

本書はその他に、被災された場合に使える制度や、避難生活時に使えるライフハックなども盛り込まれており、人間の防災についても十分に書かれているので、これから防災について考えよう!と思っている方は、一冊お手元にあると役立ちそうです。

書籍詳細

『決定版 猫と一緒に生き残る 防災BOOK (いちばん役立つペットシリーズ)』
編者/猫びより編集部
編集人/宮田玲子
監修/NPO法人ANICE、村中志郎
定価:¥1,300円(+税)
発売日:2018年12月10日
判型:A5判
ページ数:112
ISBN:978-4-528-02209-6
出版社:日東書院

にゃんマガNEWS)


 

にゃんマガ編集部のM野です。

数多くの自然災害に見舞われた平成。令和になっても猛威が度々訪れています。防災グッズを自宅に備えることも当たり前になってきましたが、一緒に暮らす猫たちの防災は万全でしょうか??

と、皆さんに問うている私も、いつかきっと訪れる有事の際の対策を何もせずに今日に至ります…。さすがにこのままじゃ不安が募るばかりだったので、いざ「決定版 猫と一緒に生き残る 防災BOOK」を手にしてみました。

内容はこんな感じ。解説は多岐にわたるけれど、イラストが多く視覚的にもわかりやすい一冊になっています。

第1章 備えがすべて
災害が起こる前に準備するものや、自宅、地域の被災リスクの把握など
日常でできる防災について

第2章 災害発生!そのときどうする
災害発生時から、猫をどう捕獲して連れ出すか、連れ出さない場合などの方法
猫が負傷したときの手当の方法について

第3 避難生活の送り方
自宅、避難所での過ごし方、猫が迷子になってしまった場合、生活再建、支援制度について

我が家の防災プラン

今までなんとなくで考えていたペットとの防災。
ちなみに我が家のプランはこんな感じ。我が家はオトナ2人、未就学児を含む子ども3人、猫は5匹。

とりあえず、申し訳ないけど猫を一度に避難させるのは不可能な気がするため、まずは全員で自宅でやり過ごす。人間が避難せざるを得ない場合には、数日分のご飯とお水などを準備した上で、人間は避難所へ。状況が落ち着き次第、自宅と避難所の行き来をするのが現実的かな?という感じです。

本書で1番驚いたのは、被災猫が飼い主の元に戻れる確率…0%です!猫はマイクロチップ、迷子札の普及率が低く、それが原因のよう。ちょっと耳が痛い内容だけど、本当に猫のことを考えるなら、お外に行く猫さんはもちろん、完全室内飼育であってもきちんと身元がわかるようにしてあげないとね。

サノスケ猫編集長(右)、実は被災猫だった!

ところでにゃんマガ編集部の猫編集部員たちは全員マイクロチップを入れています。そして、サノスケ猫編集長、チビ編集部員は福島の警戒区域出身の被災猫です。2011年、東日本大震災が起こった年にレスキューされました。チビは飼い主が判明していますが、サノスケは未だ不明。そんな具体例が身近にいるだけに、考えさせられます。

本書はその他に、被災された場合に使える制度や、避難生活時に使えるライフハックなども盛り込まれており、人間の防災についても十分に書かれているので、これから防災について考えよう!と思っている方は、一冊お手元にあると役立ちそうです。

書籍詳細

『決定版 猫と一緒に生き残る 防災BOOK (いちばん役立つペットシリーズ)』
編者/猫びより編集部
編集人/宮田玲子
監修/NPO法人ANICE、村中志郎
定価:¥1,300円(+税)
発売日:2018年12月10日
判型:A5判
ページ数:112
ISBN:978-4-528-02209-6
出版社:日東書院

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