こうして写真集の中の、たくさんの猫写真の中で見ても、静かだけれど何か圧倒的な存在感を持つ写真だということを実感する。
『愛するねこたち』の巻末には、岩合さんによる写真の全ページ解説が収録されている。
それによると、この時の海は、《日向ぼっこをしながら、風に竹の葉が触れ合う音を聞いていました。冬の午後、その小さなハーモニーは、軽く、優しく耳をくすぐり、海は、だんだん眠くなってきました》。
実は、私が初めて猫写真集を買ったのは、この『海ちゃん ある猫の物語』である。
言うまでもなく、この表紙に惹かれてのことだった。
岩合さんが撮る海の目に、態度に、海をとりまく空気感に、海の「きもち」が写っているような。そしてまた、奥さまである日出子さんが綴る海との日々がとてもやさしくて、すっかり魅了され、大好きな本となり、今も私の書棚に収まっている。
あらためて、ずいぶん久しぶりに、『海ちゃん』を読んでみる。
あぁ、なんだか忘れていたなぁ。
やっぱりいいなぁ、岩合さんの写真…(笑)。
あまのじゃくもいい加減にしようと、ちょっと反省。
こうして写真集の中の、たくさんの猫写真の中で見ても、静かだけれど何か圧倒的な存在感を持つ写真だということを実感する。
『愛するねこたち』の巻末には、岩合さんによる写真の全ページ解説が収録されている。
それによると、この時の海は、《日向ぼっこをしながら、風に竹の葉が触れ合う音を聞いていました。冬の午後、その小さなハーモニーは、軽く、優しく耳をくすぐり、海は、だんだん眠くなってきました》。
実は、私が初めて猫写真集を買ったのは、この『海ちゃん ある猫の物語』である。
言うまでもなく、この表紙に惹かれてのことだった。
岩合さんが撮る海の目に、態度に、海をとりまく空気感に、海の「きもち」が写っているような。そしてまた、奥さまである日出子さんが綴る海との日々がとてもやさしくて、すっかり魅了され、大好きな本となり、今も私の書棚に収まっている。
あらためて、ずいぶん久しぶりに、『海ちゃん』を読んでみる。
あぁ、なんだか忘れていたなぁ。
やっぱりいいなぁ、岩合さんの写真…(笑)。
あまのじゃくもいい加減にしようと、ちょっと反省。