ネコグラファーの前田悟志です。
来年2月発売予定の猫写真集の作業に入りました。12月17日には情報解禁となる予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
よろしければTwitterをフォローしてください!
https://twitter.com/Satoshi_Maeda
さて今回はモル親方について。
初めてモル親方にお会いしたのは、まさに「荒汐部屋」の前でした。
玄関にちょこんと座って「ここが荒汐部屋だよ」って教えてくれているように思えました。(まぁ、その後彼女の「モルカノちゃん」と出掛けていったんですけどね…。)
「あとはよろしくー。」って感じだったのかもしれませんね(笑)
モル親方。
さすが沢山の力士達と共同生活をしているだけあって、人懐っこいです。
しかも、出版の打ち合わせにも同行してくれました。
その際に、お持ちした「企画書」の上に乗っちゃったんですよ(笑)
そしたら女将さんが「あらあら。ごめんなさい。でもこれはうまくいきますね。」って仰ったんです。
どういうことだろう?と詳しく伺ってみた所、「モル親方が乗った契約書などは荒汐部屋にとって良いことが起こる前触れ」なんだそうです。
例えば力士たちの生命保険などの打ち合わせで「保険の契約書」の上に乗った場合、後々「あの時契約してて良かった…。」と思えることがあるらしくて。
意外と荒汐部屋の未来を感じてくれているのかもしれませんね。
今回の写真集の企画書に乗ってくれたおかげで無事に出版もでき、人気の本になることができました。
モル親方は不思議なことに、相撲部屋のしきたりを理解しています。
理解した上で、自分の荒汐部屋での「役割」をきちんと演じている気がしました。
相撲部屋では「座布団」を使えるのは「関取」だけだそうです。
関取とは「十両」以上の力士のことです。
荒汐部屋には「蒼国来(そうこくらい)」関(〇〇関と呼ぶことが許されるのも十両以上の力士だけ)がいらっしゃいます。
モル親方は絶対に座布団の上には乗らないそうです。
ちゃんとわかってるんだろうなぁ。
そして、モル親方のお仕事と言えば!
そう「力士達のメンタルケア」です。
力士達ひとりひとりの様子を伺い、怪我をした力士や負けが続いてる力士に擦り寄り「がんばれ!」と言ってる様子が垣間見えます。
確かに猫ってそういう所ありますよね。
落ち込んでる時は何も言わずにそばに居てくれたり、機嫌が悪い時は放っといてくれたり。不思議な生き物です…。
蒼国来関も負けが続いてしまっている時にモル親方に救われたと仰っていました。落ち込んで部屋に返ってくると、不思議なことにモル親方が必ず出迎えてくれるそうです。そして「次頑張ろう!」という気持ちにさせてくれるとか。
モル親方は本当に自分のお仕事を理解していますね。
相撲部屋の力士と猫。
辛い練習やしきたりに縛られた若者たちを癒やしてくれる猫。
そういった意味では、相撲部屋と猫って相性は抜群なのかもしれませんね。
次回はもうひとりの猫「部屋番ムギ」について書かせていただきます!
詳しいモル親方の様子はこちらの本にて!
モルとムギ 相撲部屋の猫親方
河出書房新社 1,296円
https://www.amazon.co.jp/dp/4309277802
■ネコグラファー 前田悟志Twitter
https://twitter.com/Satoshi_Maeda
17日に重大発表を予定してますので是非フォローしてください!
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著者:ネコグラファー 前田悟志
ネコグラファーの前田悟志です。
来年2月発売予定の猫写真集の作業に入りました。12月17日には情報解禁となる予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
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さて今回はモル親方について。
初めてモル親方にお会いしたのは、まさに「荒汐部屋」の前でした。
玄関にちょこんと座って「ここが荒汐部屋だよ」って教えてくれているように思えました。(まぁ、その後彼女の「モルカノちゃん」と出掛けていったんですけどね…。)
「あとはよろしくー。」って感じだったのかもしれませんね(笑)
モル親方。
さすが沢山の力士達と共同生活をしているだけあって、人懐っこいです。
しかも、出版の打ち合わせにも同行してくれました。
その際に、お持ちした「企画書」の上に乗っちゃったんですよ(笑)
そしたら女将さんが「あらあら。ごめんなさい。でもこれはうまくいきますね。」って仰ったんです。
どういうことだろう?と詳しく伺ってみた所、「モル親方が乗った契約書などは荒汐部屋にとって良いことが起こる前触れ」なんだそうです。
例えば力士たちの生命保険などの打ち合わせで「保険の契約書」の上に乗った場合、後々「あの時契約してて良かった…。」と思えることがあるらしくて。
意外と荒汐部屋の未来を感じてくれているのかもしれませんね。
今回の写真集の企画書に乗ってくれたおかげで無事に出版もでき、人気の本になることができました。
モル親方は不思議なことに、相撲部屋のしきたりを理解しています。
理解した上で、自分の荒汐部屋での「役割」をきちんと演じている気がしました。
相撲部屋では「座布団」を使えるのは「関取」だけだそうです。
関取とは「十両」以上の力士のことです。
荒汐部屋には「蒼国来(そうこくらい)」関(〇〇関と呼ぶことが許されるのも十両以上の力士だけ)がいらっしゃいます。
モル親方は絶対に座布団の上には乗らないそうです。
ちゃんとわかってるんだろうなぁ。
そして、モル親方のお仕事と言えば!
そう「力士達のメンタルケア」です。
力士達ひとりひとりの様子を伺い、怪我をした力士や負けが続いてる力士に擦り寄り「がんばれ!」と言ってる様子が垣間見えます。
確かに猫ってそういう所ありますよね。
落ち込んでる時は何も言わずにそばに居てくれたり、機嫌が悪い時は放っといてくれたり。不思議な生き物です…。
蒼国来関も負けが続いてしまっている時にモル親方に救われたと仰っていました。落ち込んで部屋に返ってくると、不思議なことにモル親方が必ず出迎えてくれるそうです。そして「次頑張ろう!」という気持ちにさせてくれるとか。
モル親方は本当に自分のお仕事を理解していますね。
相撲部屋の力士と猫。
辛い練習やしきたりに縛られた若者たちを癒やしてくれる猫。
そういった意味では、相撲部屋と猫って相性は抜群なのかもしれませんね。
次回はもうひとりの猫「部屋番ムギ」について書かせていただきます!
詳しいモル親方の様子はこちらの本にて!
モルとムギ 相撲部屋の猫親方
河出書房新社 1,296円
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