第二次世界大戦に翻弄され、9.11に遭い、それでも運命を静かに受け入れてニューヨークに暮らし続けた日系アメリカ人、ジミー・ミリキタニ(1920〜2012年)。ホームレスだった彼がストリートで描き続けた猫は、優しい温もりのある独特のタッチだ。そんな彼の作品展が4月2日、全労済ホール/スペースゼロ B1ギャラリー・展示室(渋谷区代々木2)で始まった。

 

絵画展について

サクラメント、ヒロシマ、シアトル、ツールレイク日系人強制収容所、そしてニューヨーク。歴史に翻弄された人生をおくりながら、亡くなるまで描きつづけたニューヨーク路上の「グランド・マスター」ジミー・ミリキタニ(1920〜2012)。一昨年に続いて、全労済ホール/スペース・ゼロにて、ジミー・ミリキタニの絵画展をスケールアップした形で開催する。

会場には、初公開作品を含む70点以上の作品のほか、未発表ポートレート(「ミリキタニの記憶」出演、佐藤哲郎撮影)、ミリキタニと同時期にニューヨークの路上に暮らしていたホームレスたちの写真展(佐藤哲郎撮影)なども展示される。

◆会期:2019年4月2日(火)~4月12日(金)
◆開館時間:11時~19時30分(最終日は17時まで)
*休館日会期中無休
入場料無料
◆会場:全労済ホール/スペース・ゼロ B1ギャラリー・展示室
◆住所:渋谷区代々木2-12-10 全労済会館(新宿駅南口徒歩5分)
◆問合せ:070-5253-5695(MASA)/info@nekonomirikitani.com

【レセプション】
展示会会場にて開催します。どなたでも参加できます。
◆レセプション:4月6日(土) 15時~18時
◆ギャラリートーク:4月5日(金) 18時30分、4月7日(日)14時、4月10日(水)15時
※各30分ほどを予定

 

『ミリキタニの猫《特別編》』も上演中!

ドキュメンタリー映画「ミリキタニの猫」(2006年、監督:リンダ・ハッテンドーフ)でその波乱に満ちた生涯が明らかになったジミー・ミリキタニ。現在は「ミリキタニの猫」と追悼短編「ミリキタニの記憶」(2016年、監督:Masa)の2本同時上映作『ミリキタニの猫《特別編》』として、各地で上演が続けられている。追悼短編と特別編では、当初知られていなかった過去を含めた彼の数奇な人生が描かれている。

【田端】
劇場公開・・・バリアフリーのユニバーサルシアター
◆日時:4月1日(月)~16日(火)  連日17時~
※水曜定休(13日、14日は上映後トーク付)
◆劇場:シネマ・チュプキ・タバタ(JR田端駅 北口徒歩5分)
◆住所:北区東田端2-8-4
◆TEL: 03-6240-8480

【世田谷区下北沢】
「ミリキタニの猫《特別篇》」上映会
◆日時:4月7日(日)10時〜(上映後ランチを食べていただけます)
4月14日(日) 10時〜(上映後トーク付)・15時〜・18時30分〜
◆詳細:https://www.facebook.com/kamaykitchen/
◆会場:かまいキッチン(下北沢駅 東口徒歩5分)
◆住所:世田谷区北沢2-33-6 第2ミチルビル2F
◆予約/問合せ:kamaykitchen@gmail.com
◆TEL:03-6318-5323

 

映画『ミリキタニの猫』

2001年初頭。80歳のジミー・ミリキタニはニューヨーク、ソーホーの街角で毎日猫の絵を描いているホームレスアーティストだった。そして9.11同時多発テロ事件のあの日。崩れ落ちる世界貿易センタービルのすぐ近くで、もうもうと立ちこめる煙の中、ミリキタニは平然と、いつも通りに路上で絵を描き続けていたー。

◆公式サイト:http://nekonomirikitani.com

 

ジミー・ミリキタニ作品について

戦前に木村武山、川合玉堂に学んだことを誇りとし、師と仰いだ2人の名前を絵に書き込んだ作品も多数あるミリキタニは、日本画家としての自恃の気概を生涯もっていた。基本的には岩絵の具と墨で描く日本画の視覚・触覚効果を、ポールペン、クレヨン、色鉛筆で出すために、様々な手法を創造的に駆使している。日本画へのこだわりを、ニューヨークの街頭という場で入手可能な画材で表現したミリキタニ作品。その作品群は、「ニューヨークストリートで生まれた日本画」とも言うべき、脱領域的でハイブリッドな創造性を示している。

ミリキタニが好んで描いたモチーフは、猫、日系人強制収容所、そして彼の原風景である”故郷” ヒロシマの風景や動植物だった。映像や印刷を通して見るのとは違った迫力と魅力をもつミリキタニの絵画。路上生活者となってまでもニューヨークで描き続けたパワーの源とは何だったのか。

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第二次世界大戦に翻弄され、9.11に遭い、それでも運命を静かに受け入れてニューヨークに暮らし続けた日系アメリカ人、ジミー・ミリキタニ(1920〜2012年)。ホームレスだった彼がストリートで描き続けた猫は、優しい温もりのある独特のタッチだ。そんな彼の作品展が4月2日、全労済ホール/スペースゼロ B1ギャラリー・展示室(渋谷区代々木2)で始まった。

 

絵画展について

サクラメント、ヒロシマ、シアトル、ツールレイク日系人強制収容所、そしてニューヨーク。歴史に翻弄された人生をおくりながら、亡くなるまで描きつづけたニューヨーク路上の「グランド・マスター」ジミー・ミリキタニ(1920〜2012)。一昨年に続いて、全労済ホール/スペース・ゼロにて、ジミー・ミリキタニの絵画展をスケールアップした形で開催する。

会場には、初公開作品を含む70点以上の作品のほか、未発表ポートレート(「ミリキタニの記憶」出演、佐藤哲郎撮影)、ミリキタニと同時期にニューヨークの路上に暮らしていたホームレスたちの写真展(佐藤哲郎撮影)なども展示される。

◆会期:2019年4月2日(火)~4月12日(金)
◆開館時間:11時~19時30分(最終日は17時まで)
*休館日会期中無休
入場料無料
◆会場:全労済ホール/スペース・ゼロ B1ギャラリー・展示室
◆住所:渋谷区代々木2-12-10 全労済会館(新宿駅南口徒歩5分)
◆問合せ:070-5253-5695(MASA)/info@nekonomirikitani.com

【レセプション】
展示会会場にて開催します。どなたでも参加できます。
◆レセプション:4月6日(土) 15時~18時
◆ギャラリートーク:4月5日(金) 18時30分、4月7日(日)14時、4月10日(水)15時
※各30分ほどを予定

 

『ミリキタニの猫《特別編》』も上演中!

ドキュメンタリー映画「ミリキタニの猫」(2006年、監督:リンダ・ハッテンドーフ)でその波乱に満ちた生涯が明らかになったジミー・ミリキタニ。現在は「ミリキタニの猫」と追悼短編「ミリキタニの記憶」(2016年、監督:Masa)の2本同時上映作『ミリキタニの猫《特別編》』として、各地で上演が続けられている。追悼短編と特別編では、当初知られていなかった過去を含めた彼の数奇な人生が描かれている。

【田端】
劇場公開・・・バリアフリーのユニバーサルシアター
◆日時:4月1日(月)~16日(火)  連日17時~
※水曜定休(13日、14日は上映後トーク付)
◆劇場:シネマ・チュプキ・タバタ(JR田端駅 北口徒歩5分)
◆住所:北区東田端2-8-4
◆TEL: 03-6240-8480

【世田谷区下北沢】
「ミリキタニの猫《特別篇》」上映会
◆日時:4月7日(日)10時〜(上映後ランチを食べていただけます)
4月14日(日) 10時〜(上映後トーク付)・15時〜・18時30分〜
◆詳細:https://www.facebook.com/kamaykitchen/
◆会場:かまいキッチン(下北沢駅 東口徒歩5分)
◆住所:世田谷区北沢2-33-6 第2ミチルビル2F
◆予約/問合せ:kamaykitchen@gmail.com
◆TEL:03-6318-5323

 

映画『ミリキタニの猫』

2001年初頭。80歳のジミー・ミリキタニはニューヨーク、ソーホーの街角で毎日猫の絵を描いているホームレスアーティストだった。そして9.11同時多発テロ事件のあの日。崩れ落ちる世界貿易センタービルのすぐ近くで、もうもうと立ちこめる煙の中、ミリキタニは平然と、いつも通りに路上で絵を描き続けていたー。

◆公式サイト:http://nekonomirikitani.com

 

ジミー・ミリキタニ作品について

戦前に木村武山、川合玉堂に学んだことを誇りとし、師と仰いだ2人の名前を絵に書き込んだ作品も多数あるミリキタニは、日本画家としての自恃の気概を生涯もっていた。基本的には岩絵の具と墨で描く日本画の視覚・触覚効果を、ポールペン、クレヨン、色鉛筆で出すために、様々な手法を創造的に駆使している。日本画へのこだわりを、ニューヨークの街頭という場で入手可能な画材で表現したミリキタニ作品。その作品群は、「ニューヨークストリートで生まれた日本画」とも言うべき、脱領域的でハイブリッドな創造性を示している。

ミリキタニが好んで描いたモチーフは、猫、日系人強制収容所、そして彼の原風景である”故郷” ヒロシマの風景や動植物だった。映像や印刷を通して見るのとは違った迫力と魅力をもつミリキタニの絵画。路上生活者となってまでもニューヨークで描き続けたパワーの源とは何だったのか。

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