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今やスマホに入らないのは猫ぐらいのもんだ



「Qrio(キュリオ)」なる機器を自宅の玄関のドアに取り付けてみました。猫とは関係ない話なのですが。

Qrioとは何かといいますと、スマートフォンが家の玄関の鍵の代わりになる、というものです(興味のある方は検索して見てくださいね)。玄関の内側のサムターンに噛まし、スマホのアプリから通信して施錠、解錠をガチャッと行うことができるのです。つまり外出時に鍵を持たなくても良くなるのですね。これまで鍵をキーホルダーとともにポケットに入れて持ち歩いていた僕にとってはポケットがひとつ空いて身軽になる、ということです。


とはいえまあ、不測の事態に閉め出されるのも怖いので、実際には従来の鍵もカバンの奥に突っ込んで持ち歩いているわけですが…。永年専有されていたポケットが空になる、この小さな幸せ感はちょっと心地よいのです(ちなみにQrioには他にもいろいろと便利機能があります。誰かに一時的に合鍵をアプリで渡したり、オートロックであったり、施錠や解錠の履歴管理なども)。

この「何かをスマホに入れてしまう心地よさ」は最近、僕の財布の中にも適用されていまして、お店のポイントカードであったり、クレジットカードであったり、キャッシュカードさえも今やどんどんアプリ化されてスマホで提示することが増えています。財布の中がかさばってしまう最大の要因であるプラスチックのカードが徐々に淘汰されていき、財布が軽く小さくなっていく快感はちょっと病みつきです。運転免許証も早くアプリ化してくれないかと思っているほどです。

スマホでできること

持ち物の中で今や財布以上に貴重な存在となっているスマホですが、改めてスマホでできることを思いつくままに並べてみましょう。いやもう、凄いことになっています。

・電話
・音楽を聴く
・動画や映画を見る
・メールする
・チャットする
・レジの支払い
・クレジットカード
・定期券
・メモ帳
・ボイスレコーダー
・本を読む
・雑誌を読む
・新聞を読む
・漫画を読む
・ポイントカード
・キャッシュカード
・預金通帳
・時計
・家の鍵
・路線図 電車の乗り換え検索
・カメラ
・アルバム
・ラジオを聴く
・家電のリモコン
・名刺管理
・電話帳
・ルーペ
・ものさし
・万歩計
・電卓
・目覚まし
・懐中電灯
・コンパス
・カレンダー
・ナビ
・辞書

実際はこれらの機能を実現しているのは、周辺機器であったりWifiやネットへの接続であったりアプリであったりするわけですが、それらのすべてを手のひらの上でちょいちょいと操作できてしまう、感覚的にはすべてがスマホの中に収まる集約感は凄いですね。




今は充電さえもワイヤレスで行えるようになり、ここ数年のスマホの進化は目を見張るものがあります。僕がぜひとも早く実現して欲しいと思っている技術の一つは「ホログラムディスプレイ」ですかね。スマホのディスプレイは大きい方がいい。でもスマホの本体は小さい方がいい。この悩ましい矛盾が一気に解決できますよね。いつになるんでしょう。


どれほど技術が発達しても猫はスマホに入りません。やっぱり猫は別物だな…というお話。猫の写真は入りますけどね。


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