こんにちは!
盛岡市にある保護猫カフェもりねこです。

もりねこでは2017年に通常の保護猫カフェとは別フロアに、「ハンディのある猫たちのためのシェルター」として、「もりねこプラス タイコウクロノーブキャットシェルター」を設立いたしました。シェルターにどんなハンディを持った猫たちがいるのかご紹介します。

お外の猫には馴染み深い猫エイズ

まず一番多いのが通称猫エイズとも呼ばれるFIVキャリアの猫たち。「エイズ」というと恐ろしい病気のように聞こえるかもしれませんが、実はお外の猫たちにとってはよくある感染症。盛岡ではお外で暮らす猫のおよそ3割がこのFIVに感染しているとも言われています

なぜFIVキャリアの猫がそんなに多いのかというと、感染しても長生きすることができる病気だからに他なりません。これが致死率の高い病気だったら、感染が広がるよりも先に猫が亡くなってしまうことでしょう。もりねこのキャリア猫たちにも10歳を超えてまだまだ元気な猫たちもたくさんいるんですよ。

例えばこちらの海老蔵くん。

保健所から引き取った当時は約6歳でしたが、それから4年以上経ちました。その間、大きく体調を崩すこともなく元気にのんびり暮らしています。もりねこのシェルターを訪れるお客さまは、猫たちが健やかに幸せに暮らしていることに大変驚かれます。

身体的ハンディもなんのその!

その他のハンディといえば、身体的なものはわかりやすいですね。生まれつき両脚が欠損しているハンディのあったやきいもちゃん。

FIVキャリアに加え、劣悪な環境で育ったことにより目が見えなくなってしまったすず音ちゃん。

やきいもちゃんやすず音ちゃんも素敵な家族と出会うことができまして、愛情いっぱいに大切にされ幸せに暮らしています。こんなハンディのある猫たちと普通に接している私たちもりねこスタッフにとっては、この子たちと暮らす毎日が当たり前のこと。そもそもこの子たちの何がハンディなの??とさえ感じています。

確かに、普通の猫とちょっとワケありの猫、どちらか選べと言われたら普通の猫を選びたくなる気持ちはわかります。でもこれまでハンディを抱える猫を選んでくださった家族の皆さまは、実は誰一人として「ハンディがあるから」という理由でお迎えを決めたわけではありません。

「会ってみたらどの子よりも可愛かったから」
「ビビッときたから」
「子どもがこの子がいいと決めたから」

などなど、本当にこの子と運命の出会いを果たしてしまったから、といったところなのです。私たちにとっても、お迎えしてくださる家族の皆さまにとっても、ハンディはもうハンディではありません。

選ばれし者だけが迎えられる「スペシャリティキャット」

そもそも当の猫だってハンディなんて何のその。ごはんの要求もおもちゃの要求も他の猫に負けず主張して、堂々と暮らしています。本ニャンでさえ気にしていないことを周りがとやかく言うのも失礼ではありませんか。

そんなわけで、もりねこでは今後「ハンディのある猫」なんて野暮ったい呼び方はやめて、普通の猫よりもさらに個性豊かなワンランク上のスペシャルな猫「スペシャリティキャット」と称することにいたしました!猫のスペシャル度が上がれば上がるほど、特別なケアも必要となるため、お迎えする家族の皆さまへの審査も厳しくなります。

例えばこちらのニルヴァーナちゃん。

慢性腎不全のため、毎日の皮下輸液が必要です。

こちらのガレくんは皮膚炎のため常時カラーをつけて生活しています。

アナちゃんは事故による骨盤骨折で排泄のコントロールができないためオムツがチャームポイントです。

真の猫愛と、スペシャルなケアにも対応できる技術(と経済力)を持つ選び抜かれた方にだけ、スペシャリティキャットをお迎えしていただくことができます。もちろんスペシャル度は猫によってさまざまですので、どんなケアが必要なのかはお気軽にスタッフまで声をかけてくださいね。

もりねこではスタッフに動物看護師もおりますので、スペシャルなケアの指導はもちろんのこと、お迎えいただいた後も継続して猫たちが幸せに暮らせるよう、全力でサポートいたします。

ぜひワンランク上のスペシャルな猫たちに会いにいらしてくださいね!あなたにも運命の出会いが待っているかもしれませんよ。

著者:もりねこ

こんにちは!
盛岡市にある保護猫カフェもりねこです。

もりねこでは2017年に通常の保護猫カフェとは別フロアに、「ハンディのある猫たちのためのシェルター」として、「もりねこプラス タイコウクロノーブキャットシェルター」を設立いたしました。シェルターにどんなハンディを持った猫たちがいるのかご紹介します。

お外の猫には馴染み深い猫エイズ

まず一番多いのが通称猫エイズとも呼ばれるFIVキャリアの猫たち。「エイズ」というと恐ろしい病気のように聞こえるかもしれませんが、実はお外の猫たちにとってはよくある感染症。盛岡ではお外で暮らす猫のおよそ3割がこのFIVに感染しているとも言われています

なぜFIVキャリアの猫がそんなに多いのかというと、感染しても長生きすることができる病気だからに他なりません。これが致死率の高い病気だったら、感染が広がるよりも先に猫が亡くなってしまうことでしょう。もりねこのキャリア猫たちにも10歳を超えてまだまだ元気な猫たちもたくさんいるんですよ。

例えばこちらの海老蔵くん。

保健所から引き取った当時は約6歳でしたが、それから4年以上経ちました。その間、大きく体調を崩すこともなく元気にのんびり暮らしています。もりねこのシェルターを訪れるお客さまは、猫たちが健やかに幸せに暮らしていることに大変驚かれます。

身体的ハンディもなんのその!

その他のハンディといえば、身体的なものはわかりやすいですね。生まれつき両脚が欠損しているハンディのあったやきいもちゃん。

FIVキャリアに加え、劣悪な環境で育ったことにより目が見えなくなってしまったすず音ちゃん。

やきいもちゃんやすず音ちゃんも素敵な家族と出会うことができまして、愛情いっぱいに大切にされ幸せに暮らしています。こんなハンディのある猫たちと普通に接している私たちもりねこスタッフにとっては、この子たちと暮らす毎日が当たり前のこと。そもそもこの子たちの何がハンディなの??とさえ感じています。

確かに、普通の猫とちょっとワケありの猫、どちらか選べと言われたら普通の猫を選びたくなる気持ちはわかります。でもこれまでハンディを抱える猫を選んでくださった家族の皆さまは、実は誰一人として「ハンディがあるから」という理由でお迎えを決めたわけではありません。

「会ってみたらどの子よりも可愛かったから」
「ビビッときたから」
「子どもがこの子がいいと決めたから」

などなど、本当にこの子と運命の出会いを果たしてしまったから、といったところなのです。私たちにとっても、お迎えしてくださる家族の皆さまにとっても、ハンディはもうハンディではありません。

選ばれし者だけが迎えられる「スペシャリティキャット」

そもそも当の猫だってハンディなんて何のその。ごはんの要求もおもちゃの要求も他の猫に負けず主張して、堂々と暮らしています。本ニャンでさえ気にしていないことを周りがとやかく言うのも失礼ではありませんか。

そんなわけで、もりねこでは今後「ハンディのある猫」なんて野暮ったい呼び方はやめて、普通の猫よりもさらに個性豊かなワンランク上のスペシャルな猫「スペシャリティキャット」と称することにいたしました!猫のスペシャル度が上がれば上がるほど、特別なケアも必要となるため、お迎えする家族の皆さまへの審査も厳しくなります。

例えばこちらのニルヴァーナちゃん。

慢性腎不全のため、毎日の皮下輸液が必要です。

こちらのガレくんは皮膚炎のため常時カラーをつけて生活しています。

アナちゃんは事故による骨盤骨折で排泄のコントロールができないためオムツがチャームポイントです。

真の猫愛と、スペシャルなケアにも対応できる技術(と経済力)を持つ選び抜かれた方にだけ、スペシャリティキャットをお迎えしていただくことができます。もちろんスペシャル度は猫によってさまざまですので、どんなケアが必要なのかはお気軽にスタッフまで声をかけてくださいね。

もりねこではスタッフに動物看護師もおりますので、スペシャルなケアの指導はもちろんのこと、お迎えいただいた後も継続して猫たちが幸せに暮らせるよう、全力でサポートいたします。

ぜひワンランク上のスペシャルな猫たちに会いにいらしてくださいね!あなたにも運命の出会いが待っているかもしれませんよ。

著者:もりねこ