熊本県での地震の被害により亡くなられた方々、動物たちに謹んでお悔やみ申し上げます。また被災されている方々、動物たちに心よりお見舞い申し上げます。
今回は非力ながら少しでも何かお役に立てる記事を書きたいと思いました。
被災されている猫たちと飼い主さんの心が少しでも和らいでいただけるよう、ストレス緩和のツボをご紹介します。
熊本県での地震の被害により亡くなられた方々、動物たちに謹んでお悔やみ申し上げます。また被災されている方々、動物たちに心よりお見舞い申し上げます。
今回は非力ながら少しでも何かお役に立てる記事を書きたいと思いました。
被災されている猫たちと飼い主さんの心が少しでも和らいでいただけるよう、ストレス緩和のツボをご紹介します。
★ ツボの押し方
第3回(https://nyanmaga.com/massage-2/)でもご紹介しましたが、ツボを押す際は1、2、3と徐々にツボを押し、押したまま1、2、3と数えてキープ。再び1、2、3と数えながら徐々に力を抜いていきます。圧力は人より弱めに優しくが基本です。
また、人も猫もツボは同じです。飼い主さんご自身だけでなく、ご家族などにもツボを押してあげてください。人に押す場合は「痛キモ」くらいの圧力です。
1. 液門(えきもん)
前足(人の場合は手)の薬指と小指の間の水かきのところです。身体が休息、リラックスしているときに働く副交感神経を優位にするツボです。猫が緊張状態、興奮気味のときに押してあげてください。
2.神門(しんもん)
前足の手首の下のほうにある小さな肉球の下のくぼみです。人の場合、手のひら側の小指の筋を下にたどり、手首にあるクリクリのすぐ下のくぼんだところです。
猫に落ち着きがなかったり、不安そうなときに有効なツボです。
3.内関(ないかん)
前足の手のひら側、手首と肘の距離でいうと手首から1/4のところの真ん中(尺骨と橈骨の間)にあります。小さな肉球の斜め横下あたりです。人の場合は手首から指3本分下のところにあたります。車酔いなどの吐き気があるときに有効なツボです。
4.丹田(たんでん)
おヘソのすぐ下にある部位です(ツボではありません)。ここを優しく円マッサージしてあげてください。円マッサージは第3回でも紹介しましたが、ひらがなの「の」の字を描くようなマッサージです。
ストレスは丹田に溜まると言われており、ここをほぐすことでイライラの解消に効果的です。
5. 攅竹(さんちく)〜絲竹空(しちくくう)
最後にお顔のツボです。人でいうと眉頭が攅竹、眉尻が絲竹空にあたります。猫に眉毛があると想定して、眉頭から眉尻にかけて優しくマッサージしてあげてください。目を細めて気持ちよさそうな表情をしてくれると思います。緊張が続いてコリコリになっている頭や視神経をゆるめ、心をほぐすのに役立ちます。
ストレス緩和に効果的なツボ・部位をご紹介しました。
第1回(https://nyanmaga.com/licking/)でもお話ししたように、猫の身体全体も撫でてあげてください。撫でることはリッキング(舐める)の代わりとなり、猫の免疫力アップにつながります。それに撫でることによって飼い主さんの愛が伝わりますよね。撫でながら「可愛いね」「大好きだよ」「愛してる」と言ってあげてください。猫にとって一番の幸せ=飼い主さんからの「愛」だと思います!
<撮影協力>
にゃんこマガジン編集部の猫ちゃんたち、モカちゃん