こんにちは。
黒猫大家こと千葉裕二です。
今日は、うちのアズ(キジトラ♀)が家族になった日のお話です。
ジジさんとの暮らしも慣れた2015年の秋頃。
このままジジさんは一人っ子でもいいのだろうか?留守番の時に寂しくないように、相棒が居たほうが良いのではないか?と考えるようになっていました。私たち人間だけとの生活もいいけれど、猫は猫同士、仲間がいるとジジさんはもっと楽しいかもしれません。
ということで、ジジさんに相棒を迎えるべく、今回も里親募集中の猫ちゃんたちに会いに、「仙都動物病院」へ行くことにしました。いつも保護猫さんたちで賑やかな仙都動物病院。その中で、兄弟猫や仲間とひときわ積極的に遊ぶ子が目に留まりました。それがアズでした。
何というか、「ビビビ」と感じて、この子ならジジと仲良くやっていけるかも知れない!と思ったのです。二人が遊んでいるシーンが目にい浮かびました。ということで、すぐにトライアル(※)を申し込んで、我が家に迎え入れることにしました。
※トライアルとは、里親として正式に迎えますが、万が一、先住猫との相性が悪いなどで、どうしても家族の一員になれない場合に里親募集元に返すことができる制度です。また、その逆もあり、トライアル期間中に飼い主として相応しくないと判断されてしまった場合には、トライアルが中断になることも。家族に迎え入れるのですから、それなりの覚悟は必要です。
「アズ」と名付けたこの子は、猫風邪で鼻水と涙がひどい状態でした。とりあえず別の部屋に隔離して、まずは我が家に慣れてもらいながら静養することにしました。
すると、ジジさんはすぐに気配に気づいたようで、アズちゃんが居る部屋のドアの前へきて「そこに居るのはだれー?」と鳴いてました。仲良くしたいのかな? でもご対面はおあずけ。
1週間ほどして、アズの風邪はだいぶ良くなりました。
まだ少し鼻水とたまにくしゃみが出るものの、元気過ぎて困るぐらい。
写真を撮ろうとしてもずっと動き回って、なかなか写真が撮れず、やっと撮れたのがこの写真でした。
猫風邪が治まったころから、早く気持ちを抑え、先輩猫のジジさんと徐々に対面させてみました。ドキドキしながら行った初顔合わせでは、アズがビックリしたのか「シャー」と威嚇して、ジジが逃げるというまさかの展開。
子猫(メス)に威嚇されて逃げる当時4歳(オス)…ぉぃぉぃ。
ジジさんはビビリな性格ですが、ここまでとは…。
アズの方はというと、早々に心を開いたようで、ジジと仲良くなろうと鼻キスをしようとしたり積極的なのに、今度はジジが「シャー」と威嚇する始末(でもジジが逃げる)。
ジジの性格からすると、しばらくかかりそうだなと思っていたら、アズが我が家に来てから1カ月ほどで距離がどんどん縮まり、お互いにグルーミングする程に!飼い主として、こんな嬉しく幸せなことはありません。
ジジさんが私たちの思っていた以上にお兄さんぶりを発揮し、よく面倒を見てくれたおかげかな。さらにアズちゃんはとても活発な子で、キャットウォークにも積極的にトライしてくれました。ご覧の通り、透明キャットウォークも躊躇することなくやすやすと登って驚かされました。
そして何より嬉しかったのは、可愛い寝姿まで披露してくれたこと。しばらくは私たちの前で寝る姿を見せてくれなかったアズちゃんでしたが、もうすっかりリラックスの様子です。
一時は、本当に仲良くなれるのか心配でしたが、すっかり家族の一員になりました。
***
あれから、約2年半。
ジジさんとアズちゃんは、時々はケンカをしながらも仲良く過ごしてくれています。
いや〜嬉しいですね。一人っ子の時にはなかった喜びです。
これからも仲良く長生きしてね。
著者:黒猫大家 千葉裕二
こんにちは。
黒猫大家こと千葉裕二です。
今日は、うちのアズ(キジトラ♀)が家族になった日のお話です。
ジジさんとの暮らしも慣れた2015年の秋頃。
このままジジさんは一人っ子でもいいのだろうか?留守番の時に寂しくないように、相棒が居たほうが良いのではないか?と考えるようになっていました。私たち人間だけとの生活もいいけれど、猫は猫同士、仲間がいるとジジさんはもっと楽しいかもしれません。
ということで、ジジさんに相棒を迎えるべく、今回も里親募集中の猫ちゃんたちに会いに、「仙都動物病院」へ行くことにしました。いつも保護猫さんたちで賑やかな仙都動物病院。その中で、兄弟猫や仲間とひときわ積極的に遊ぶ子が目に留まりました。それがアズでした。
何というか、「ビビビ」と感じて、この子ならジジと仲良くやっていけるかも知れない!と思ったのです。二人が遊んでいるシーンが目にい浮かびました。ということで、すぐにトライアル(※)を申し込んで、我が家に迎え入れることにしました。
※トライアルとは、里親として正式に迎えますが、万が一、先住猫との相性が悪いなどで、どうしても家族の一員になれない場合に里親募集元に返すことができる制度です。また、その逆もあり、トライアル期間中に飼い主として相応しくないと判断されてしまった場合には、トライアルが中断になることも。家族に迎え入れるのですから、それなりの覚悟は必要です。
「アズ」と名付けたこの子は、猫風邪で鼻水と涙がひどい状態でした。とりあえず別の部屋に隔離して、まずは我が家に慣れてもらいながら静養することにしました。
すると、ジジさんはすぐに気配に気づいたようで、アズちゃんが居る部屋のドアの前へきて「そこに居るのはだれー?」と鳴いてました。仲良くしたいのかな? でもご対面はおあずけ。
1週間ほどして、アズの風邪はだいぶ良くなりました。
まだ少し鼻水とたまにくしゃみが出るものの、元気過ぎて困るぐらい。
写真を撮ろうとしてもずっと動き回って、なかなか写真が撮れず、やっと撮れたのがこの写真でした。
猫風邪が治まったころから、早く気持ちを抑え、先輩猫のジジさんと徐々に対面させてみました。ドキドキしながら行った初顔合わせでは、アズがビックリしたのか「シャー」と威嚇して、ジジが逃げるというまさかの展開。
子猫(メス)に威嚇されて逃げる当時4歳(オス)…ぉぃぉぃ。
ジジさんはビビリな性格ですが、ここまでとは…。
アズの方はというと、早々に心を開いたようで、ジジと仲良くなろうと鼻キスをしようとしたり積極的なのに、今度はジジが「シャー」と威嚇する始末(でもジジが逃げる)。
ジジの性格からすると、しばらくかかりそうだなと思っていたら、アズが我が家に来てから1カ月ほどで距離がどんどん縮まり、お互いにグルーミングする程に!飼い主として、こんな嬉しく幸せなことはありません。
ジジさんが私たちの思っていた以上にお兄さんぶりを発揮し、よく面倒を見てくれたおかげかな。さらにアズちゃんはとても活発な子で、キャットウォークにも積極的にトライしてくれました。ご覧の通り、透明キャットウォークも躊躇することなくやすやすと登って驚かされました。
そして何より嬉しかったのは、可愛い寝姿まで披露してくれたこと。しばらくは私たちの前で寝る姿を見せてくれなかったアズちゃんでしたが、もうすっかりリラックスの様子です。
一時は、本当に仲良くなれるのか心配でしたが、すっかり家族の一員になりました。
***
あれから、約2年半。
ジジさんとアズちゃんは、時々はケンカをしながらも仲良く過ごしてくれています。
いや〜嬉しいですね。一人っ子の時にはなかった喜びです。
これからも仲良く長生きしてね。
著者:黒猫大家 千葉裕二