こんにちは。
株式会社ウィズキャット広報担当、キャットアドバイザーの林ゆみです。

前回は、「スリッカーブラシ」は毎日のお手入れに向かないとお話をいたしました。

スリッカーブラシのお話をしてから、「じゃあ、毎日のブラシには何が合っているの?」とブラシに関するご質問をとても多くの方にいただきました。そこで今回は、猫ちゃんの毎日のお手入れにおすすめのブラシについてお話しいたします。

意外と知らない正しいブラシの選び方・使い方

猫用のブラシにはたくさんの種類があります。選び方がわからず「取りあえずお店にあったものを買った」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ブラシの選び方や使い方を間違えてしまうと、猫ちゃんの毛やお肌を傷つけてしまうこともあります。さらにブラッシングが猫ちゃんにとってストレスになり、ブラッシングを嫌いになってしまうことも…。

ブラシには説明書なんてついておらず、「正しい選び方」や「正しい使い方」はブラシを見ただけではわかりませんよね…。

私も昔、ブラシの使い方や選び方がわからず、愛猫に迷惑をかけてしまったことがあります。

実家で飼っていたちびた

私が小学生のころのお話です。ちびたという子猫を迎え入れ、お店にブラシを買いに行きました。しかし、どのブラシを選べばいいのかわからず、非常に目の細かい「ノミとりコーム」を購入してしまいました。

家に帰り「さっそくちびたをブラッシングしてあげよう!」と意気込んでブラッシングをしてみたところ、このノミとりコームが毛に絡んでひっかかってしまい、うまくブラッシングできません。「なんでこんなにひっかかるんだろう?」と思いながらも、無理やりブラッシングを続けるとちびたは怒って逃げてしまいました。

ノミとりコーム

そう、ノミとりコームでブラッシングしようとして、無理に毛を引っ張ると、お肌まで引っ張られてしまい、猫ちゃんはとても痛い思いをしてしまうのです。このノミとりコームは、毛と毛の間に潜むノミを捕まえるための道具です。毛の間に潜んだ細かなゴミなどをとる場合にはとっても使いやすくて便利なのですが、全身のブラッシングには不向きなのです。

今考えても「ちびたには迷惑をかけたなぁ・・・」と申し訳なく思います。

さすがに私のようにノミとりコームを毎日のお手入れ用として購入してしまう方はいないかもしれませんが、使うブラシの選択を誤ると、愛猫に痛い思いをさせてしまう原因にもなってしまいます。だからこそ、愛猫の健やかな生活のため「愛猫に合ったブラシ」の選び方を知っていただきたいのです。

毎日のお手入れにはこれ!

毎日のブラッシングにはどのようなブラシを選べば良いのか?
私は、「獣毛ブラシ」をおススメしています。

獣毛ブラシ

実は、獣毛ブラシはさまざまなブラシの中で唯一「どんな毛質でもOK!」な毎日のブラッシングに最適なブラシです。

【理由1】 柔らかくて、被毛に優しい
獣毛ブラシは何といっても「柔らかい」という特徴があります。硬い金属でできているピンブラシや、スリッカーブラシは正しい使い方をしないと、皮膚や毛を傷つけてしまいますが、柔らかい毛でできている獣毛ブラシを選べば皮膚や毛を傷つけることなく、優しく汚れを落とすことができます。

【理由2】 静電気の発生を抑えられる
また、ナイロンやプラスチックなど化学繊維でできたブラシに比べ、獣毛ブラシには静電気の発生を抑えられるという利点もあります。ナイロン製のブラシを使って猫ちゃんをブラッシングするととても静電気が起きやすいのですが、獣毛のブラシは猫ちゃんの毛と性質が似ているので静電気が起こりにくいのです。

【理由3】 ツヤツヤで、美しい毛並みに!
さらに、自然なツヤが出るという素敵なメリットもあります!獣毛ブラシを用いてブラッシングすると皮膚に適度な刺激を与え、マッサージ効果があります。代謝を促し自然な毛艶を出すことができるのです。

以上の理由から、私は毎日のブラッシングには「獣毛ブラシ」をおススメしています。

ブラシを購入する際には、ご紹介した点を意識して選んでいただければと思います。そうすれば猫ちゃんを不要に傷つけることもなくなり、あなたの猫ちゃんはいつもふわふわ、ツヤツヤな猫ちゃんでいられると思います。なお、獣毛ブラシは豚毛など、なるべく柔らかい素材のものを選んであげてください。

また、短毛の猫ちゃんは獣毛ブラシが1本あれば十分ですが、長毛の猫ちゃんには獣毛ブラシと一緒に毛をとかし、毛玉を防ぐためのコームも一緒に準備してあげれば、さらに完璧です!

コーム

コームは毛並みをそろえるだけでなく、少し寝かせてとかすことでデッドヘアー(抜け落ちた毛)を取り除くことができます。猫ちゃんには、目の細かく小さめのコームが使いやすいです。

いかがでしたか?ブラッシングやブラシに迷った際には、ぜひ、参考にしてみてくださいね。本日の内容があなたと愛猫さんの暮らしに、少しでもお役に立てれば幸いです。

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著者:ウィズキャット林 ゆみ

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前回は、「スリッカーブラシ」は毎日のお手入れに向かないとお話をいたしました。

スリッカーブラシのお話をしてから、「じゃあ、毎日のブラシには何が合っているの?」とブラシに関するご質問をとても多くの方にいただきました。そこで今回は、猫ちゃんの毎日のお手入れにおすすめのブラシについてお話しいたします。

意外と知らない正しいブラシの選び方・使い方

猫用のブラシにはたくさんの種類があります。選び方がわからず「取りあえずお店にあったものを買った」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ブラシの選び方や使い方を間違えてしまうと、猫ちゃんの毛やお肌を傷つけてしまうこともあります。さらにブラッシングが猫ちゃんにとってストレスになり、ブラッシングを嫌いになってしまうことも…。

ブラシには説明書なんてついておらず、「正しい選び方」や「正しい使い方」はブラシを見ただけではわかりませんよね…。

私も昔、ブラシの使い方や選び方がわからず、愛猫に迷惑をかけてしまったことがあります。

実家で飼っていたちびた

私が小学生のころのお話です。ちびたという子猫を迎え入れ、お店にブラシを買いに行きました。しかし、どのブラシを選べばいいのかわからず、非常に目の細かい「ノミとりコーム」を購入してしまいました。

家に帰り「さっそくちびたをブラッシングしてあげよう!」と意気込んでブラッシングをしてみたところ、このノミとりコームが毛に絡んでひっかかってしまい、うまくブラッシングできません。「なんでこんなにひっかかるんだろう?」と思いながらも、無理やりブラッシングを続けるとちびたは怒って逃げてしまいました。

ノミとりコーム

そう、ノミとりコームでブラッシングしようとして、無理に毛を引っ張ると、お肌まで引っ張られてしまい、猫ちゃんはとても痛い思いをしてしまうのです。このノミとりコームは、毛と毛の間に潜むノミを捕まえるための道具です。毛の間に潜んだ細かなゴミなどをとる場合にはとっても使いやすくて便利なのですが、全身のブラッシングには不向きなのです。

今考えても「ちびたには迷惑をかけたなぁ・・・」と申し訳なく思います。

さすがに私のようにノミとりコームを毎日のお手入れ用として購入してしまう方はいないかもしれませんが、使うブラシの選択を誤ると、愛猫に痛い思いをさせてしまう原因にもなってしまいます。だからこそ、愛猫の健やかな生活のため「愛猫に合ったブラシ」の選び方を知っていただきたいのです。

毎日のお手入れにはこれ!

毎日のブラッシングにはどのようなブラシを選べば良いのか?
私は、「獣毛ブラシ」をおススメしています。

獣毛ブラシ

実は、獣毛ブラシはさまざまなブラシの中で唯一「どんな毛質でもOK!」な毎日のブラッシングに最適なブラシです。

【理由1】 柔らかくて、被毛に優しい
獣毛ブラシは何といっても「柔らかい」という特徴があります。硬い金属でできているピンブラシや、スリッカーブラシは正しい使い方をしないと、皮膚や毛を傷つけてしまいますが、柔らかい毛でできている獣毛ブラシを選べば皮膚や毛を傷つけることなく、優しく汚れを落とすことができます。

【理由2】 静電気の発生を抑えられる
また、ナイロンやプラスチックなど化学繊維でできたブラシに比べ、獣毛ブラシには静電気の発生を抑えられるという利点もあります。ナイロン製のブラシを使って猫ちゃんをブラッシングするととても静電気が起きやすいのですが、獣毛のブラシは猫ちゃんの毛と性質が似ているので静電気が起こりにくいのです。

【理由3】 ツヤツヤで、美しい毛並みに!
さらに、自然なツヤが出るという素敵なメリットもあります!獣毛ブラシを用いてブラッシングすると皮膚に適度な刺激を与え、マッサージ効果があります。代謝を促し自然な毛艶を出すことができるのです。

以上の理由から、私は毎日のブラッシングには「獣毛ブラシ」をおススメしています。

ブラシを購入する際には、ご紹介した点を意識して選んでいただければと思います。そうすれば猫ちゃんを不要に傷つけることもなくなり、あなたの猫ちゃんはいつもふわふわ、ツヤツヤな猫ちゃんでいられると思います。なお、獣毛ブラシは豚毛など、なるべく柔らかい素材のものを選んであげてください。

また、短毛の猫ちゃんは獣毛ブラシが1本あれば十分ですが、長毛の猫ちゃんには獣毛ブラシと一緒に毛をとかし、毛玉を防ぐためのコームも一緒に準備してあげれば、さらに完璧です!

コーム

コームは毛並みをそろえるだけでなく、少し寝かせてとかすことでデッドヘアー(抜け落ちた毛)を取り除くことができます。猫ちゃんには、目の細かく小さめのコームが使いやすいです。

いかがでしたか?ブラッシングやブラシに迷った際には、ぜひ、参考にしてみてくださいね。本日の内容があなたと愛猫さんの暮らしに、少しでもお役に立てれば幸いです。

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