生体販売と繁殖をやめ、ペットショップを「卒業」した「アニマルライフ南行徳店」「アニマルライフ千葉本店」で4月15日、保護犬・保護猫の里親会「アニマルライフ 春の譲渡会2017」が開催されます。運営はアークス(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長:竹堂佳紀)。

保護猫のウニとトロ

里親会は今回で4回目。千葉本店では愛犬・愛猫撮影会、南行徳店では保護猫写真家ねこたろう氏による写真展、バルーンアート、似顔絵師による愛犬・愛猫の似顔絵描きも登場する、家族連れ、わんちゃん・猫ちゃん連れで楽しめるイベントです。

アニマルライフがペットショップを卒業した理由

同社が生体販売と繁殖をやめ、保護犬・保護猫の譲渡に切り替えたのは2016年7月。以前の店舗名は「ペットのジャングル」といい、20年以上地元に根付いてきたペットショップでした。店舗ではブリーダーとして繁殖も行い、子犬や子猫を販売。「ペットショップ卒業」を決断した背景には、悲しい目に遭っている犬猫が増えている現実、幼体を店頭に並べる日本のペットショップの慣習が世界的に見ると動物愛護に背いていること、従業員が生体販売に対して疑問を感じ始めていたことなどがあるそうです。

ペットショップ時代の店舗外観

生体販売を行っていたころの店内

現在は、生体販売に代わって自社で千葉市動物保護指導センターから引き取った犬猫たちの譲渡活動(里親探し)を行っています。並行して、動物病院、ペットホテル、トリミングサロン、フードなどのペット用品の販売、老犬老猫ホーム、アニマルシッターなどを一つの複合施設として運営することで事業を成り立たせているそうです。「経営は容易ではなく、模索の日々。でもペットショップを卒業したことに後悔はありません。正しい決断だったと考えております」と竹堂社長は言います。

ペットを取り巻く状況

現在、日本全国で飼われている犬や猫の数はおよそ1,979万頭(内、犬は992万頭、猫は987万頭)と推計されています(平成27年 一般社団法人ペットフード協会調べ)。その中で、1年間に自治体の保健所や動物愛護センター等に引き取られる犬や猫の数は、年間およそ13万7千頭にのぼります(平成27年度)。その引取り数は年々減少しているものの、1年間に引き取られる犬はおよそ4万7千頭(34%)、猫はおよそ9万頭(66%)となっています。犬は、所有者不明(迷子や所有者のいないもの)の成犬が多く、猫は所有者不明の幼齢猫が多くを占めています。

自治体に引き取られた犬や猫は、自治体等の努力により、飼い主へ返還されたり、新たな飼い主を探す取り組みが行われており、年間およそ5万頭の犬と猫が返還・譲渡されています。その割合は年々、増加してきていますが、自治体等の返還・譲渡の取り組み(予算、人員、体制、収容力)にも限界があり、引き取られた犬や猫の約6割の、およそ8万3千頭がやむなく殺処分されているのが現状です(引き取られた後の自然死や病死も含む。以上、環境省ホームページより引用)。

「センターからの引き取りを行い、独自で里親探しをすることで、そういった状況を少しでも改善し、まずは千葉県内の殺処分をゼロにしたいと願っています」と、竹同社長。にゃんこマガジンでは、そんな竹同社長の熱いコラムを連載中です!>>https://nyanmaga.com/author/87/

当社代表取締役・竹堂と保護犬のニイナ

卒業生のミニー。今は幸せに暮らしています

アニマルライフ春の譲渡会 概要


<1>保護犬・保護猫の譲渡会

千葉市動物保護指導センターより引き取り、千葉本店・南行徳店併設の直営動物病院やサロンで診察や治療、予防接種、避妊去勢手術、グルーミング、トレーニングなどを行い、日々スタッフの方々が愛情を注いでお世話をしている保護犬・保護猫たちが南行徳店に集合。譲渡には同社規定の条件があり、面談や家庭訪問の上、後日引渡しとなります。譲渡の際にはこれまでの医療費等として、譲渡費用3万5千円が必要です。

<2>保護ねこ写真展

保護猫写真家・ねこたろう
会社員の傍ら猫を撮り続けて20余年。近年は週末のほとんどを何処かの保護猫カフェで過ごす日々。Twitterに写真をアップしつつ保護猫カフェのリストを作成して配布するなどその啓蒙活動に力を注ぐ。2015年から行っている「保護ねこ写真展」は開催6回を数え、また埼玉県の地元保護団体と共同で開催した「さくらねこ活動写真展」は他団体にパネル貸出なども行い各地で展示されている。

 

<3>愛犬・愛猫撮影会

動物写真家・忍者(Animal Art No Brand

日本全国で愛犬・愛猫撮影会を行うアニマルアートノーブランドの代表。日大生命資源科学部卒。子どものころから動物全般が好きで、大学は動物に関することが学べる学部に入学したという生粋の動物好き。保護犬・保護猫の支援のため、保護団体などを対象にボランティア撮影も行う。楽しげな表情の明るくポップな作風が持ち味。


<日時・会場>
◆名称:アニマルライフ 春の譲渡会2017
◆日時:2017年4月15日(土)10時〜15時
◆南行徳店(メイン会場):
【イベント概要】
譲渡会(1階。当日のお引渡しはできません)、バルーンアート(2階。無料)、似顔  絵描き(1階。2千円以上の買物で無料進 呈)、保護ねこ写真展(1階・2階。無料)
【所在地】千葉県市川市相之川2-15-11
【問合せ】047-358-3773
【アクセス】
東京メトロ東西線・南行徳駅徒歩15分。または「スポーツランド行き」バス5分、「新井 新田停留所」下車徒歩2分。駐車場あり

◆千葉本店(サテライト会場):
【イベント概要】
愛犬愛猫撮影会(撮影は無料、気に入った写真があればデータにて販売)
【所在地】千葉県千葉市若葉区高品町899-2
【問合せ】043-252-5110
【アクセス】
総武線・千葉駅東口より13番線乗り場「みつわ台車庫行き」バス10分、
「高品第二公園」下車徒歩1分。駐車場あり


<会社概要>
◆会社名:株式会社 アークス(グロップグループ)
◆所在地:〒264-0024 千葉県千葉市若葉区高品町899-2
◆代表者:代表取締役 竹堂 佳紀
◆事業内容:動物病院、トリミング、アニマルシッター、老犬・老猫の介護ホーム、保護犬・保護猫の譲渡活動、物販(フード販売等)
◆店舗数:2店舗
◆設 立:2015年10月(平成27年)
◆資本金: 2,000万円
◆ホームページ:http://www.animallife-care.com

生体販売と繁殖をやめ、ペットショップを「卒業」した「アニマルライフ南行徳店」「アニマルライフ千葉本店」で4月15日、保護犬・保護猫の里親会「アニマルライフ 春の譲渡会2017」が開催されます。運営はアークス(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長:竹堂佳紀)。

保護猫のウニとトロ

里親会は今回で4回目。千葉本店では愛犬・愛猫撮影会、南行徳店では保護猫写真家ねこたろう氏による写真展、バルーンアート、似顔絵師による愛犬・愛猫の似顔絵描きも登場する、家族連れ、わんちゃん・猫ちゃん連れで楽しめるイベントです。

アニマルライフがペットショップを卒業した理由

同社が生体販売と繁殖をやめ、保護犬・保護猫の譲渡に切り替えたのは2016年7月。以前の店舗名は「ペットのジャングル」といい、20年以上地元に根付いてきたペットショップでした。店舗ではブリーダーとして繁殖も行い、子犬や子猫を販売。「ペットショップ卒業」を決断した背景には、悲しい目に遭っている犬猫が増えている現実、幼体を店頭に並べる日本のペットショップの慣習が世界的に見ると動物愛護に背いていること、従業員が生体販売に対して疑問を感じ始めていたことなどがあるそうです。

ペットショップ時代の店舗外観

生体販売を行っていたころの店内

現在は、生体販売に代わって自社で千葉市動物保護指導センターから引き取った犬猫たちの譲渡活動(里親探し)を行っています。並行して、動物病院、ペットホテル、トリミングサロン、フードなどのペット用品の販売、老犬老猫ホーム、アニマルシッターなどを一つの複合施設として運営することで事業を成り立たせているそうです。「経営は容易ではなく、模索の日々。でもペットショップを卒業したことに後悔はありません。正しい決断だったと考えております」と竹堂社長は言います。

ペットを取り巻く状況

現在、日本全国で飼われている犬や猫の数はおよそ1,979万頭(内、犬は992万頭、猫は987万頭)と推計されています(平成27年 一般社団法人ペットフード協会調べ)。その中で、1年間に自治体の保健所や動物愛護センター等に引き取られる犬や猫の数は、年間およそ13万7千頭にのぼります(平成27年度)。その引取り数は年々減少しているものの、1年間に引き取られる犬はおよそ4万7千頭(34%)、猫はおよそ9万頭(66%)となっています。犬は、所有者不明(迷子や所有者のいないもの)の成犬が多く、猫は所有者不明の幼齢猫が多くを占めています。

自治体に引き取られた犬や猫は、自治体等の努力により、飼い主へ返還されたり、新たな飼い主を探す取り組みが行われており、年間およそ5万頭の犬と猫が返還・譲渡されています。その割合は年々、増加してきていますが、自治体等の返還・譲渡の取り組み(予算、人員、体制、収容力)にも限界があり、引き取られた犬や猫の約6割の、およそ8万3千頭がやむなく殺処分されているのが現状です(引き取られた後の自然死や病死も含む。以上、環境省ホームページより引用)。

「センターからの引き取りを行い、独自で里親探しをすることで、そういった状況を少しでも改善し、まずは千葉県内の殺処分をゼロにしたいと願っています」と、竹同社長。にゃんこマガジンでは、そんな竹同社長の熱いコラムを連載中です!>>https://nyanmaga.com/author/87/

当社代表取締役・竹堂と保護犬のニイナ

卒業生のミニー。今は幸せに暮らしています

アニマルライフ春の譲渡会 概要


<1>保護犬・保護猫の譲渡会

千葉市動物保護指導センターより引き取り、千葉本店・南行徳店併設の直営動物病院やサロンで診察や治療、予防接種、避妊去勢手術、グルーミング、トレーニングなどを行い、日々スタッフの方々が愛情を注いでお世話をしている保護犬・保護猫たちが南行徳店に集合。譲渡には同社規定の条件があり、面談や家庭訪問の上、後日引渡しとなります。譲渡の際にはこれまでの医療費等として、譲渡費用3万5千円が必要です。

<2>保護ねこ写真展

保護猫写真家・ねこたろう
会社員の傍ら猫を撮り続けて20余年。近年は週末のほとんどを何処かの保護猫カフェで過ごす日々。Twitterに写真をアップしつつ保護猫カフェのリストを作成して配布するなどその啓蒙活動に力を注ぐ。2015年から行っている「保護ねこ写真展」は開催6回を数え、また埼玉県の地元保護団体と共同で開催した「さくらねこ活動写真展」は他団体にパネル貸出なども行い各地で展示されている。

 

<3>愛犬・愛猫撮影会

動物写真家・忍者(Animal Art No Brand

日本全国で愛犬・愛猫撮影会を行うアニマルアートノーブランドの代表。日大生命資源科学部卒。子どものころから動物全般が好きで、大学は動物に関することが学べる学部に入学したという生粋の動物好き。保護犬・保護猫の支援のため、保護団体などを対象にボランティア撮影も行う。楽しげな表情の明るくポップな作風が持ち味。


<日時・会場>
◆名称:アニマルライフ 春の譲渡会2017
◆日時:2017年4月15日(土)10時〜15時
◆南行徳店(メイン会場):
【イベント概要】
譲渡会(1階。当日のお引渡しはできません)、バルーンアート(2階。無料)、似顔  絵描き(1階。2千円以上の買物で無料進 呈)、保護ねこ写真展(1階・2階。無料)
【所在地】千葉県市川市相之川2-15-11
【問合せ】047-358-3773
【アクセス】
東京メトロ東西線・南行徳駅徒歩15分。または「スポーツランド行き」バス5分、「新井 新田停留所」下車徒歩2分。駐車場あり

◆千葉本店(サテライト会場):
【イベント概要】
愛犬愛猫撮影会(撮影は無料、気に入った写真があればデータにて販売)
【所在地】千葉県千葉市若葉区高品町899-2
【問合せ】043-252-5110
【アクセス】
総武線・千葉駅東口より13番線乗り場「みつわ台車庫行き」バス10分、
「高品第二公園」下車徒歩1分。駐車場あり


<会社概要>
◆会社名:株式会社 アークス(グロップグループ)
◆所在地:〒264-0024 千葉県千葉市若葉区高品町899-2
◆代表者:代表取締役 竹堂 佳紀
◆事業内容:動物病院、トリミング、アニマルシッター、老犬・老猫の介護ホーム、保護犬・保護猫の譲渡活動、物販(フード販売等)
◆店舗数:2店舗
◆設 立:2015年10月(平成27年)
◆資本金: 2,000万円
◆ホームページ:http://www.animallife-care.com