Site icon にゃんこマガジン

猫がつく屋号のお店が集まった「第3回 猫ノフルホン市」開催中

第3回DM (500x375)

東京・雑司ヶ谷にある和雑貨と古本のお店「旅猫雑貨店」において、《第3回 猫ノフルホン市》が始まりました。

左:雑司ヶ谷の駅から歩いてくると、こんなふうに店が見えてきます。  右:店主による手描きの看板。そろりそろりと歩いてきて、店をのぞいているかのような猫の姿がかわいい!

《猫ノフルホン市》は、都内や地方の古本イベントに多数参加している駄々猫舎さんが企画した古本市です。数年前のある時、ふと「猫屋号店主による古本市をやったらおもしろいだろうなぁ」と思いつき、それを旅猫雑貨店さんに持ちかけ、実現に至ったとのこと。今年で3回目の開催。私・ママ猫の古本やは昨年に引き続き、2回目の出店です。

店に入るとすぐ猫本コーナーが。参加店主が選んだ猫本がずらりと並ぶ

今年の出店者は、

◎かまねこ文庫(岩手)

◎豆ネコbooks(山形)

◎双猫屋(福島)

◎きじねこ堂(神奈川)

◎猫企画(神奈川)

◎utatoneko(岐阜)

◎レティシア書房(京都)

◎ねこちゃり(愛媛)

◎ひるねこBOOKS(東京)

◎古書 錆猫(東京)

◎駄々猫舎(東京)

◎ママ猫の古本やさん(東京)

 

この古本市では、猫本や猫雑貨はもちろんですが、各古書店店主が猫本以外の本も選んでおり、そこにも思わぬ“めっけもん”、掘り出し物があったりします。

本って、毎日びっくりするほどの本が新しく出ており、めまぐるしく流れていってしまう。そのスピード感も楽しいし、必要なことなのですが、時折、それについていかれないような、そんな感覚を感じたことのある人も多いのではないかなと思います。

古本の良さ、古本市の楽しさは、そういう流れ去ってしまった本たちが再び、静かに姿を現してくれて、こっちはゆっくり眺められて、選べるところにあるんじゃないかなぁ~なんて思ったりします。

また、期間中もいつもと同じように、旅猫雑貨店さんが選んだ和雑貨が並んでいます。

だるま、こけし、招き猫、はがきや便せん、文具、袋物、てぬぐい、昔の調理具、お裁縫道具…等々。どこかほっとして、ちょっと懐かしい匂いのする雑貨たち。

なにかひとつ持っていたくなります。

 

さて話を《猫ノフルホン市》に戻して…。

猫ノフルホン市では、旅猫雑貨店さん編集のもと、フリーペーパーが作られています。

毎回テーマがあり、今年は「お気に入りの招き猫」でした。

(お店を入ってすぐのところに置いてあり、期間中、店を訪れるともらうことができます)

焼き物あり、イラストあり、古いもの、新しいもの…など、いろいろな招き猫が。ひとつとして同じ顔がないのも楽しい。

1回目から3回目までのフリーペーパーの表紙。

第1回目のテーマは「私が好きな猫本」、第2回目のテーマは「気になる猫」でした。

あ、そうそう。昨年のテーマ「気になる猫」を読むと、出店者の中の「レティシア書房」さんが、猫屋号店として参加している理由がわかるんです。

(レティシア書房さんがまだ前職にあった頃、店主さんの家に迷い込んできて、15年間ともに暮らした猫の名前だそうです。いろいろな思い出があるようでした)

 

あたたかくなってきてお散歩にちょうどいい季節。

ふらりと《猫ノフルホン市》、雑司ヶ谷散策も楽しみながら、いかがでしょう。

 

■開催概要

タイトル:第参回 猫ノフルホン市

開催日程:2016年4月9日(土)~4月24日(日)

開催時間:平日12時~19時/土日11時~18時

定休日:月曜・火曜

開催場所:旅猫雑貨店

住所:〒171-0032 東京都豊島区雑司が谷2-22-17

アクセス:東京メトロ副都心線「雑司が谷」駅 1番出口から徒歩5分

都電荒川線「鬼子母神前」停留所から徒歩6分

 

■お問い合わせ先

旅猫雑貨店

電話:03-6907-7715

HP:http://www.tabineko.jp/


関連記事:

writer