年中お膝乗りするククちゃん(アメリカンショートヘア、女の子)は、日向ぼっこやストーブなど熱いところがお好み。そんなククちゃんは、真夏の暑い時にもお膝乗りします。ただ乗る時間は短くなり、床面でクールダウンしたり乗ったりを繰り返しています。そんなにまでしてもお膝乗りがしたい、お膝乗りラバーなのです。
そして狩りも大好き。紐形猫じゃらしを咥えて、「獲ったぞー!」と鳴きながらアピールしにきます。「すごいね、ククちゃんは‼」と頭を撫でたりしていつも褒めてあげるのですが、そんなククちゃんにお客さまや私たちスタッフは癒されています。
ククちゃんは、近所のブリーダーさんが開業3週間後に突然連れて来た猫ちゃんです。アメリカンショートヘアに黒猫ちゃんがいることをこの時初めて知りました。よく見るとタビー模様が薄っすらと入っています。ブラックタビーは、シルバータビーと交配して産まれる子猫にタビー柄がよりくっきり出るということで、繁殖猫として重宝するようです。家飼いではきれいな模様がハッキリわからないため、アメショーらしくなくてあまり人気がないそうです。
ククちゃんは母性本能が強く、ざらめちゃんを筆頭に、他の猫たちを自分の子猫よろしくグルーミングしてあげます。そんな時のククちゃんは母親のオーラを醸し出し、幸せそうにグルグルとのどを鳴らしています。そして「クク、カゥカァ~~」とかすれ声でしゃべりながら、お客さまや机などの角をよくスリスリしたりします。
当店の猫たちは、基本的にみんな去勢、避妊手術をしています。ククちゃんだけは、その母親らしさが失われるのではないかと思ったり、他の重病の猫たちを優先して病院に通わせたりと避妊手術を決断出来ないまま10年が経ってしまいました。いろいろと一段落したため再検討した結果、年老いて子宮の病気があった場合に備え、体力のある今のうちに避妊手術をした方が良いという結論に達しました。
手術後に帰って来たククちゃんはショックだったのか隅に隠れてしまいました。撫でようとした私にククちゃんはシャアー!と何回も怒ったのです。私は後悔し胸が痛みました。ククちゃんに手術した意味を話し、事前に話さずに手術を実施したことを謝りました。そしてお詫びに美味しい缶詰をたくさんあげました。翌日ククちゃんは何事もなかったかのようにスリスリしてくれるようになりました。さらには誰かを子猫に仕立ててグルーミングをしてあげたり、お客さまのお膝に乗ったりと、いつものククちゃんに戻りました。
ほっとした私は、ククちゃんが「ごめん寝」でいびきをかきながら熟睡していいた横に座り、「ククちゃん、ごめんね。そしていつもありがとう。」と頭を撫でながらささやき、再度許しを請いつつ、日ごろの感謝を伝えました。
年中お膝乗りするククちゃん(アメリカンショートヘア、女の子)は、日向ぼっこやストーブなど熱いところがお好み。そんなククちゃんは、真夏の暑い時にもお膝乗りします。ただ乗る時間は短くなり、床面でクールダウンしたり乗ったりを繰り返しています。そんなにまでしてもお膝乗りがしたい、お膝乗りラバーなのです。
そして狩りも大好き。紐形猫じゃらしを咥えて、「獲ったぞー!」と鳴きながらアピールしにきます。「すごいね、ククちゃんは‼」と頭を撫でたりしていつも褒めてあげるのですが、そんなククちゃんにお客さまや私たちスタッフは癒されています。
ククちゃんは、近所のブリーダーさんが開業3週間後に突然連れて来た猫ちゃんです。アメリカンショートヘアに黒猫ちゃんがいることをこの時初めて知りました。よく見るとタビー模様が薄っすらと入っています。ブラックタビーは、シルバータビーと交配して産まれる子猫にタビー柄がよりくっきり出るということで、繁殖猫として重宝するようです。家飼いではきれいな模様がハッキリわからないため、アメショーらしくなくてあまり人気がないそうです。
ククちゃんは母性本能が強く、ざらめちゃんを筆頭に、他の猫たちを自分の子猫よろしくグルーミングしてあげます。そんな時のククちゃんは母親のオーラを醸し出し、幸せそうにグルグルとのどを鳴らしています。そして「クク、カゥカァ~~」とかすれ声でしゃべりながら、お客さまや机などの角をよくスリスリしたりします。
当店の猫たちは、基本的にみんな去勢、避妊手術をしています。ククちゃんだけは、その母親らしさが失われるのではないかと思ったり、他の重病の猫たちを優先して病院に通わせたりと避妊手術を決断出来ないまま10年が経ってしまいました。いろいろと一段落したため再検討した結果、年老いて子宮の病気があった場合に備え、体力のある今のうちに避妊手術をした方が良いという結論に達しました。
手術後に帰って来たククちゃんはショックだったのか隅に隠れてしまいました。撫でようとした私にククちゃんはシャアー!と何回も怒ったのです。私は後悔し胸が痛みました。ククちゃんに手術した意味を話し、事前に話さずに手術を実施したことを謝りました。そしてお詫びに美味しい缶詰をたくさんあげました。翌日ククちゃんは何事もなかったかのようにスリスリしてくれるようになりました。さらには誰かを子猫に仕立ててグルーミングをしてあげたり、お客さまのお膝に乗ったりと、いつものククちゃんに戻りました。
ほっとした私は、ククちゃんが「ごめん寝」でいびきをかきながら熟睡していいた横に座り、「ククちゃん、ごめんね。そしていつもありがとう。」と頭を撫でながらささやき、再度許しを請いつつ、日ごろの感謝を伝えました。