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可愛いだけじゃニャーイ!のよ、縁側ネコはねっ

縁側ネコ6

初めまして、縁側ネコ研究家の渡部久と申します
ん?縁側ネコって?おおーーそうだった!!
縁側ネコとは、野良ネコとか地域ネコとか言われているネコたちのことです。

が!!
夜縄張りを見張り、朝になると縁側にて休み、適度に人と接する、民家に居ついて、半分人と生活を共にしている、半飼い猫のこと!縁側ネコの先祖は、昔仕事をしていたんですねー!

例えば、蚕を狙って来るネズミを捕ったり、穀物を狙って来るネズミ、その他の動物を捕ったり、追い払っていたんですよ。
そのネコ達の末裔が縁側ネコなのよっと!
そんな、縁側ネコがどうした?かっと言うと
実は、、、
畑の番をしているんですねー!!(素晴らしい、拍手、パチパチ!)

まー細かいことは置いといてっと
私の畑があるのが里山!!
里と山の間なので、たくさんの野生動物が頼んでもないのに勝手に現れちゃいます。
里山の畑は時として野生動物達の食卓になっちゃう!
日のあるうちは、ニホンザルが山からざざーっ、がさがさ!キーキー!!って畑におりてきて食べ放題!
夜にはシカやハクビシン、アライグマが宴会!
昼夜関係なく、イノシシはのこのこやって来て、頼んでんないのに畑を再度耕作!
まー兎に角、にぎやか過ぎて、大切な作物が一晩で食い尽くされる。
幸いなことに私の畑は荒らされたことはないんですねー!!
これは、縁側ネコのおかげ!
とまー
ここまでは、里山のお話しですが、今回の主役はこのお方!!

街の縁側ネコの トラさん
彼女は家に勝手に上り込んでから早3年!
玄関の前や車の下にて、こちらを観察!!
暫くすると、家の大家さんの自転車のカゴに乗せられ避妊手術の旅に!!
帰還後なんと、子猫を何処からか連れてきて可愛がり!
「これは驚きました」
避妊したのに、子猫の面倒を見てる?
何故?どうして?っと!
実は、この子猫は、トラの母親の産んだ子猫でトラのいない時間にお乳を与えに来てました。(トラの母は生涯で100頭ぐらい子孫をの残したらしい)
そんなこんなしているうちに、子猫にミミと名前がつきスクスク育ちました。「ミミはです。」

そしてあの事件が!!
大雪の降った翌日のこと。
朝から何やら、市役所の放送が賑やかに鳴り響き。
耳を澄まして聴いてみると
某山から某橋を渡り市内にニホンザルが1頭侵入したっとOOさんから目撃情報がありしたとのこと!


この某橋から私の住んでいる所まで僅か300m
いつものように仕事場に向かう私は、家に残る妻に向かって
「猿が出たって言ってから気を付けて」っと、言い残し仕事場へ
そして仕事中に妻から電話が、
「あのさー、家の壁の上に猿がいるんだけどどうする?」っと
ああーーやっぱり来たのねーっと、私。(家は何故か動物の通り道なのです。タヌキ、キツネ、ハクビシン、アライグマ、カジカガエル、サワガニなど)
先ずは役所に電話してっと、告げ電話を切り一目散に車で家に向かいました。
家着いてみると、妻と役所の人3人が何やら会議?
車から降りシレーッと、その会議の中へ、その時のお話し
猿撃退の一部始終がこちら!

木に止まっていた鳥を狙っていたトラが壁の上で身を潜めていて
そのおこぼれを狙いミミが壁の下に
そこに猿が壁の上を走ってトラの狙っている鳥のいる木に登ろうとした瞬間!!
猿はトラに気付き、トラは猿を威嚇
次の瞬間、何を血迷ったか猿はトラの狙っていた鳥を叩き落とし、直ぐに来た方向に逃亡!
その後を怒りの形相で追う、トラ

そんな状況の中でミミは猿に叩き落とされた鳥を咥え、、、、(ご想像にお任せします)
数分後、トラは家に帰還したとのこでした。
このことから見ても、街の縁側ネコで避妊されていようが、人に懐き、飼い猫状態のトラでさえ縄張りに侵入する野生動物には容赦はしないことが分かった場面ですねー
この時以来、猿は1度も来ていませんっよー!!
やっぱり
可愛いだけじゃニャーイ!のよ、縁側ネコはねっ


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