猫は『私が構って欲しいときに構ってよ』という少しツンとした態度で人間に接してきますが、実は結構ヤキモチ妬き。猫を飼っている人は知っているかもしれませんが、猫は自分に注目され、自分が一番でいないと機嫌を損ねてしまうこともある動物です。
実は猫の脳は人間の脳と構造がよく似ているのだとか。そのため、人間が抱く感情と似たような感情を抱くことができると言われています。猫が嫉妬するのも、人間に似た感情を抱くことができるからかもしれませんね。
人間と同じように嫉妬をする猫はヤキモチを妬き始めたらどんな行動に出るのでしょうか?猫が『私だけを見て!』とヤキモチを妬いた時にとる行動をご紹介します!
◆鳴く
ヤキモチを妬いた猫がまずする行動は飼い主さんに向かって『私を構ってー!』『私を見てー!』と呼ぶように鳴くことです。猫にとって鳴き声をあげることは人間の『声をかける』こと同じこと。何か他の物や他の人に夢中になっている飼い主さんに『私もいるんですけど!』と自分の存在を鳴いて知らせているのでしょう。もし貴方が何か別のことをしていて猫が『ニャーニャー』と鳴いてよってくるのであれば、猫がヤキモチを妬いている証拠です
よく鳴く猫はもしかすると、他の猫よりも嫉妬深いのかもしれませんね。
◆割り込んでくる
パソコンや新聞、本やスマホなど、飼い主さんが集中してみているとなぜか間に割り込んでくることありませんか?まるで『はい、おしまい!』と言うように、体を割り込ませて飼い主さんから物が見えないように体でかくしてしまう…。その『物』に対して嫉妬して、飼い主さんの視線を自分のものにしたくて割り込んできているのでしょう。猫からの構って欲しいというサインでもあるので、余裕があるなら猫と遊んであげてくださいね!
◆遠くから見てくる
猫には色々な性格の猫がいます。
甘えたで構って欲しいときに『構ってー』と素直に甘えられる猫もいれば、普段クールにしていて独立心が強く『構って欲しい』と素直には言えない猫もいるでしょう。クールに振る舞っている猫は『私を見てー!』『構ってー!』と言ってくることが少ないため嫉妬しているようには思えないかもしれません。
しかし、普段クールに振る舞う猫だって嫉妬するときは嫉妬するんです!ただ、プライドが高いため『嫉妬している』こと飼い主さんに直接アピールはしてきません。
クールな猫はヤキモチを妬いていると、ヤキモチの対象をじっと瞬きせずに見つめます。飼い主さんは気がつきにくいかもしれません。
もし視線に気がついたら、飼い主さんから猫に声をかけてあげましょう。
ちょっと『ヤキモチなのね
猫のヤキモチに気がついたら、構えるときには構ってあげるのが鉄則です。
気持ち的に余裕があったり、物理的に余裕があれば遊んであげましょう!
さて後編では『可愛い嫉妬
後編に続く!
(記事 ハナ)