現在開催中の『路地裏の猫屋2018 in TORO』。
今回は工房から150メートルの所にある、キリムとギャッベのお店TOROさんで行なわれています。
“TORO”という名前はオーナーが飼っている20歳になるおばあちゃん猫さんの名前からきているそうです。
TOROさんがオープンしたのは2015年の12月。猫繋がりということもあって、その年の「路地裏の猫屋−ネコクリ−」に遊びに来て下さり、お店と工房展をお互いに行き来するようになりました。
TOROさんで扱っているキリムとギャッベは遊牧民族が羊の上質な純毛を刈り取り、手で紡ぎ、大地の恵で染め上げ、一点一点丹精込めて織られた織物。一年を通して長く使えるこれらの織物は、エコで暮らしを豊かにしてくれる生活道具として最近人気が出てきています。
そしてキリムやギャッベは猫との相性も良いのです。特にギャッベは手織り独特の弾力があり、座っていても、敷物としても、その心地良さから人間だけでなく、ペットにも居心地の良いアイテムになります。
手織りで織り上げたキリムやギャッベは、自生する草木で色を染め上げられていて、アートとしての魅力もあり、そこに猫がいるだけで絵になります。
そんなキリムとギャッベに魅了された私は、路地裏の猫屋を開催する度に自分へのご褒美として一枚ずつ手に入れてきました。そういったこともあり、今回、TOROさんからのお誘いで路地裏の猫屋がコラボ開催できたことをとても嬉しく思っています。
今回のテーマは「猫と水辺のいきもの」
水とみどりのまち、相模原には神奈川県の大きな水がめである宮ヶ瀬湖をはじめ、相模湖、津久井湖があり、そこから流れる相模川は相模湾の湘南の海へと続いています。水は生命の源であり、その恵を受ける生きもの達の保護啓発にもなれたらと、私を含め7名の作家によるインテリアに合う作品とキリムとギャッベの世界をご覧いただきます。
また、作家作品の売上げの一部は来年春開設予定の殺処分を行なわない、譲渡をメインとした神奈川県動物保護センターの建設基金へ寄付させていただく予定です。
私の今回の新作は、ワイニャーアートの時計。
これはオーダー作品で、12カ月の昆虫たちの様子を覗き見している猫さんを描いています。
また、恒例の寄付作品や協賛店物販によるチャリティーコーナーを設け、売上を犬猫避難所の清川しっぽ村さんに寄付する予定でいます。
『路地裏の猫屋2018 in TORO』は6月10日ま開催しています。
ワークショップもいろいろ行なわれていますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。
http://blog.w-well.com/?eid=744
新しい「路地裏の猫屋」をご覧いただけたら嬉しいです。
路地裏の猫屋2018 in TORO
■期間:2018年5月30日(水)〜6月10日(日)
■会場:キリム・ギャッベ&雑貨のお店 「TORO」
■開場時間:10時30分〜18時(火曜定休)
*最終日は17時まで
■住所:神奈川県相模原市中央区千代田3-1-18
■TEL:042-768-7847
■アクセス:JR相模原駅南口から2番バス乗り場→10分千代田一丁目バス停そば
ネットショップ『路地裏の猫屋2018』も同時開催しています。
http://www.w-well.com
イベントの詳細はブログをご覧ください。→ http://blog.w-well.com/?cid=2
著者:白井光可