猫と排尿は、常に飼い主さんの心配事の上位である。なぜなら、猫は結晶や結石、膀胱炎、腎臓病など、尿路系疾患がとても多い動物だから。食事も関係あるし、体質にもよるが、ちょっとしたストレスで突発性膀胱炎になったり、結石ができたり、年齢と共に腎臓の機能が落ちてきたりする。愛猫のおしっこが正常が否か、いつも監視するわけにもいかないため、気づいた時には緊急事態となることも少なくない。そんな猫のために開発された画期的なトイレが8月8日、リリースされる(ちなみに8月8日は「世界猫の日」)。


その画期的なトイレの名は「toletta(トレッタ)」。tolettaは「ねこ顔認識カメラ」(特許出願中)によって猫の顔認証を行い、個体別の「おしっこの量・回数」「体重」「トイレに入った時間」を自動で計測してくれる「ねこIoTトイレ」なのだ。数値は飼い主のスマホアプリで管理でき、異常があればアラートで知らせてくれるという。識別は何頭でもOK。多頭飼育家庭にも有効なのである。これは嬉しい。にゃんこマガジン編集部にも常時猫編集部員が9頭、家猫研修センター(兼保育園)に10頭前後が在籍するため、排泄主の追跡には苦労している。

開発したのは、さまざまなペット向けサービス事業を展開する「ハチたま」(中央区銀座7、代表取締役:堀宏治)。この猫トイレはリリース前から話題を呼び、同社は個人投資家などから累計1億円もの資金を調達している。どれだけ期待値が高いか一目瞭然である。開発には元保護猫の猫社員「うーちゃん」と「ちゃま」、合わせて「うーちゃま」も全面協力。獣医師などの専門家の意見も取り入れながら技術開発を行い、完成させた。ちなみに「うーちゃま」には「CTO(=Chief Toilet Officer」という立派な肩書きもある。

ハチたまCTOの「うーちゃん」(左・メス)と「ちゃま」(オス)

このサービスの画期的な点は、ハードウェア本体の販売ではなく、サービスに対して課金しているところにもある。本体は送料2200円/1台と月々の使用料トイレ1台につき500円を支払うことで利用できるのだ。つまり、tolettaは体調変化を見守る「ヘルスケアサービス」で、「モノの所有からコトの使用へ」と転換した新しいビジネスモデルなのである。初期費用ゼロ円、月々の使用料を500円と低価格で利用できるようにしたのは、「慢性腎疾患/慢性腎不全を始めとする泌尿器疾患に苦しんでいる一頭でも多くの猫に届けたい。もっとたくさんの猫が、もっと長生きできるように」との思いから。世界中の猫に届けたいと願って開発したそうだ。

使い方は至って簡単。届いたカメラ付きセンサーに同梱のトイレをセットするだけ。最初に猫の顔認証の登録が必要だが、それが済んだら猫は首輪もタグも必要なく、ただ使うだけ。使用する砂はシステムトイレ用の「崩れないタイプ」であれば指定はない。トイレシートも同様。トイレユニットは取り外せるので丸洗い可と、どこまでもユーザビリティの良いトイレと言わざるを得ない。さらに、複数台のデータを1つのアカウントで管理可でき、同一家庭内にあるtolettaは何台でもデータ統合することができる。ただし、正確なデータを取るために家庭内のトイレを全てtolettaに交換する必要がある。

発売は世界猫の日の8月8日で、発送は11月22日から順次行う予定。最低利用期間は2年。

商品情報

外形寸法:筐体部 幅43.6cm×奥行54.8cm×高さ30.3cm
トイレスペース部 幅38.4cm×奥行49.4cm×高さ22.5cm
トイレ入り口の高さ 15.4cm
重量:約3.3kg
使用電源:AC100V
消費電力:30日間で約7200Wh
使用環境:2.4GHz帯(802.11 b/g/n)のWi-Fi環境
対応OS:AndroidTM 5.0以降/iOS 10以降
公式サイト: https://toletta.jp/

 

(文:にゃんこマガジン編集部


猫と排尿は、常に飼い主さんの心配事の上位である。なぜなら、猫は結晶や結石、膀胱炎、腎臓病など、尿路系疾患がとても多い動物だから。食事も関係あるし、体質にもよるが、ちょっとしたストレスで突発性膀胱炎になったり、結石ができたり、年齢と共に腎臓の機能が落ちてきたりする。愛猫のおしっこが正常が否か、いつも監視するわけにもいかないため、気づいた時には緊急事態となることも少なくない。そんな猫のために開発された画期的なトイレが8月8日、リリースされる(ちなみに8月8日は「世界猫の日」)。


その画期的なトイレの名は「toletta(トレッタ)」。tolettaは「ねこ顔認識カメラ」(特許出願中)によって猫の顔認証を行い、個体別の「おしっこの量・回数」「体重」「トイレに入った時間」を自動で計測してくれる「ねこIoTトイレ」なのだ。数値は飼い主のスマホアプリで管理でき、異常があればアラートで知らせてくれるという。識別は何頭でもOK。多頭飼育家庭にも有効なのである。これは嬉しい。にゃんこマガジン編集部にも常時猫編集部員が9頭、家猫研修センター(兼保育園)に10頭前後が在籍するため、排泄主の追跡には苦労している。

開発したのは、さまざまなペット向けサービス事業を展開する「ハチたま」(中央区銀座7、代表取締役:堀宏治)。この猫トイレはリリース前から話題を呼び、同社は個人投資家などから累計1億円もの資金を調達している。どれだけ期待値が高いか一目瞭然である。開発には元保護猫の猫社員「うーちゃん」と「ちゃま」、合わせて「うーちゃま」も全面協力。獣医師などの専門家の意見も取り入れながら技術開発を行い、完成させた。ちなみに「うーちゃま」には「CTO(=Chief Toilet Officer」という立派な肩書きもある。

ハチたまCTOの「うーちゃん」(左・メス)と「ちゃま」(オス)

このサービスの画期的な点は、ハードウェア本体の販売ではなく、サービスに対して課金しているところにもある。本体は送料2200円/1台と月々の使用料トイレ1台につき500円を支払うことで利用できるのだ。つまり、tolettaは体調変化を見守る「ヘルスケアサービス」で、「モノの所有からコトの使用へ」と転換した新しいビジネスモデルなのである。初期費用ゼロ円、月々の使用料を500円と低価格で利用できるようにしたのは、「慢性腎疾患/慢性腎不全を始めとする泌尿器疾患に苦しんでいる一頭でも多くの猫に届けたい。もっとたくさんの猫が、もっと長生きできるように」との思いから。世界中の猫に届けたいと願って開発したそうだ。

使い方は至って簡単。届いたカメラ付きセンサーに同梱のトイレをセットするだけ。最初に猫の顔認証の登録が必要だが、それが済んだら猫は首輪もタグも必要なく、ただ使うだけ。使用する砂はシステムトイレ用の「崩れないタイプ」であれば指定はない。トイレシートも同様。トイレユニットは取り外せるので丸洗い可と、どこまでもユーザビリティの良いトイレと言わざるを得ない。さらに、複数台のデータを1つのアカウントで管理可でき、同一家庭内にあるtolettaは何台でもデータ統合することができる。ただし、正確なデータを取るために家庭内のトイレを全てtolettaに交換する必要がある。

発売は世界猫の日の8月8日で、発送は11月22日から順次行う予定。最低利用期間は2年。

商品情報

外形寸法:筐体部 幅43.6cm×奥行54.8cm×高さ30.3cm
トイレスペース部 幅38.4cm×奥行49.4cm×高さ22.5cm
トイレ入り口の高さ 15.4cm
重量:約3.3kg
使用電源:AC100V
消費電力:30日間で約7200Wh
使用環境:2.4GHz帯(802.11 b/g/n)のWi-Fi環境
対応OS:AndroidTM 5.0以降/iOS 10以降
公式サイト: https://toletta.jp/

 

(文:にゃんこマガジン編集部