1

オレ、むぅ。
人間どもに愛され続けて11年。
ちょっとずんぐり体形の
、かわいい癒し系猫だ。
みんな、すぐにオレの虜になってしまう。
オレが尻をぐんと高く上げれば、どんなやつでもメロメロだ。
「むぅちゃん~」と、大喜びで、オレの尻をポンポン叩く。
尻を上げさせれば、オレの右に出るやつはいねぇ。

2

喜ばれるポイント?

お尻はとにかくたか〜く、たか〜く。
お尻の穴をそいつの目の前に持っていってやることだ。
これをしてやると大概の人間は大喜び。
感動して写真まで撮るやつまでいるぞ。
こんなに高くお尻を上げる猫は見たことないって。

なぜかたまに、ちょっと顔を赤らめながら、オレの尻をポンポンするやつもいるけれど、、、。
でも、喜んでいるのには変わりはなさそうだ。

3

まったく人間てのは単純な生き物だ。
こんなことで喜ぶのだから、お安い御用さ。
オレの愛を受け取りたまえ。

さてさて、今日からオレは留守番らしい。
今朝、かあさんが皿いっぱいにご飯を盛って出かけて行ったのだ。

誰もいなくなった家の中は、がら~ん、と広く感じる。
見かけによらず、意外と寂しがり屋のオレ・・・
夜、一人は怖いんだけど・・・

4

でも、さすが、かあさん、部屋の豆電球は点けていってくれたんだな。
オレのこと、よくわかってくれている。

そして、オレが一人で留守番の時は、必ず飯炊きおばさんが来てくれるように手配してくれるのだ。
「お留守番の間、むぅちゃんが寂しくないように・・・」と、かあさんの優しい思いやりだ。

飯炊きおばさん、とオレは陰で呼んでいるが、実際に飯を炊くわけではない。
オレのお皿をきれいに洗って、カリカリをどっさり入れてくれる大事なおばさんだ。
ま、いわゆるお世話係ってことだ。
オレの世話をしてくれるんだから、このおばさんとは仲良くしなきゃな。
これでもオレ、結構気を使ってるんだよ。

5

おばさんが来たら、玄関まで走って行って待ち構えるのがオレのやり方。

6

でっかい声で出迎えて、
どれだけ腹減ってるか、どれだけ寂しかったか、
まず、オレの話を聞いてもらうことにしている。
おばさんはオレの気持ちをわかってんのかそうでないのか、
「むぅちゃん、先に手を洗わせてね〜」と、さっさと洗面所に入ってしまう。
バイ菌がついていたらいけないから、手を洗うまではオレを触れないのだと。

7

そ、そんなことより、まず、オレの話を聞け~~!
一人でさびしかったんだぞ・・・!
とにかく、、オレの話を、、、!

オレは話しながら、尻を上げる。
すると、おばさんは尻をポンポン叩き始める。

8

ポンポンされながら今日一日のことを話していると、だんだん気持ちが落ち着いてくる・・・

9

あぁ、え~感じや・・・
心がほどけていくのだ・・・

10

自分で言うのもあれなんだけどさ、オレって結構いい男だよね・・・!
おばさんは夢中でオレの写真を撮りまくる。
右から左から前から後ろから・・・
いや~、照れるよ・・・!

やっぱりオレはアイドル猫。
みんなに愛され続けて11年・・・
これからも、オレは尻を高く上げ続ける・・・!

11

オレがちょっと寂しがり屋だって以外には、そんなにお留守番も悪くはない。
おばさんは話を聞いてくれるし、ご飯も出てくるし・・・

だけど、とうとうかあさんはオレのために子猫を迎えてくれることにした。
とても可愛い三毛の子らしい。
そいつが来たら、オレの愛をたっぷり注いでかわいがるのだ。
こう見えてオレってけっこう世話好きなんだぜ・・・

もう、夜もひとりじゃない。
これで、留守番中のオレの不満も少しは解消されそうだ。

12

キャットシッターないとうのHP→http://catsitter-naito.com/

 

著者:キャットシッター 内藤由佳子

1

オレ、むぅ。
人間どもに愛され続けて11年。
ちょっとずんぐり体形の
、かわいい癒し系猫だ。
みんな、すぐにオレの虜になってしまう。
オレが尻をぐんと高く上げれば、どんなやつでもメロメロだ。
「むぅちゃん~」と、大喜びで、オレの尻をポンポン叩く。
尻を上げさせれば、オレの右に出るやつはいねぇ。

2

喜ばれるポイント?

お尻はとにかくたか〜く、たか〜く。
お尻の穴をそいつの目の前に持っていってやることだ。
これをしてやると大概の人間は大喜び。
感動して写真まで撮るやつまでいるぞ。
こんなに高くお尻を上げる猫は見たことないって。

なぜかたまに、ちょっと顔を赤らめながら、オレの尻をポンポンするやつもいるけれど、、、。
でも、喜んでいるのには変わりはなさそうだ。

3

まったく人間てのは単純な生き物だ。
こんなことで喜ぶのだから、お安い御用さ。
オレの愛を受け取りたまえ。

さてさて、今日からオレは留守番らしい。
今朝、かあさんが皿いっぱいにご飯を盛って出かけて行ったのだ。

誰もいなくなった家の中は、がら~ん、と広く感じる。
見かけによらず、意外と寂しがり屋のオレ・・・
夜、一人は怖いんだけど・・・

4

でも、さすが、かあさん、部屋の豆電球は点けていってくれたんだな。
オレのこと、よくわかってくれている。

そして、オレが一人で留守番の時は、必ず飯炊きおばさんが来てくれるように手配してくれるのだ。
「お留守番の間、むぅちゃんが寂しくないように・・・」と、かあさんの優しい思いやりだ。

飯炊きおばさん、とオレは陰で呼んでいるが、実際に飯を炊くわけではない。
オレのお皿をきれいに洗って、カリカリをどっさり入れてくれる大事なおばさんだ。
ま、いわゆるお世話係ってことだ。
オレの世話をしてくれるんだから、このおばさんとは仲良くしなきゃな。
これでもオレ、結構気を使ってるんだよ。

5

おばさんが来たら、玄関まで走って行って待ち構えるのがオレのやり方。

6

でっかい声で出迎えて、
どれだけ腹減ってるか、どれだけ寂しかったか、
まず、オレの話を聞いてもらうことにしている。
おばさんはオレの気持ちをわかってんのかそうでないのか、
「むぅちゃん、先に手を洗わせてね〜」と、さっさと洗面所に入ってしまう。
バイ菌がついていたらいけないから、手を洗うまではオレを触れないのだと。

7

そ、そんなことより、まず、オレの話を聞け~~!
一人でさびしかったんだぞ・・・!
とにかく、、オレの話を、、、!

オレは話しながら、尻を上げる。
すると、おばさんは尻をポンポン叩き始める。

8

ポンポンされながら今日一日のことを話していると、だんだん気持ちが落ち着いてくる・・・

9

あぁ、え~感じや・・・
心がほどけていくのだ・・・

10

自分で言うのもあれなんだけどさ、オレって結構いい男だよね・・・!
おばさんは夢中でオレの写真を撮りまくる。
右から左から前から後ろから・・・
いや~、照れるよ・・・!

やっぱりオレはアイドル猫。
みんなに愛され続けて11年・・・
これからも、オレは尻を高く上げ続ける・・・!

11

オレがちょっと寂しがり屋だって以外には、そんなにお留守番も悪くはない。
おばさんは話を聞いてくれるし、ご飯も出てくるし・・・

だけど、とうとうかあさんはオレのために子猫を迎えてくれることにした。
とても可愛い三毛の子らしい。
そいつが来たら、オレの愛をたっぷり注いでかわいがるのだ。
こう見えてオレってけっこう世話好きなんだぜ・・・

もう、夜もひとりじゃない。
これで、留守番中のオレの不満も少しは解消されそうだ。

12

キャットシッターないとうのHP→http://catsitter-naito.com/

 

著者:キャットシッター 内藤由佳子