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Home sweet home15 ~住宅会社の選定ポイント1 −猫専用賃貸 feles 23−

好(スー)ちゃんの開きはどこかユーモラス。アンニュイな顔してるけど、本人はそれなりに楽しんでるんだろう、きっと。

住宅講座「わたしのマイホーム教室」で学んだことをメインとしたHome sweet homeも最終章。講座も最後の方になると、参加者は家族全員で受講するので、教室もにぎやかになっていく。女性限定講座だが、妻が夫や子供を連れて来るのは歓迎というシステム。最初は妻だけが受講するとしても、「家」は家族皆で学び、造り上げていくもの。情報収集、知識習得のためにも、こういう講座をどんどん活用していくことが良いと思う。

住宅会社の選定ポイント

最後のテーマは、家を建てることにおいて最も重要な事項「どこの住宅会社で家を建てるか?」。一言に住宅会社といっても、地域密着型工務店〜大手ハウスメーカーまで、その数は非常に多い。そして、それぞれにメリットとデメリットがある。ある程度の基準も持たずに住宅展示場等に行ってしまったら、それこそ話術などに言いくるめられ、プレゼント攻撃を受けて、なし崩しに決めてしまうor決められない、という状態になってしまうだろう。家を建てることにおいて最も重要なパートナー探しとなるので、相手のこと、そして自分のことも、ある程度の基準を持っていた方が良い。

︎大手ハウスメーカーのメリットとデメリット
・メリット:ブランドイメージによる「安心」、一定基準以上の品質、情報とノウハウが豊富、専門スタッフの充実
・デメリット:経費が必要、間取りの制約あり。メーカーによる得意分野があり、外れると大変

私自身が考える大手の最大のメリットは「組織力」だ。情報の充実度、マーケティング力は、組織の力なくして成り立たない。一方、デメリットは「ブランド」なので、デザインや間取りが画一的になりがち。良くも悪くも型にはまりやすい。また多くの人件費がかかるので、価格はどうしても高くなっていく。

︎地域密着型工務店のメリットとデメリット
・メリット:要望に対して幅広く対応、地域の風土に対応、価格設定も幅広い
・デメリット:デザイン力、保証とアフター、施工品質、地域限定情報の情報、資材調達力

個人経営が多いので、基本少人数。デザインは「先生」と呼ばれる人が中心。このセンスが合わなければ、やめた方がいい。個人の力量による部分が非常に大きいので、相性の良し悪しがそのまま家に反映されてしまう。どのくらい自分と家族と、真剣に向き合ってくれるか?プロとしての提案をしてくれるか?保証をしてくれるか?施主の方にも力量が求められていくケースだと思う。

家は一人では建てられない。多くの人の知識、技術、そして協力で成り立つものだ。そのパートナーである住宅会社の選定は、とても大事なことなので次回も続く。

felesの場合

「男だって、家族持ちだって、自分で注文住宅を建てられる人なんてそんなにいない。とても贅沢な話だ」と知人に言われた(同年代、妻子持ち)。確かに独身女性が注文住宅を建てるのはとても贅沢な話だし、正直これが最初で最後だろうと思う。そして正直、ローンの額にも結構びびる。
でももう、feles丸は出港済みだ。分水嶺も越えて、周囲に島影も見当たらない。大漁旗を掲げるまで、突き進むしかないのだ。

7月2週目

東南側の窓を見上げたところ。曇り空でも白が映えます。

「No cats no life」(猫成分補完コーナー)

週末ですが、久しぶりに家にいます。ちょっとクローゼットの整理をしていると、速効で邪魔する晧(アキラ)。やることはたくさんあるけれど、私が家にいると晧が嬉しそうなので、私も嬉しい。この仮暮らしもあと約3カ月となりました。

 

︎「Home sweet home」のアーカイブはこちら
https://nyanmaga.com/tag/feles/


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