間取りは物件の要。敷地調査(生活環境調査・ゾーニングという)を終えたら、いよいよ「どう暮らしたいか」の要望確認のためのヒアリング。家族構成、家族一人一人のライフステージ、また家族同士それぞれの関係性、将来どうなっていくか。注文住宅ならでは、一番、夢があふれて楽しいポイントだ。
要望確認チェックポイント
表面的なことしか聞かない住宅会社は実は多いという。しかしヒアリングをしっかりしなければ良い住まいは造れない。設計担当者は間取りとともに住む人のライフデザインも描くと言われている。何を聞いてくるか、そこは建てる側も知っておいた方がいい。
1. 現在の住まいの不満点。:現状把握
2. ご家族の趣味、嗜好性。:例えば音楽一家、とかになると間取り、防音性からこだわった造りになる。
3. 生活習慣:生活導線に大きく影響する。
4. 生活イメージ・希望条件:言っていて一番楽しいが、あんまり現実とかけ離れると調整が大変。
5. 外観・インテリアのイメージ:外観とインテリアのイメージがかけ離れると、バラバラで落ち着かない。
6. 家具・その他持ち物の情報(既存家具、購入予定物):家具が入らないと大変。大きなベッドが欲しい人は、寝室もそれなりに大きくしないといけない。何を持っていくか、捨てるのか。意外と悩んだ。
7. 資金計画:1~6は夢を語りまくれるが、ここで一気に現実に返る。
ヒアリングをしていくと家族の関係性が深掘りされる。深い内容を話し合うことになるので、設計士さんも人柄が問われるところとなる。
felesの場合
自分だけなら独身なので、生活スタイルも見えやすく意見も統一しやすい。しかし、felesは多世帯住居となり、住む人の詳細な設定がしにくい(しかし後から思えば、ここで設定をじっくりやっておけば良かった)。
一方でヒアリングは一番楽しいところで、結局、私の場合は二言目には猫 ねこ ネコ。ただ、猫そのものではなく、猫飼いさん向けの住居なので、生活導線が良く、手入れ(掃除)のしやすさなども申し入れていた。家事導線を重視した「女性視点」も盛り込んでいると思う。
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6月4週目
作業中だったので、邪魔したくなくて盗撮状態。断熱材が入りました。
+α
シニア同居・地域開放型 シングルマザー下宿 『MANAHOUSE上用賀』
シングルマザー向けの現代版 下宿「MANAHOUSE 上用賀」のオープニングパーティに参加させて頂きました。この下宿、大変に革新的です。個人的には「平日夜ごはん用意」が大変にステキです。
代表の山中真奈さんは、幼い頃から3匹の捨て猫たちと暮らし育ってきて、悲しい時や楽しい時もいつも猫が寄り添ってくれたことに大きな学びを得たとのことです。ここで暮らす子供たちに、猫や動物との触れ合いを教えたいという意向もあり、将来的にはこの「MANAHOUSE」で猫を迎えたり、さらにはミルクボランティアもできるように検討しているとのことです。
『MANAHOUSE上用賀』のHP
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https://singleskids.localinfo.jp/pages/900567/page_201703161824
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「No cats no life」(猫成分補完コーナー)
私がPCしていると、いつも後ろの棚から見守っていてくれる(見下ろしてる?)。そして私に気分転換のちゅーを、しょっちゅうされている。
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https://nyanmaga.com/tag/feles/