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舞台『いなくなった猫の話』ゲネプロレポート

(出典:舞台「森奈津子芸術劇場」https://twitter.com/mngg_zuu)©Zu々

うちの猫スタッフたち(全員里親募集中)が限定販売用チェキの撮影に協力した二人芝居『いなくなった猫の話』がついに初日を迎えました。ということで、当店を代表してヒトスタッフAがゲネプロへ馳せ参じてまいりました。

©Zu々

『いなくなった猫の話』は、女優・杉本彩さんと元シンケンジャーの相馬圭祐さんが二人で演じるお芝居。タイトルにあるように、猫がモチーフとなったお話で、杉本さんは場末のバーのママ役、相馬さんは猫役(正確には人間と猫とのハイブリッド役)で登場されます。劇場となるのはこじんまりしたギャラリーカフェ。定員60人というまるでアングラ演劇のような臨場感。実際に使われているバーカウンターに杉本さんが立つのですが、似合いすぎです。

開演前には本当にバーを営業。お酒を楽しみながら観劇できます

杉本さんは二十歳ぐらいのころから個人で保護猫活動をされてきた動物愛護家。女優業や会社経営の傍ら公益財団法人の活動も行い、都内と京都のご自宅には何頭もの保護猫・保護犬が一緒に暮らしています。相手役で猫役の相馬さんも保護猫3頭と暮らす猫男子。そんなこともあり、今回のキャスティングにはお二人が選ばれたのだと思います。

当店のソックスと杉本彩さん。ソックスは彩さんのご紹介で京都へ。彩さんが直々に搬送してくださいました

当店の子猫軍団を愛しげに見つめる相馬圭祐さん。猫の扱いはさすがでした!

会場は、劇場なのか本物のバーなのか、曖昧な不思議空間。そのバーカウンターを背に「Reserved」の札が置かれた席でお芝居が展開されるのです。上演時間の区切りも曖昧で、上演前には実際にそのバーでお酒もオーダーできちゃいます。そしてこのお芝居のメインキャラクター「小夜」をイメージしたカクテルと、猫人間の「影郎」をイメージしたカクテルなど、オリジナルレシピのカクテルも用意(各700円)。

筆者は「影郎」をイメージした「ブラック・スターシップ」をいただきました。ダークな闇を再現したようなこのカクテルは、バーボンベースでカシスとコーラが入っているそう。大変美味しゅうございました。

劇中に出てくる架空のバーボン「ブラック・スターシップ」から名付けられたオリジナルカクテル

ストーリーは…切ないのひと言。特にハチワレ猫を飼っている方は泣いちゃうかも。

冒頭で触れたチェキですが、5月に当店に相馬さんがお越しになり、実際に猫スタッフたちを撮影したものです。猫の扱いにはさすがに慣れていらっしゃって、猫たちも警戒することなく遊んでもらいました。ちなみに、昨年もイケメン猫男子の相葉裕樹さんが雑誌の撮影でご来店されました。当店、イケメン付いております(笑)。しかも相馬さんと相葉さんはプライベートで仲良しなのだとか。きっと話題の多くは猫のこととお芝居のことなのでしょうね。

ボーちゃんと相馬さん。ボーちゃんは最近お申し込みをいただき、間もなく卒業します!(出典:舞台「森奈津子芸術劇場」https://twitter.com/mngg_zuu)©Zu々

こちらのサイン入りチェキは会場でしか手に入らないようです(ほ、欲しい…!)。まだ空席のある上演回もあるようなので、非日常の時間を楽しみに行ってみてください。曖昧な空間、曖昧な時間、歪んだような時空間、フェイクとリアル。そんなひと時をカクテルと共に。そしてうちの猫スタッフのチェキもぜひお手にとってみてくださいね!

上演情報

二人芝居『いなくなった猫の話』
www.zuu24.com/gone_cat

8月上演!猫好き俳優による2人芝居「いなくなった猫の話」
https://nyanmaga.com/event20180625/

著者:CAT’S INN TOKYO


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