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猫と家族の写真展 〜君たちはもう保護猫じゃない〜

「猫と家族の写真展」を開催します。
https://www.facebook.com/events/444517195975353/

2017年9月16日(土)〜23日(土) 14:00〜19:00
※火曜休廊
※最終日は18時まで
肉球画廊 Gallery Paw Pad https://blogs.yahoo.co.jp/gallerypawpad
小田急線 祖師ヶ谷大蔵駅

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保護猫を迎えたご家族の元にお邪魔して、今年の2月から7月にかけて撮影させていただきました。その数は22家族。ほんとに全く偶然のニャーニャー家族。

いつも保護猫カフェで猫を撮るときは、猫ばっかりを撮っていればいいのですが、今回は猫と家族の写真展ですからやっぱり猫と人と一緒がいいのです。

いろいろと撮影する中で、
「じゃあ、ちょっと抱っこしてもらってもいいですか?」
となるわけですが、猫はやっぱり思うようには行かず…。

抱っこ嫌いのなんと多いことか。
猫が暴れる暴れる。

「ハイハイーちょっとだけ我慢してねー」
「カシャ!」
「あ! お母さんはこっち向いといてくださいねー… もう一回行きますー」
「カシャ!」
「あ…猫があっち向いちゃいました、すいませんもう一回」(だんだん暴れまくる猫)
「カシャ!  カシャ!」
「あー…逃げちゃいましたね、ダメだこりゃ」

こんなんばっかりでしたが、撮影はとっても楽しかったです。ご協力いただきましたご家族と、ご紹介いただいた保護団体の方々に感謝いたします。

目線バッチリの写真はあんまりございません。むしろ猫の方は迷惑そうな顔をしていることも多いかもしれませんが、それもまた自由気ままな猫の愛情表現のひとつだと感じていただければ幸いです。

彼らはみんな保護猫出身です。でも里親会などでよく見かける、ちょっと怯えたような様子はもうそこにはありません。安心して暮らせる場所と見守ってくれる家族を手に入れたからです。

思うことは、猫がいるとみんな笑うのだなあ、ということ。猫がやってきてから家の中が明るくなったというお話はすべてのご家族から聞こえてきます。

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そんな猫たちが今もどこかで殺処分されているなんて信じられません。何度でも言いましょう、猫を飼いたいと思ったら保護猫を迎えることをご検討いただきたい。それが普通の世の中に一日も早くなることを願います。そんな思いを込めた写真展です。

著者:ねこたろう


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