ひとりぼっちでも、へっちゃらだよ！ - お留守番猫日記

こんにちは！
大きなまん丸お目目と折れたお耳がチャームポイントの　あーちゃんです。

今日はあーちゃんのお留守番の様子をとくべつに見せちゃいます！

あーちゃんは一匹っ子。
だからお留守番の時は、もちろん一匹で過ごすのよ。
全然へっちゃら、さびしくないよ。
だって、いつも過ごしている大好きなお家だから。

長いお留守番が始まる前、あーちゃんはすぐにぴんとくるのよ。
家族みんなが大きなカバンを出して、忙しそうにあっちこっちとばたばた走り始めるの。
いつもと違うふんいきに、すぐに気が付くのがあたしたち猫の優れたのうりょく。

でも、お出かけ前にママがかならずちゃんとお話ししてくれます。
「今日からお留守番、お願いね。シッターさんが来てくれるから、お利口さんにしていてね。。。」

シッターさんというのはあーちゃんがお留守番するときに来てくれるお手伝いさん。

ママたちが出て行って、お気に入りのキャットタワーの上でくつろいでいると、そのシッターさんがやってきます。

「やっぱりほんとうにお留守番なのにゃ、、」
置いて行かれたことにちょっと寂しい気もするけれど、気を取り直してタワーをおりてシッターさんにごあいさつ。
「今日からよろしくにゃ！」
お腹を出してコロコロ転がってあげるの。
これがあたしの歓迎の舞。

今だから言うけれど、シッターさんが初めてお世話に来たときは、あーちゃん、正直びっくりしました。
あたししか家にいないときに誰かがドアを開けて入ってくるなんて、びっくりじゃない？？
その前に一度、ママたちがお家にいるときに、シッターさんがあーちゃんに会いにやってきたんだよっていわれたんだけれど、よく覚えてなくて。。。

何をしにうちにやってきたのか、わかるまで絶対にキャットタワーの上から降りなかったの。
結局その日は最後まで降りなかった。たしか、次の日も。。。

あたしたち猫は、とても慎重。
こうして慎重な行動をすることで小さい体を身を守ってきたのよ。
え？全然、警戒しない猫もいるって？
たしかに、最初からフレンドリーな子もいるけれど、それは人間に合わせてあげているだけ。
けっして猫のほんのうをなくしているわけじゃあないのよ。勘違いしないでね。

でも、何度かやってくるうちに、あやしい人間ではなさそうだなって、わかったの。
なぜかって？
この人は、ご飯をくれたりお掃除してくれるだけじゃなくて、あたしの嫌がることをあまりしなかったからかな。
あたしと仲良くなろうとせずに、あたしが安心するまで、そうっとしておいてくれたの。
早い話が放っておかれたってこと。
お陰でじっくりとかんさつする時間が持てたわけだけど。

シッターさんがうちに来だして３日目くらいに、そろ～とタワーから降りて近づいてみた。
その時も、そんなに驚いた風でもなく、大声出すわけでもなく、自然に受け入れてくれたのね。
それで、あーちゃんはやっと安心できたのでした。
最初はそんなこともあったけど、今ではすっかり仲良しなのよ。

はなしがすこしそれちゃったけど、もとに戻しましょう。
シッターさんはやってくるとまず最初に、あーちゃんの大切なおトイレのそうじをしてくれます。
なんでも、あーちゃんが今日元気かどうかが、ここを見ればよくわかるんだって。。。
しっかりウンチもおしっこも出ていたら、ＯＫ！

そして、次はお待ちかねのご飯。
ママが用意していってくれたおさしみやお肉を温めて出してくれます。
あーちゃんはママのお料理が大好き。
だから、こうしてお留守番しているときでも、ママの手作りご飯が出てくるとしあわせに感じるの。
全部食べたら、次はカリカリご飯も出してくれます。
さいごにおやつの煮干しやチーズもくれるのよ。
お塩が全然入っていない　とくべつなおやつなんだよ。へへん。
ごはんの時間はとっても楽しいわ。