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売り上げの一部が猫のための寄付になる「肉球フィニャンシェ」

フィナンシェではなく、あくまで「フィニャンシェ」。ゆっくり言わないとうまく発音できませんが、思わず何度でもその名前を口にしたくなるようなスイーツです。

ご覧のとおり猫の肉球をイメージした形で、味はプレーン・チョコ・紅茶の3種類があります。オリジナル商品としてこちらを取り扱い始めたのは、猫雑貨や猫グッズを専門に取り扱う通販店「元祖猫商 丸山商店」。もちろん自身も愛猫家だという店長の丸山晶代さんにお話を伺いました。

「見た目のかわいらしさはもちろん、美味しさや素材にもこだわりました」と丸山さん。保存料や添加物は一切使用せず、北海道十勝産の最高級小麦粉や優れた風味の高級醗酵バター、有機卵の卵白、有機砂糖などが用いられています。そのため小麦粉の香りや卵の風味、アーモンドプードルの香ばしさまでしっかりと感じられるのだそう。チョコ味にはココアやヴァローナが、そして紅茶味には香り豊かなアールグレイの茶葉を使用しているというこだわりの逸品です。

そしてもう一つのこだわりが「猫のためになる商品にしたい」という丸山さんの思い。東日本大震災の発生を受けて置き去りになってしまった、あるいは飼い主と離れ離れになってしまった猫たちがたくさんいました。また、捨てられたり無計画に繁殖されたりしてしまった結果、悲しくも殺処分になってしまう猫たちはまだまだ後を絶ちません。そんな猫たちのために自分は何ができるのか。それを考えた時、「商品を売って寄付を集めることだと思った」という丸山さんは、寄付付きのオリジナル商品である肉球フィニャンシェの開発に着手。知り合いの猫好きなパティシエと協力して商品化を実現させました。猫を愛する人が美味しさやかわいらしさで笑顔になってほしい。そして私たちの心に温かな灯をともしてくれる猫たちの命がより多く救われて幸せになるように。そんな願いが込められているのが、こちらの肉球フィニャンシェなのです。

パッケージは何種類か用意されており、引き出しBOX入りの9個セットが2222円(にゃーにゃーにゃーにゃー)、黒猫人形のストラップ付きギフトBOXに入った10個セットが3333円(みーみーみーみー)といった具合で、お値段にも猫にちなんだ遊び心が感じられますね。それぞれ売り上げ金額の1割が広島で活動する「NPO法人犬猫みなしご救援隊」、犬と猫の殺処分ゼロを目指して埼玉県を中心に活動を展開する「Hope to Life チームZERO」への寄付となります。詰め合わせの内容(どの味を何個ずつにするか)については相談に応じてくれるそうですよ。

元祖猫商 丸山商店
http://neko-maru.com/


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