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猫ドクター服部幸先生に訊く!「先生、猫の病気を早期発見するコツは?」

もうすぐクリスマス。「人と猫の生活の質の向上」を目指す猫壱では、毎月セミナーを開催しています。

猫壱では、セミナーで猫について勉強する傍ら、猫好きのお友達ができたり、参加して良かった、と言ってもらえるような企画を考えています。

いよいよ今年最後のセミナーは、猫ドクター服部幸先生のスペシャルコンテンツをご用意。みなさんの愛猫のために、『自宅で発見!病気のサイン』の見分け方を教えて頂きます♪

12月18日、六本木で開催されるこのセミナーの内容について、服部先生にインタビューしてみました。

Q:猫はよく「病気を隠す」動物だと言われますが、それはどうしてなのでしょうか?

服部先生:猫に限らず動物は自分自身が具合が悪いことが周囲に知れてしまうと補食対象になってしまうからです。できるかぎり具合が悪くないように振る舞うのです。

Q:猫の病気を自宅で発見するには、日頃どのようなことに気をつけると良いのでしょうか?

服部先生:とにかくよく観察することです。食事や飲水、トイレの様子、運動の様子などよく見てあげて下さい。

Q:雑種の猫と純血種の猫ではなりやすい病気が違うと聞きましたが本当ですか?

服部先生:単純に雑種と純血種というわけではありません。純血種でも品種によってかかりやすい病気があります。 例えばペルシャやヒマラヤンは腎臓にのう胞といった水が溜まってしまう病気、メインクーンは心臓病、スコティッシュ・フォールドでは関節の病気などそれぞれの品種によっても異なります。

Q:まだ子猫の場合はそれほど気をつけなくても大丈夫ですか?

服部先生:子猫は子猫で多い病気があります。例えば感染症は圧倒的に子猫が多いです。 また先天的な病気についても子猫のうちに発見されることが多いと思います。

Q:先生の病院では「猫のための人間ドック」のようなパックプランがあるそうですが、これはやはりシニア猫ちゃん用でしょうか?

服部先生:健康診断パックは必ずしもシニア猫ちゃんだけのためではありません。残念ながら若い猫ちゃんでも病気になってしまうことがあります。また健康なうちに健康診断を受けておくことでその猫ちゃんのデータを取っておくことができます。そうすると異常値がでる前に病気を見つけることができます。当院ではどの年代の猫ちゃんも定期的な健康診断をお勧めしております。

服部先生、ご多忙のところを有難うございました!

自宅で発見できる病気のサイン、愛猫のためにぜひ知っておきたいですよね。12月18日のセミナーでは、実際に服部先生とディスカッションできる時間も用意しています。

参加者には抽選で猫壱の商品をプレゼント!愛猫ちゃんへのクリスマスプレゼントが貰えるかもしれません。

■セミナーの内容

・日時:2016年12月18日(日)

・内容:セミナー講師・服部幸による『自宅で発見!病気のサイン』

・開演:13:30〜15:30 (開場13時)

・場所:MFPR六本木麻布台ビル6階 東京都港区六本木1-8-7(東京メトロ南北線六本木1丁目駅より徒歩3分)

・参加費:4,000円

・定員:先着200名

お申し込みはこちらhttps://spike.cc/shop/user_414105225

皆様のご参加をお待ちしております。

 

著者:猫壱


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