我が家の愛猫カイトはいわゆる「猫のハウス」や「猫ベッド」はあまり気に入らないタイプです。カイトは毎日家の中のあちこち違う場所で寝ています。どうやら季節や気分によって寝床を変えているようです。
不機嫌な時はタンスの上、寒い時は押し入れの布団の上、機嫌が良いときは私の部屋でヘソ天で過ごします。夏の暑い時期はひんやりした廊下で「猫の開き」になっていることが多いですね。
猫が寝る場所によってその時の気持ちや体の体調などがわかる場合があります。猫それぞれですから一概にこれがそう、と断定は出来ませんが、自分の愛猫がどこで寝るのが好きか把握しておくと良いかもしれません。今回は猫が好む寝床のタイプなどをご紹介しましょう。
☆猫が好む寝床を選ぶ基準とは
猫が好む寝床を選ぶ基準とは、温度や湿度がちょうど良く、静かで安全な場所を寝床として選びます。夏は風通しが良いところ、冬は暖かいところを見つけて寝ています。
猫が寝ている場所が、その時の家の中で一番涼しい場所、温かい場所かもしれません。普段グータラ寝ている猫が、どうやってその日その日に違うベストな場所を選ぶことができるのでしょうか？猫の能力は本当は凄いのかも知れません。
☆猫が高い場所で寝たがる時
キャットタワーの一番上、カーテンレールの上など、なぜか猫は高い場所で寝たがる時があります。
猫にとって、高いところは敵が少なく、獲物を狙いやすい位置。身を守り、食料の確保がしやすい場所だといえます。
また猫が気持ちが高ぶっているとき、一匹になりたい、不安な場合も高いところに寝たがる傾向があるようです。猫にとって高い場所は、安心、安全な場所なのかもしれません。
☆体調が良くない時は涼しい場所
猫の体調が悪いとき、おそらく大昔の野生時代は洞穴の奥でひっそりと休んでいたのかもしれません。
猫が体調が悪い時は、暗くてひんやりした場所で寝たがります。あまり人目につかない押し入れや納戸の隅などで猫が寝ている場合は、嘔吐、下痢などをしていないか体調を念のためチェックしてあげるといいかも知れません。
いかがですか。猫のベッド、寝床の好みは猫それぞれ。年齢や体調によっても違ってきます。猫が好きそうな寝床の場所を数カ所チェックしておき、猫が好む毛布や、暑い時期はクールマットなどを置いてあげると良いでしょう。
猫が好むベッドや寝床の材質や質感はそれぞれ違います。ウールやフリースを噛んで食べてしまう猫も中にはいますから、猫の噛み癖などもチェックして選ぶと安心です。
