仙台の猫専門アートショップ「またたび堂」で8月8日の「ハチワレの日」から開催されていた『大ハチワレ展』が同月27日、最終日を迎えました。同展は「顔の模様が八の字にわかれて縁起が良い」とされるハチワレ猫を題材にした企画展で、またたび堂初の試み。

(提供:またたび堂)

仙台開催のため、羨望の眼差しで思いを馳せるしかなかった方も多いかもしれませんが、全国のハチワレファン垂涎の企画でしたね。そういえば、8月12日に千秋楽を迎えた杉本彩さんと相馬圭祐さん(元シンケンジャー)の二人芝居『いなくなった猫の話』も、ハチワレがキーワードでした。公演中は明かせなかったのですが、相馬圭祐さんは実はハチワレ役だったのです。

『大ハチワレ展』期間中、またたび堂のギャラリーにはおなじみの作家さんたちのハチワレ作品のほか、5月2日から行われた一般公募した作品も並びました。一般公募には、絵画や立体造形など全国から78作品の応募があったそうです。その中から、審査を通過した17作品がまたたび堂のギャラリーに展示されました。

(提供:またたび堂)

そして厳選な審査が行われ、最優秀賞1点と、優秀賞2点が選ばれたのですが…なんと、キャッツイン東京の卒業生ラムネと、卒業間もないソーダがモデルとなった渡邉知佐さん(板橋区)の作品『思い出の書店』が優秀賞に選ばれました!

受賞作品はこちら。

渡邉知佐『思い出の書店』(提供:またたび堂)

左がソーダ(オス・1歳)、右がラムネ(メス・1歳)。当店の隣の民家の軒先で、野良猫のお母さんから生まれました。お母さんもハチワレ猫さんです。生後数日で高円寺ニャンダラーズのスーパーミルクボランティアさんに託し、育てていただきました。そんな二人が絵画になるなんて、感慨深いです。

作品解説

田舎にいた幼い頃によく通っていたお気に入の書店は、お年を召したご夫婦のお宅でした。そこは白と黒の活字の世界で、白黒の猫を見ていると時折、良いことも悪いこともあったその場所を思い出します。きっと大往生だっただろうお世話になったご夫婦を、縁起猫のハチワレに例えて懐かしい世界を表現してみました(渡邉さん)。

書店の店主だったと思われる、キリリとしたお爺様とソーダの目が重なって生まれた作品だそうです。断片的でおぼろげな想い出の世界が、見事に蘇っていますよね。

+ + +

実は渡邉さんは当店のボランティアさんなのです。
グラフィックデザインとイラスト、ウェブ制作を担当してくれています。もともとイラストレーターになりたかったという渡邉さんは、とっても素敵な絵を描くのです。猫スタッフをモデルにたくさん描いてくれたイラストは今後、ステッカーやLINEスタンプなどに展開するつもりでいたのですが、その矢先の受賞。嬉しくてヒト店長、小躍りしています。

店内には卒業生をモチーフとした渡邉作品が並んでいますので、ぜひ観に来てくださいね!

大ハチワレ公募展 受賞作品

◆最優秀賞
下島 みちこ
「風の丘のヴァイオリニスト」

◆優秀賞
渡邉 知佐
「思い出の書店」

◆優秀賞
関 登志
「ハチワレファミリーのサーカス」

下島 みちこ「風の丘のヴァイオリニスト」(提供:またたび堂)

関 登志「ハチワレファミリーのサーカス」(提供:またたび堂)

【大ハチワレ展および作品問合せ先】
猫専門『またたび堂』
http://matatabido-sendai.com/

著者:CAT’S INN TOKYO


仙台の猫専門アートショップ「またたび堂」で8月8日の「ハチワレの日」から開催されていた『大ハチワレ展』が同月27日、最終日を迎えました。同展は「顔の模様が八の字にわかれて縁起が良い」とされるハチワレ猫を題材にした企画展で、またたび堂初の試み。

(提供:またたび堂)

仙台開催のため、羨望の眼差しで思いを馳せるしかなかった方も多いかもしれませんが、全国のハチワレファン垂涎の企画でしたね。そういえば、8月12日に千秋楽を迎えた杉本彩さんと相馬圭祐さん(元シンケンジャー)の二人芝居『いなくなった猫の話』も、ハチワレがキーワードでした。公演中は明かせなかったのですが、相馬圭祐さんは実はハチワレ役だったのです。

『大ハチワレ展』期間中、またたび堂のギャラリーにはおなじみの作家さんたちのハチワレ作品のほか、5月2日から行われた一般公募した作品も並びました。一般公募には、絵画や立体造形など全国から78作品の応募があったそうです。その中から、審査を通過した17作品がまたたび堂のギャラリーに展示されました。

(提供:またたび堂)

そして厳選な審査が行われ、最優秀賞1点と、優秀賞2点が選ばれたのですが…なんと、キャッツイン東京の卒業生ラムネと、卒業間もないソーダがモデルとなった渡邉知佐さん(板橋区)の作品『思い出の書店』が優秀賞に選ばれました!

受賞作品はこちら。

渡邉知佐『思い出の書店』(提供:またたび堂)

左がソーダ(オス・1歳)、右がラムネ(メス・1歳)。当店の隣の民家の軒先で、野良猫のお母さんから生まれました。お母さんもハチワレ猫さんです。生後数日で高円寺ニャンダラーズのスーパーミルクボランティアさんに託し、育てていただきました。そんな二人が絵画になるなんて、感慨深いです。

作品解説

田舎にいた幼い頃によく通っていたお気に入の書店は、お年を召したご夫婦のお宅でした。そこは白と黒の活字の世界で、白黒の猫を見ていると時折、良いことも悪いこともあったその場所を思い出します。きっと大往生だっただろうお世話になったご夫婦を、縁起猫のハチワレに例えて懐かしい世界を表現してみました(渡邉さん)。

書店の店主だったと思われる、キリリとしたお爺様とソーダの目が重なって生まれた作品だそうです。断片的でおぼろげな想い出の世界が、見事に蘇っていますよね。

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実は渡邉さんは当店のボランティアさんなのです。
グラフィックデザインとイラスト、ウェブ制作を担当してくれています。もともとイラストレーターになりたかったという渡邉さんは、とっても素敵な絵を描くのです。猫スタッフをモデルにたくさん描いてくれたイラストは今後、ステッカーやLINEスタンプなどに展開するつもりでいたのですが、その矢先の受賞。嬉しくてヒト店長、小躍りしています。

店内には卒業生をモチーフとした渡邉作品が並んでいますので、ぜひ観に来てくださいね!

大ハチワレ公募展 受賞作品

◆最優秀賞
下島 みちこ
「風の丘のヴァイオリニスト」

◆優秀賞
渡邉 知佐
「思い出の書店」

◆優秀賞
関 登志
「ハチワレファミリーのサーカス」

下島 みちこ「風の丘のヴァイオリニスト」(提供:またたび堂)

関 登志「ハチワレファミリーのサーカス」(提供:またたび堂)

【大ハチワレ展および作品問合せ先】
猫専門『またたび堂』
http://matatabido-sendai.com/

著者:CAT’S INN TOKYO