ソニーの「猫の瞳AF」が待ちきれない 。そして次は深度合成を

保護猫写真家:ねこたろう
会社員の傍ら猫を撮り続けて20余年。近年は週末のほとんどを何処かの保護...
最新記事: ソニーの「猫の瞳AF」が...

ソニーの「猫の瞳AF」機能が待ちきれないのです。でも待つしかないのですが。念のために補足すると、正しくは「リアルタイム瞳AFの動物対応版」ですね。でも僕にしてみれば、それは紛れもなく「猫の瞳AF」なのです。


安定して瞳を追いかけるリアルタイム瞳AF
「リアルタイム瞳AF」は2019年2月22日に発売予定のミラーレス一眼α6400に搭載です(なぜか猫の日だ)。そして「リアルタイム瞳AFの動物対応」は、2019年夏にソフトウェアアップデートで対応予定とのこと(α7III、α7RIIIは4月との話もあります)。その性能がPRビデオで公開されている通りならば、ますます期待は高まります。



さらになんといっても嬉しいのは、「シャッターを半押しするだけで瞳AFが作動」という点。

従来のソニーのαシリーズでは、瞳AFはシャッターボタンとは別のボタンを割り当てる必要があり、撮影の際には二つボタンを押す必要があったのですね。それが今後はもう、シャッターボタンを半押しだけで従来のピント合わせと同時にやってくれるのです。つまり設定さえしておけば、意識せずともひたすら瞳を勝手に追い続けてくれるという夢のような機能です。これが動物の瞳に対応となれば、わくわくしない訳はありませんね。

あとは、猫の動くスピードに現実的にどのくらいついていってくれるのか、期待しつつも期待過度にならないように冷静に待ちましょう。



✳︎✳︎

時々「ねこたろうさん、カメラを買おうと思っているんですけど、どれがいいの?」と聞かれます。でも正直、どれを勧めて良いかとても迷います。最初に選ぶメーカーは結構重要です。各メーカーのレンズマウントは互換性がないからですね。レンズ交換式のカメラを買って、一旦レンズを揃えてしまうと乗り換えはそうやすやすとできません。高い買い物ですしね。NikonもCanonも他のメーカーも良い機種がたくさんありますし。



でも今後しばらくは、ソニーのα6400をお勧めするでしょう。人の瞳AFはかなりの性能でしょうし、180度チルト式で自撮りもしやく、コンパクトで軽い上に、レンズ交換もできる。レンズのラインナップも最近はだいぶ増えてきたと思います。価格はおそらく本体のみで10万円くらいでしょうかね。高いととるか適正ととるかは人それぞれですが、今後もう少し価格の安い機種への展開も期待できるでしょう。





ソニーの新機種α9に「猫の瞳AF」は搭載されているのか?」 という記事を以前書かせていただいたのですが、そこに書いた願望がどんどん現実になっていくのはとてもうれしいことです。調子にのって、次に僕がソニーさんに期待することを書かずにはいられません。それは「被写界深度合成フォーカス」の搭載です。オリンパスのOM-Dシリーズなどにすでに搭載されていますが、これをぜひソニーαシリーズに載せていただきたい。



「被写界深度」というのは一般的には馴染みのない言葉だと思うので、ちょっとご説明させていただくと、撮影対象を中心に前後のピントの合う範囲のことを言います。
もっと簡単に言ってしまうと、

被写界深度が狭い→前後がぼける
被写界深度が広い→前後までくっきり写る

ということですね。ぼけるのはピントが合っていないからなのです。「被写界深度合成」とは前後に微妙にピントをずらしながら複数枚を連写し、ピントの合った部分を合成して1枚の写真に仕上げるというものです。それをカメラが自動的に一瞬でやってくれる機能です。



被写界深度についてさらに補足すると、被写界深度が変わる要因には、レンズの絞り値、レンズの焦点距離、カメラと被写体の距離などがあって絞り値が小さいほど、レンズの焦点距離が長いほど、被写体に近いほど、被写界深度は狭くなります。なので、例えば長ーいレンズで絞りを開放にして、被写体に出来るだけ近づくと、より背景がボケます。

絞りを開放にした時の絞り値を「F値」と言います。レンズ毎に固有の値ですが、このF値が小さいほど、また望遠になるほど深度を狭くすることができ、ついでに言うとレンズはより高価になります。サンニッパのレンズというのを聞いたことがある人はピンと来るでしょうか、焦点距離300mmでF値が2.8のレンズのことを指します。高いのです。



被写界深度を狭くして撮影すると綺麗なボケ味がでて良い雰囲気の写真になるのですがデメリットもあります。





例えば猫が2匹横に並んでいるのを正面から撮影しようとしても、2匹が前後に微妙にずれているとどちらか一方にしかピントが合いません。絞りを調整して深度を広げると2匹に合うようにもできますが、せっかくの前後のボケ味が半減してしまいます。背景のボケ味を保ちつつ、2匹ともピントが合う。それが被写界深度合成機能です。



来年2020年は東京オリンピックがあるので、たぶんそこをターゲットにした機能や地味なアップデートなどが最優先になると想像します。なので深度合成は、もし仮に搭載するとしてもその後になりますかね。気長に待ちましょう。東京オリンピックで世界中の報道カメラマンが使用する機材の中で、SONYがどのくらいのシェアを占めることになるのかちょっと興味があります。期待は膨らむのです。


著者:ねこたろう


ソニーの「猫の瞳AF」機能が待ちきれないのです。でも待つしかないのですが。念のために補足すると、正しくは「リアルタイム瞳AFの動物対応版」ですね。でも僕にしてみれば、それは紛れもなく「猫の瞳AF」なのです。


安定して瞳を追いかけるリアルタイム瞳AF
「リアルタイム瞳AF」は2019年2月22日に発売予定のミラーレス一眼α6400に搭載です(なぜか猫の日だ)。そして「リアルタイム瞳AFの動物対応」は、2019年夏にソフトウェアアップデートで対応予定とのこと(α7III、α7RIIIは4月との話もあります)。その性能がPRビデオで公開されている通りならば、ますます期待は高まります。



さらになんといっても嬉しいのは、「シャッターを半押しするだけで瞳AFが作動」という点。

従来のソニーのαシリーズでは、瞳AFはシャッターボタンとは別のボタンを割り当てる必要があり、撮影の際には二つボタンを押す必要があったのですね。それが今後はもう、シャッターボタンを半押しだけで従来のピント合わせと同時にやってくれるのです。つまり設定さえしておけば、意識せずともひたすら瞳を勝手に追い続けてくれるという夢のような機能です。これが動物の瞳に対応となれば、わくわくしない訳はありませんね。

あとは、猫の動くスピードに現実的にどのくらいついていってくれるのか、期待しつつも期待過度にならないように冷静に待ちましょう。



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時々「ねこたろうさん、カメラを買おうと思っているんですけど、どれがいいの?」と聞かれます。でも正直、どれを勧めて良いかとても迷います。最初に選ぶメーカーは結構重要です。各メーカーのレンズマウントは互換性がないからですね。レンズ交換式のカメラを買って、一旦レンズを揃えてしまうと乗り換えはそうやすやすとできません。高い買い物ですしね。NikonもCanonも他のメーカーも良い機種がたくさんありますし。



でも今後しばらくは、ソニーのα6400をお勧めするでしょう。人の瞳AFはかなりの性能でしょうし、180度チルト式で自撮りもしやく、コンパクトで軽い上に、レンズ交換もできる。レンズのラインナップも最近はだいぶ増えてきたと思います。価格はおそらく本体のみで10万円くらいでしょうかね。高いととるか適正ととるかは人それぞれですが、今後もう少し価格の安い機種への展開も期待できるでしょう。





ソニーの新機種α9に「猫の瞳AF」は搭載されているのか?」 という記事を以前書かせていただいたのですが、そこに書いた願望がどんどん現実になっていくのはとてもうれしいことです。調子にのって、次に僕がソニーさんに期待することを書かずにはいられません。それは「被写界深度合成フォーカス」の搭載です。オリンパスのOM-Dシリーズなどにすでに搭載されていますが、これをぜひソニーαシリーズに載せていただきたい。



「被写界深度」というのは一般的には馴染みのない言葉だと思うので、ちょっとご説明させていただくと、撮影対象を中心に前後のピントの合う範囲のことを言います。
もっと簡単に言ってしまうと、

被写界深度が狭い→前後がぼける
被写界深度が広い→前後までくっきり写る

ということですね。ぼけるのはピントが合っていないからなのです。「被写界深度合成」とは前後に微妙にピントをずらしながら複数枚を連写し、ピントの合った部分を合成して1枚の写真に仕上げるというものです。それをカメラが自動的に一瞬でやってくれる機能です。



被写界深度についてさらに補足すると、被写界深度が変わる要因には、レンズの絞り値、レンズの焦点距離、カメラと被写体の距離などがあって絞り値が小さいほど、レンズの焦点距離が長いほど、被写体に近いほど、被写界深度は狭くなります。なので、例えば長ーいレンズで絞りを開放にして、被写体に出来るだけ近づくと、より背景がボケます。

絞りを開放にした時の絞り値を「F値」と言います。レンズ毎に固有の値ですが、このF値が小さいほど、また望遠になるほど深度を狭くすることができ、ついでに言うとレンズはより高価になります。サンニッパのレンズというのを聞いたことがある人はピンと来るでしょうか、焦点距離300mmでF値が2.8のレンズのことを指します。高いのです。



被写界深度を狭くして撮影すると綺麗なボケ味がでて良い雰囲気の写真になるのですがデメリットもあります。





例えば猫が2匹横に並んでいるのを正面から撮影しようとしても、2匹が前後に微妙にずれているとどちらか一方にしかピントが合いません。絞りを調整して深度を広げると2匹に合うようにもできますが、せっかくの前後のボケ味が半減してしまいます。背景のボケ味を保ちつつ、2匹ともピントが合う。それが被写界深度合成機能です。



来年2020年は東京オリンピックがあるので、たぶんそこをターゲットにした機能や地味なアップデートなどが最優先になると想像します。なので深度合成は、もし仮に搭載するとしてもその後になりますかね。気長に待ちましょう。東京オリンピックで世界中の報道カメラマンが使用する機材の中で、SONYがどのくらいのシェアを占めることになるのかちょっと興味があります。期待は膨らむのです。


著者:ねこたろう


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