【世界のニャ窓から file #11 番外編】
インド、チェンナイ(旧マドラス)中心部
南インドに来て10日ほど。
あたりにまったくネコがいないことに気づいた。
ワンコはもとより、牛やヤギならどこにでも「もういいよっ」という程いるのだが、
ニャンコは影もカタチもない。
このオレでさえ少し寂しくなるくらいだ。
地元の若い女性にワケを尋ねると、
「ヒンズーではネズミは神聖な動物。それを追いかけるネコは感心されない。
人々はネコを嫌いはしないものの、積極的に愛情を注がない。
だから、街にはほとんどいないのよ」とのこと。
なるほど、世界は広い。
「でも、お金持ちにはひっそりと家で可愛がってる人が増えてるみたい(笑)」とも。
へぇ。てことは・・・、
もうすぐインド(人口12億人超)にネコ関連の巨大市場が出現するのかも!