今週は趣を変えて!
そうです、乾燥!
おっ!
先日出版された私の拙書「縁側ネコ一家 ありのまま」の感想を聞いてみましょう!
では
先ずは・・・
にゃんこマガジン・ディレクターの吉田さん。
渡部さんの作品は、猫の生命力を感じる、また圧倒的な写真力!画力!猫力!に いつも驚かされます。そんな渡部さんの縁側ネコが、書籍化された「縁側ネコ一家ありのまま」を読ませていただきました。
ひと言で表現するなら圧巻。ハハケル一家の血脈、専門家も知らない生態、縁側ネコが鹿や猿、猪、タヌキ、トカゲなどと闘い追い払う、ありのままの縁側ネコの姿が、にゃんマガでは書ききれない詳細まで手に取るように知り得ます。
これからも縁側ネコと縁側ネコが守る畑の観察を発信を、運営サイドとしても、一読者としても、楽しみです。
お次は、、、
にゃんこマガジンの副編集長の松岡さんです。
本当に驚嘆!最初は可愛い猫の日常を綴った本かと思ってましたが、いや〜いい意味で騙されました。この本、今年のマイベストランキング1位に決定です。猫って実はすごい!
内容をさらっとご紹介しましょう。
鹿やサル、イノシシなど野生動物に農作物を荒らされる食害総額は1年でおよそ230億円(同書より)。その救世主になったのは、なんと縁側で寝そべっているあの「ネコ」だったー。
山梨県山梨市のある里山でウーパールーパーの繁殖研究所を建てた著者(日本ウパルパ協会代表)が出会ったのは、その土地を縄張りにしていた猫たち。彼らのおかげで、著者の畑は決して獣害の被害にあうことはなかった…。
もしかして猫は畑のアニマルポリス?日本の農業を救えるのは猫?小さな体で鹿やイノシシに体当たりで立ち向かって行くたくましい猫たち。
里山で暮らす縄張り意識の強い猫を「縁側ネコ」と名付け、自然や人間と共存して暮らす猫の生態系を、10年という歳月をかけてフィールドワークに挑んだ著者。そのありのままの記録を猫の写真付きで1冊にまとめたのがこの本です。
この本を読めば、猫への目線が変わるはず。自分の家の(役に立たない)「自宅警備員」の愛猫は、実は優秀な地球を救うヒーローなのかも。
この本の著者、渡部久氏はこの縁側ネコを活用することで野生動物の食害被害を自然な形で減らせることを「縁側ネコ学」と命名。大学と研究を連携しつつ、現在は全国で講演を行なっています。
「縁側ネコ一家 ありのまま」というほのぼのしたタイトル本ですが、千金の値アリ。全国の農業に従事する皆様、この縁側ネコによる野生動物対策、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました!!
では
また
にゃんこ にゃんこ!