愛猫との暮らしが日常化しているワタクシ。ハッと気がつくと、
「やばい!コレは猫にはダメなモノだった〜!」
という失敗をやらかしてしまいます。最近の大きな失敗は、猫ドクター服部先生へ贈った花束に「ユリ」を入れてしまったこと。
賢い皆様ならご存知だと思いますが、猫にとってユリ科の植物は猛毒です。葉っぱを1枚かじっただけでも危険と言われています。
特にユリの花は「花粉」が落ちやすいので、それが猫の被毛に付着し、それを猫がグルーミングしてしまったら…。おそらく一生後悔しながら泣いて暮らすことになるはず。
今回は、家にある何気ないモノが猫にとっては危険かも?という猫ワーストを考えてみました。
部屋で頻繁に使う「消臭剤」は猫にとっては大丈夫?
少林寺拳法と剣道が有段者の娘と、最近ヒゲが生えてきた息子。我が家は時々「運動部の部室」のような匂いがします。
まだ猫のトイレの匂いの方がマシ!と思いつつ二人の部屋のベッドやジュータンにファ●リーズを吹きかけて掃除をしていますが、よく考えると愛猫はこのベッドの上で昼寝をしているのよね。。。
アロマオイルは猫に危険、ということは割とよく知られていますが、家で使う芳香剤や消臭剤は、猫の健康に問題はないのでしょうか?
私が使っている消臭剤を作っている、ある会社のHPでは、ペットへの危険性に関して
「個々の成分、および製品全体の安全データについての検討結果から、この商品がペットの目に入ったり、布製品を舐めても安全上の問題は特に考えられません。」
と説明していました。消臭成分はトウモロコシ由来成分で、除菌成分は化粧品や石鹸に使われるQuatと呼ばれる除菌剤を使っているとか。
日本製の商品の場合は大体カスタマーサポートセンターで問い合わせをすることもできます。気になる場合は直接問い合わせてみるといいかも知れません。
家庭にある猫にとって危険なものとは
家庭にあるモノで猫にとって危険なものとは?私が思い浮かぶのは
「切花や観葉植物」「アロマオイル」「サプリメント」
です。猫は嗅覚に優れていますから、これは危険!だというものには近づかないとは思いますが、匂いがするものは部屋中に香りますから香り高いカサブランカや柑橘系のアロマオイルは猫を飼っている家では諦めた方が良いでしょう。
そして意外に知られていないのが、人間のサプリメントや薬です。よく使う頭痛薬や鎮痛剤の中には猫が誤飲すると命に関わる商品もあると言います。
下剤で有名なピンクの小粒の錠剤を床に落としてしまい、見つからないと思っていたら、猫が転がして遊んでいた、という笑えない失敗談もあります。
猫を飼っている場合、人間が飲むサプリメントや錠剤は、万が一落としたら必ず見つける、机の上に出しっぱなしにしない、というのは絶対条件。
これはついうっかりやりがちなので、どうぞ気をつけてくださいね。
著者:猫壱