はじめまして。猫大好き獣医女子が猫への愛を語る、にゃんこコラムです。猫にまつわる話題を獣医師目線と女子の目線でお届けしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします(=^･ω･^=)

猫を飼いはじめるときに必要なこと①

第１回のテーマは「猫との出会い」です。

猫との出会いのきっかけは？

お家の猫さんとは、どのようなきっかけで出会われましたか？ある日の夜、ちっこいのが家の前までついてきた。知人から譲り受けた。保健所や保護団体から貰ってきた。ペットショップで、一目惚れ。などなど………

最近は譲渡型の猫カフェや、保護団体のイベント、保健所からの譲渡を充実させる試みなども行われて、猫を入手する手段は増えてきているように感じます。そういうところから猫さんをお迎えすることは、行き場のない猫さんの一助にもなるんです。ちなみに我家の猫さんも愛護団体から引き取った保護猫さんです。

どんな出会いも運命ですが、飼い主さんの生活習慣や飼育経験に合った子が見つかるといいですね。品種や年齢による猫の個性については、またの機会に触れたいと思います。

出会ったら、まずはどうしよう？

猫さんをお家へ迎え入れたら。
まずは、充分なお水・ごはん・トイレを設置して、猫さんが新しい環境に慣れるまでゆっくりゆっくり待ちましょう。トイレやトイレ砂（猫砂）は実に多くの種類があります。最終的には猫さんの「好み」で選んで頂くしかないのですが、まずは飼い主さん目線で使いやすそうな物をお店で相談するのがいいでしょう。

また、気をつけなければならないのは、外猫さんを保護した場合です。とりあえず動物病院に連れて行きましょう！屋外の過酷な環境で暮らす猫さんたちは、様々な病原体にさらされて生きています。ノミ、ダニ、お腹の寄生虫、猫エイズや白血病などなど……病原体をお部屋の中や先住猫さんに触れさせないために、なるべく早く動物病院へ。

では、お家に来てから病院に連れて行くまでは…？

猫さんには申し訳ないようにも感じますが、『隔離』です。せっかく猫さんにノミ取りの薬をつけても、家中にノミが蔓延してしまっては大変です。大きめのケージがあれば理想的。なければ、なるべく狭い一部屋で過ごして頂きましょう。

あ、それから！部屋は荒らされる前提で。棚やテーブルにはなるべく物を置かない、食べ終わった食器はすぐに片付ける、お洋服もすぐ片付けるなど徹底して事故を防ぎましょう。床に何か落ちていないかも再チェック。準備万端で猫さんとの新生活スタートです。

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