新宿区下落合、薬王院の不愛想なアイドル猫ミーちゃん
古いまちなみが好きで、よくまち歩きを楽しみます。最近は、都市史研究家の金行信輔さんにご案内いただいて、東京の古いまちを歩き回ってフィールドワークすることも。
そこで出会った猫たちを紹介していきたいと思っています。
先日訪れたのは、新宿区下落合のまち。高田馬場駅を出発して、氷川神社を参拝後、その脇の新井薬師道をのんびり歩くと、5分ほどで真言宗のお寺・薬王院の門にたどりつきました。薬王院は、知る人ぞ知る牡丹の花の名所。境内には斜面に沿って牡丹がみっちりと植えこまれています。牡丹のシーズンはさぞ見事なことでしょう。
境内は、斜面に位置しているため、門から斜面を上るかたちで進んでいきます。
頂上に上るとお線香の販売所に、お猫さまを発見!販売所のおじさんの隣の椅子に丸まって寝込んでいる猫さま。赤いちゃんちゃんこ(?)をお召です。首に紐をつけられられていて、どうも薬王院のアイドル猫を強いられている模様。ですが、ご本人はそんなことは知らぬ存ぜぬといった様子で、居眠りを決め込み、おじさんの「ほら、写真だよ、正面向いて!」という声もなったくの無視。猫さまの名前はミーちゃん。おじさんによると、ミーちゃんは8年前にお寺にやって来たそう。なんだかんだ言ってミーちゃんが可愛くて仕方ないといった様子のおじさんと仲良くやっているようです。
その後、この斜面のまわりをぐるりと散歩。下落合は「猫のまち」なことを発見。次回に報告したいと思います。