部屋に新しいスペースを産む、人と猫のための家具。そんなコンセプトを掲げた新しい家具ブランド「NY&」(ニャンド)がこのたび立ち上がりました。自身も2匹の猫と暮らしているという猫好きの建築家が手掛けた家具は、猫が喜ぶだけでなく家具としての実用性も兼ね備え、さまざまな活用の仕方ができるインテリアアイテムです。

「猫のために、ではなく、人と猫のどちらにもマッチングするような家具を自分が欲しいと思ったのがNY&を立ち上げたきっかけです」そう話してくれたのは、一級建築士事務所の株式会社アンドロッジ代表取締役を務める畑山慶さん。自宅では2年前に引き取った2匹の保護猫たちと生活を共にしています。

畑山さんが「悪戯好きの短足美人白黒スパイ」と呼ぶP子さん(2歳)

同じく「食い意地張った太ましい黒いナニカ」ことQ太郎くん(2歳)

畑山さんにとって猫たちは同居人というスタンス。彼らの習性や快適に過ごせる環境を考慮しつつも、猫にこびずに猫と暮らしたい。そのための一つの提案として、試行錯誤を繰り返した上で3つの家具をリリースすることになったそうです。

(写真提供:&lodge)

(写真提供:&lodge)

(写真提供:&lodge)

「CAVE SHELF」「TREE SHELF」「ROOT SHELF」と名付けられた3つの家具にはそれぞれの特徴があり、本や雑貨、ホビーグッズ、観葉植物などを陳列する棚として、あるいはちょっとした作業台やテーブルとしての用途でも利用することができます。もちろん猫たちが運動したりくつろいだりするキャットタワーやキャットステップとしての役割も担っていることは言うまでもありませんね。それぞれ形や高さも異なり、デッドスペースを活用するシェルフとして、あるいはお部屋の空間を区切るパーテションとしての利用も可能です。

(写真提供:&lodge)

取り外し自由の付属アイテムのフックや蓋を使えば、時計や帽子、風鈴といったアイテムや猫用のおもちゃを吊るしたり、猫が通ってほしくない場所をあらかじめ塞いだりといったカスタマイズもできます。素材は天然木材の一枚板を使ったウレタン塗装仕上げで、安全性を考えて角を丸く削ってあるのは猫にも人にも優しいですね。「どこまで収納家具として使い、どこまで猫のために使うか。そのせめぎ合いのようなものを楽しんでもらえれば」と畑山さん。

(写真提供:&lodge)

3つの家具はオンラインショップを通じた受注販売で、それぞれ左右反転の2タイプと3種類のカラーバリエーション(ナチュラル、ブラウン、ホワイト)があり、お部屋に合わせた、または猫の色に合わせたチョイスが可能です。お値段は11万6千円から(税別、送料別)。売り上げの一部は保護猫活動に取り組む団体への寄付となります。

まだ誕生したばかりの「NY&」ですが、今後は個人向けの販売だけでなく実物を設置してもらえる猫カフェや猫雑貨ショップ、あるいは他業種とのコラボレーションも模索して進めていきたいと畑山さんは語ってくれました。

近々では6月8日(木)から11日(日)まで東京ビッグサイトで開催される日本最大級の住宅専門展示会イベント「住スタイルTOKYO2017」にも出展されるとのこと。大きさや特徴など、NY&を実際に目にして確かめてみたい方は同イベントに足を運んでみてください。

NY&公式サイト
http://www.nyand.style/
NY&オンラインショップ
http://nyand.shop/

 

著者: 廣田清

部屋に新しいスペースを産む、人と猫のための家具。そんなコンセプトを掲げた新しい家具ブランド「NY&」(ニャンド)がこのたび立ち上がりました。自身も2匹の猫と暮らしているという猫好きの建築家が手掛けた家具は、猫が喜ぶだけでなく家具としての実用性も兼ね備え、さまざまな活用の仕方ができるインテリアアイテムです。

「猫のために、ではなく、人と猫のどちらにもマッチングするような家具を自分が欲しいと思ったのがNY&を立ち上げたきっかけです」そう話してくれたのは、一級建築士事務所の株式会社アンドロッジ代表取締役を務める畑山慶さん。自宅では2年前に引き取った2匹の保護猫たちと生活を共にしています。

畑山さんが「悪戯好きの短足美人白黒スパイ」と呼ぶP子さん(2歳)

同じく「食い意地張った太ましい黒いナニカ」ことQ太郎くん(2歳)

畑山さんにとって猫たちは同居人というスタンス。彼らの習性や快適に過ごせる環境を考慮しつつも、猫にこびずに猫と暮らしたい。そのための一つの提案として、試行錯誤を繰り返した上で3つの家具をリリースすることになったそうです。

(写真提供:&lodge)

(写真提供:&lodge)

(写真提供:&lodge)

「CAVE SHELF」「TREE SHELF」「ROOT SHELF」と名付けられた3つの家具にはそれぞれの特徴があり、本や雑貨、ホビーグッズ、観葉植物などを陳列する棚として、あるいはちょっとした作業台やテーブルとしての用途でも利用することができます。もちろん猫たちが運動したりくつろいだりするキャットタワーやキャットステップとしての役割も担っていることは言うまでもありませんね。それぞれ形や高さも異なり、デッドスペースを活用するシェルフとして、あるいはお部屋の空間を区切るパーテションとしての利用も可能です。

(写真提供:&lodge)

取り外し自由の付属アイテムのフックや蓋を使えば、時計や帽子、風鈴といったアイテムや猫用のおもちゃを吊るしたり、猫が通ってほしくない場所をあらかじめ塞いだりといったカスタマイズもできます。素材は天然木材の一枚板を使ったウレタン塗装仕上げで、安全性を考えて角を丸く削ってあるのは猫にも人にも優しいですね。「どこまで収納家具として使い、どこまで猫のために使うか。そのせめぎ合いのようなものを楽しんでもらえれば」と畑山さん。

(写真提供:&lodge)

3つの家具はオンラインショップを通じた受注販売で、それぞれ左右反転の2タイプと3種類のカラーバリエーション(ナチュラル、ブラウン、ホワイト)があり、お部屋に合わせた、または猫の色に合わせたチョイスが可能です。お値段は11万6千円から(税別、送料別)。売り上げの一部は保護猫活動に取り組む団体への寄付となります。

まだ誕生したばかりの「NY&」ですが、今後は個人向けの販売だけでなく実物を設置してもらえる猫カフェや猫雑貨ショップ、あるいは他業種とのコラボレーションも模索して進めていきたいと畑山さんは語ってくれました。

近々では6月8日(木)から11日(日)まで東京ビッグサイトで開催される日本最大級の住宅専門展示会イベント「住スタイルTOKYO2017」にも出展されるとのこと。大きさや特徴など、NY&を実際に目にして確かめてみたい方は同イベントに足を運んでみてください。

NY&公式サイト
http://www.nyand.style/
NY&オンラインショップ
http://nyand.shop/

 

著者: 廣田清