今週は真面目に書いていきます。

これは昨年の春子(はるご:2016年の3月生まれの子猫たち)のミカン♂(ハハ直系モフと兄弟)とリビア♂(ハチの子供なのでモフは叔父)の2頭が、6月にモフの元へやって来てモフの縄張りに入ったことから始まります。

それから4カ月後の10月にミカンが縄張り内でモフと共に行動し始めました。
その何日か後に、リビアもモフと共に行動し始めました。

そして2017年5月にリビアは縄張りから旅立ち、その後2017年8月にミカンが縄張りから旅立ち、その時にモフも一緒に縄張りから姿を消しました。

成獣のオス(モフ)を見本に、その年生まれのオス(ミカンとリビア)は行動を共にすることで縁側ネコとしての生き方を学んでいたように思えました。

要するに モフのコピーだったのです。
リアルコピーキャット。

しかし、モフの偉大さを知るまでは、若い♂はこのように攻撃し、モフの強さを確認します。
モフはこの時自らは絶対に手を出しません。若い♂の攻撃を全て受け切ります。

それから1カ月後の9月21日に縄張りに帰って来ました。
そして、また、今年の春子(2017年3月生まれの子猫たち)のゴマ♂(ミケの子供なのでモフは叔父)と2017年9月30日から、なんとなくプライド(群れ)の準備に入っています。
2017年10月2日、プライドの片鱗が見え始めました。
モフ、ゴマ、ミソの3頭が畑から出てきたのを発見。

縁側ネコのいる地域では、その昔養蚕が盛んで、その当時の人たち(農家さん)は、
三毛猫を飼え!
三毛猫を残せ!
っと、三毛猫を物すごく大事にしていたと、地元の方から聞きました。

話を聞いた当初僕は、ミケを毎日観察していたため、ミケの行動から察して、確かに!三毛猫は何でも食べる(動くものやキノコなど)、肝も据わっている(人にはよく甘えるのに野生動物や他の縄張りから来る♀ネコには容赦しない凄まじい戦闘力を持っている)ことを確認していたため、よく理解できました。

三毛猫の特徴はまだあります。
それは、遺伝学上♀しか産まれない!
そうなんです!三毛猫は全て♀なんです。
で す が !!
実は極稀にしか出ないはずの♂が産まれるんです。
(そうです!これがモフです。モフはシマミケ。そのモフが縄張りの若い♂を束ねライオンの様にプライドを作り、♂の群れを形成するのです)

いよいよ!
重大発表です。
それは
三毛猫の♂です!

なーんだっ!今までも言ってるじゃない!なーんて思っているあなた!!
正解!!
ですが、ここからが違います。
先に書いた三毛猫を大事にしていた地域!これがキーポイントなのです。
それはこう仮説を立てることができるからです。

昔の人は、知らず知らずに三毛猫の♂も含めて三毛猫のすごさを知っていて、三毛猫をとにかく大切にしていた。なぜかというと、縁側ネコは母親を中心に群れで行動するため女系で構成されます。
三毛猫の♂以外の♂ネコは生殖能力があるため、群れに留まることはできないのです。
なぜならば近親交配避けるためです。

モフ以前の♂のマイケルやモフと同期チャップは、オスのリーダーが居なかったため、約2年間、縄張りに居て自ら、または、ハハから経験を積んでいました(モフも)。モフが縄張りに帰って来てからは、縄張りの新たな♂は約1年間で独り立ちするようになりました。

メスだけの群れの♂は独り立ちに約2年間かかりますが、三毛猫の♂が群れに居ると、♂の独り立ちは約1年間なのです(この♂が1年間で独り立ちするということは、いったい、人、縁側ネコ、野生動物にどう関わっていき、どんな結果が出るのか?まだわかりません。なので、結果が出るまで研究を継続して行きます)。

〜今回の重大発表〜
1 昔の人のネコを観察する力のすごさ、また三毛猫の能力の発見および実践
(地域と縁側ネコの関わりの歴史)

2 三毛猫の♂の存在意味の確認
(里山における三毛猫の♂の役割)

でした。

では また!

にゃんこ にゃんこ

そんなことやあんなことが書いてありますので、手に取っていただければ幸いです!

著者:渡部久

今週は真面目に書いていきます。

これは昨年の春子(はるご:2016年の3月生まれの子猫たち)のミカン♂(ハハ直系モフと兄弟)とリビア♂(ハチの子供なのでモフは叔父)の2頭が、6月にモフの元へやって来てモフの縄張りに入ったことから始まります。

それから4カ月後の10月にミカンが縄張り内でモフと共に行動し始めました。
その何日か後に、リビアもモフと共に行動し始めました。

そして2017年5月にリビアは縄張りから旅立ち、その後2017年8月にミカンが縄張りから旅立ち、その時にモフも一緒に縄張りから姿を消しました。

成獣のオス(モフ)を見本に、その年生まれのオス(ミカンとリビア)は行動を共にすることで縁側ネコとしての生き方を学んでいたように思えました。

要するに モフのコピーだったのです。
リアルコピーキャット。

しかし、モフの偉大さを知るまでは、若い♂はこのように攻撃し、モフの強さを確認します。
モフはこの時自らは絶対に手を出しません。若い♂の攻撃を全て受け切ります。

それから1カ月後の9月21日に縄張りに帰って来ました。
そして、また、今年の春子(2017年3月生まれの子猫たち)のゴマ♂(ミケの子供なのでモフは叔父)と2017年9月30日から、なんとなくプライド(群れ)の準備に入っています。
2017年10月2日、プライドの片鱗が見え始めました。
モフ、ゴマ、ミソの3頭が畑から出てきたのを発見。

縁側ネコのいる地域では、その昔養蚕が盛んで、その当時の人たち(農家さん)は、
三毛猫を飼え!
三毛猫を残せ!
っと、三毛猫を物すごく大事にしていたと、地元の方から聞きました。

話を聞いた当初僕は、ミケを毎日観察していたため、ミケの行動から察して、確かに!三毛猫は何でも食べる(動くものやキノコなど)、肝も据わっている(人にはよく甘えるのに野生動物や他の縄張りから来る♀ネコには容赦しない凄まじい戦闘力を持っている)ことを確認していたため、よく理解できました。

三毛猫の特徴はまだあります。
それは、遺伝学上♀しか産まれない!
そうなんです!三毛猫は全て♀なんです。
で す が !!
実は極稀にしか出ないはずの♂が産まれるんです。
(そうです!これがモフです。モフはシマミケ。そのモフが縄張りの若い♂を束ねライオンの様にプライドを作り、♂の群れを形成するのです)

いよいよ!
重大発表です。
それは
三毛猫の♂です!

なーんだっ!今までも言ってるじゃない!なーんて思っているあなた!!
正解!!
ですが、ここからが違います。
先に書いた三毛猫を大事にしていた地域!これがキーポイントなのです。
それはこう仮説を立てることができるからです。

昔の人は、知らず知らずに三毛猫の♂も含めて三毛猫のすごさを知っていて、三毛猫をとにかく大切にしていた。なぜかというと、縁側ネコは母親を中心に群れで行動するため女系で構成されます。
三毛猫の♂以外の♂ネコは生殖能力があるため、群れに留まることはできないのです。
なぜならば近親交配避けるためです。

モフ以前の♂のマイケルやモフと同期チャップは、オスのリーダーが居なかったため、約2年間、縄張りに居て自ら、または、ハハから経験を積んでいました(モフも)。モフが縄張りに帰って来てからは、縄張りの新たな♂は約1年間で独り立ちするようになりました。

メスだけの群れの♂は独り立ちに約2年間かかりますが、三毛猫の♂が群れに居ると、♂の独り立ちは約1年間なのです(この♂が1年間で独り立ちするということは、いったい、人、縁側ネコ、野生動物にどう関わっていき、どんな結果が出るのか?まだわかりません。なので、結果が出るまで研究を継続して行きます)。

〜今回の重大発表〜
1 昔の人のネコを観察する力のすごさ、また三毛猫の能力の発見および実践
(地域と縁側ネコの関わりの歴史)

2 三毛猫の♂の存在意味の確認
(里山における三毛猫の♂の役割)

でした。

では また!

にゃんこ にゃんこ

そんなことやあんなことが書いてありますので、手に取っていただければ幸いです!

著者:渡部久