こんにちは。
黒猫大家こと千葉裕二です。

前回、シャノワール北山が2017年9月中旬時点で入居が1/12部屋の状況から、
起死回生を狙い家賃改定したところからの続きのお話です。

 

本気でがんばれー!

まず、当面の目標は2017年10月上旬を目途に、満室の半分に当たる6/12部屋入居を目指すことにしました。

これは、借入金返済の面もありますが、空室の数が多いほど、空室の期間が長いほど、不利になると考えられるからです。例えば、空室の数が多いと、入居先を探している人も「こんなに空いてるなら急いでここに決めなくても大丈夫」と申し込みを先送りにしたり、空室の期間が長いと「ここは何かあるんじゃないか?」とあらぬ疑いを持たれたりする可能性が出てきます(とはいえ、約半月で5部屋の目標はかなりハードル高いです・汗)。
ここからは、およそ1週間毎に状況を判断して、軌道修正の繰り返し。反響が悪いとみれば、キャンペーンとして一部のお部屋を特別家賃に設定したりもしました。もちろん、家賃だけではなく、保護猫シェルターなどにご協力いただいて、物件紹介のカードを設置したり、大小様々な手を尽くしました。

保護猫シェルター「おうちにおいで」に設置いただいた当時の物件案内

仲介業者さんの協力もあって、2017年9月末で4/12部屋。同年10月末にようやく6/12部屋を達成し、半分を達成したところで完全に潮目が変わりました。ここから徐々に適正家賃に戻し始めましたが、それでも同11月末には10/12部屋、同12月上旬には満室(申込ベース)になりました。

しかし、最後にお申込みいただいた方は、都合によりにキャンセルになってしまいました。連絡があったのが12月25日ということで、手痛いクリスマスプレゼントになったのは2017年の良い思い出です(笑)。もう1年以上前なんですね。早いですねぇ。

再募集となった最後の1部屋は、翌2018年1月16日に即決でお申し込みいただきました。実は、2018年の年明け早々に、地元仙台では有名なテレビ番組「OH!バンデス」の「解決リョウ様」というコーナーで取材をしていただきまして、2018年1月16日に放送されました。内覧をしている最中に、放送を見ていたお友達から「お部屋、テレビに出てるわよ!」という電話があったそうで、放送が後押ししてくれたのかもしれません。

最後はそんなエピソードを残しつつ、物件完成から約半年で何とか満室となりました。

密かにジジとアズもこの写真でテレビに出ました

現在は、シャノワール北山の約7割の世帯が猫と暮らしています。巡回や清掃などで現地へ行くと、入居猫さんが窓辺に姿を見せてくれる時があります。そうした時、ここには猫との暮らしがある。苦労はしたけど、やっぱり猫共生賃貸住宅を造って良かったなとつくづく感じます。

猫共生物件や猫可物件を作っている、または作ろうとしてる人に知ってほしいのは、私の経験談を通して、猫物件にすれば儲かるというものではないということと、猫への想いは物件などを通じて入居者さんに伝わるということです。

私の言いたいことは伝わってますか?

ブームだし儲かるから猫物件を作ろうという方は、やめた方が良いです。何かにつまずいたとき、猫への想いなしに乗り越えられますか?でも猫への想いがある人は、ぜひ一緒に猫共生賃貸住宅を社会に広めていきましょう!

今年はもっと広めていきたいなぁ!

それでは皆さま、2019年もよろしくお願いいたします。

こんにちは。
黒猫大家こと千葉裕二です。

前回、シャノワール北山が2017年9月中旬時点で入居が1/12部屋の状況から、
起死回生を狙い家賃改定したところからの続きのお話です。

 

本気でがんばれー!

まず、当面の目標は2017年10月上旬を目途に、満室の半分に当たる6/12部屋入居を目指すことにしました。

これは、借入金返済の面もありますが、空室の数が多いほど、空室の期間が長いほど、不利になると考えられるからです。例えば、空室の数が多いと、入居先を探している人も「こんなに空いてるなら急いでここに決めなくても大丈夫」と申し込みを先送りにしたり、空室の期間が長いと「ここは何かあるんじゃないか?」とあらぬ疑いを持たれたりする可能性が出てきます(とはいえ、約半月で5部屋の目標はかなりハードル高いです・汗)。
ここからは、およそ1週間毎に状況を判断して、軌道修正の繰り返し。反響が悪いとみれば、キャンペーンとして一部のお部屋を特別家賃に設定したりもしました。もちろん、家賃だけではなく、保護猫シェルターなどにご協力いただいて、物件紹介のカードを設置したり、大小様々な手を尽くしました。

保護猫シェルター「おうちにおいで」に設置いただいた当時の物件案内

仲介業者さんの協力もあって、2017年9月末で4/12部屋。同年10月末にようやく6/12部屋を達成し、半分を達成したところで完全に潮目が変わりました。ここから徐々に適正家賃に戻し始めましたが、それでも同11月末には10/12部屋、同12月上旬には満室(申込ベース)になりました。

しかし、最後にお申込みいただいた方は、都合によりにキャンセルになってしまいました。連絡があったのが12月25日ということで、手痛いクリスマスプレゼントになったのは2017年の良い思い出です(笑)。もう1年以上前なんですね。早いですねぇ。

再募集となった最後の1部屋は、翌2018年1月16日に即決でお申し込みいただきました。実は、2018年の年明け早々に、地元仙台では有名なテレビ番組「OH!バンデス」の「解決リョウ様」というコーナーで取材をしていただきまして、2018年1月16日に放送されました。内覧をしている最中に、放送を見ていたお友達から「お部屋、テレビに出てるわよ!」という電話があったそうで、放送が後押ししてくれたのかもしれません。

最後はそんなエピソードを残しつつ、物件完成から約半年で何とか満室となりました。

密かにジジとアズもこの写真でテレビに出ました

現在は、シャノワール北山の約7割の世帯が猫と暮らしています。巡回や清掃などで現地へ行くと、入居猫さんが窓辺に姿を見せてくれる時があります。そうした時、ここには猫との暮らしがある。苦労はしたけど、やっぱり猫共生賃貸住宅を造って良かったなとつくづく感じます。

猫共生物件や猫可物件を作っている、または作ろうとしてる人に知ってほしいのは、私の経験談を通して、猫物件にすれば儲かるというものではないということと、猫への想いは物件などを通じて入居者さんに伝わるということです。

私の言いたいことは伝わってますか?

ブームだし儲かるから猫物件を作ろうという方は、やめた方が良いです。何かにつまずいたとき、猫への想いなしに乗り越えられますか?でも猫への想いがある人は、ぜひ一緒に猫共生賃貸住宅を社会に広めていきましょう!

今年はもっと広めていきたいなぁ!

それでは皆さま、2019年もよろしくお願いいたします。