前回に引き続き、資金のお話です。陽だまりでまどろむ好(スー)。日焼け気にしないってうらやましい。

何かとお金がかかるのが家づくり。とにかく資金に余裕があればいいけれど、動くお金の額がとにかく大きいので(100万円単位がザラ)ちょっとの貯金なんてすぐに吹き飛んでしまう。しかも家は建てたら終わり、ではない。住んでいくうちにかかる費用=ランニングコストも考えておかないといけない。

住まいにかかる費用

ざっくり分類すると以下。

1. 建てる時にかかる費用:総額予算の計算

a) 本体工事費
本体と特別の2種類。本体は本当にベーシックなものなので、バルコニーやロフトは特別に区分される。水周りのオプション(セカンドキッチンやトイレの増設)は、一般的に高い。特別(オプション)なしでは、箱に住む感じになってしまい、少々味気なくなってしまうかも。

b) 付帯工事費
本体工事を行う事前・事後工事。解体や地盤改良などはまだわかるが、カーテン、カーポート、浄化槽の工事もここに含まれる。

c) 税金
消費税、不動産取得税、登録免許税など、かかる税金はさまざま。大抵はHM(ハウスメーカー)の担当者が手配してくれるが、やはり自分でざっくり把握しておくことは大事。

d) 諸費用
建築に関わる手数料、申請料。実は結構かかります。設計料、諸官庁手数料、各種登記費用、ローン諸費用、つなぎ融資金利など。例えば、住民票や印鑑登録書は何通も必要になります。指定する期間もあるので、その度に取るので後でまとめてみると、なかなかの金額になります。

2. 生活にかかる費用:省コスト生活計画。光熱費があまりかからない家が良い、税金なども考慮しておく。

水道、電気、ガスの光熱費。住宅性能に一番左右されるのはおそらく電気。最近は自由化も進んでいるものの、高気密、高断熱の性能のいい家に住めば、そもそもの電気代があまりかからずに済む。また、税金に関しては住宅ローン控除などもきちんと活用すること。年齢にもよるけれど、仮に資金が潤沢にあっても、よほどの事情がなければ一括買いではなく、ローンを組んで買って控除を受けた方がリスクは低減される。そして、無理に繰り上げ返済するよりも、できればローリターンでもいいから運用しておけば、インフレにも少しは対応できる。

頑張っていい家を建てても、生活にかかる費用が回せないようでは本末転倒。食費を減らすより、固定費を下げた方が無理のない生活が送れます。

3. メンテナンス費用:消耗部材や害虫駆除など

設備、屋根・外壁、防蟻(白アリ対策)。どんなに高額な住宅でも、結局は消耗品。設備も屋根も外壁もやがては劣化するので、定期的にメンテナンスをした方が、長く快適な状態が保てる。また、白アリ駆除は出現する前に消毒を徹底。虫関係は本当にしぶといのだそうです。

とにかく安く建てたいのか?それともせっかく建てるのだから満足度を優先させるのか?家を建てた後も幸せに暮らしていくためにも資金計画は重要で、住宅ローンを組む時にも必要な基礎知識です。なお、住宅ローンは単体でもセミナーが多くあり、実際私も苦労したので別途じっくり書かせていただきます。


4月3週目現在

基礎工事開始。地盤改良も済んで、いよいよ工事がスタート。これからコンクリート等を流し込んでいきますが、コンクリートって水と化学反応を起こすので、雨が降った方がよく固まるのだそうです。知らなかった。


「No cats no life」(猫成分補完コーナー)

今回は愛猫自慢ではありません。
現在、期間限定で日本橋三越7Fにて「どうぶつずかん」が出店しています。どうぶつずかんは、「ずかんミュージアム」という印鑑屋さんが制作している動物のイラストが入ったハンコシリーズ。通常はウェブショップなのですが、こちらでは展示販売しています。所用で近くに行ったので、寄ってみました。写真は印鑑ではなく、表札。この表札はFacebookで見て、ずっと気になっていたものです(FB友だちが購入していました)。左側の絵も多くから選べ、右の文章も4行まで自由に入れられるそう。feles(建設中の私の賃貸併用住宅)の表札を作りたいと思い、現在検討中。とにかくハンコの種類が豊富です。

どうぶつずかんのショップはこちら。

http://www.rakuten.ne.jp/gold/hankos/zukan/dobutsu/

 

著者:飯田香

 

 

前回に引き続き、資金のお話です。陽だまりでまどろむ好(スー)。日焼け気にしないってうらやましい。

何かとお金がかかるのが家づくり。とにかく資金に余裕があればいいけれど、動くお金の額がとにかく大きいので(100万円単位がザラ)ちょっとの貯金なんてすぐに吹き飛んでしまう。しかも家は建てたら終わり、ではない。住んでいくうちにかかる費用=ランニングコストも考えておかないといけない。

住まいにかかる費用

ざっくり分類すると以下。

1. 建てる時にかかる費用:総額予算の計算

a) 本体工事費
本体と特別の2種類。本体は本当にベーシックなものなので、バルコニーやロフトは特別に区分される。水周りのオプション(セカンドキッチンやトイレの増設)は、一般的に高い。特別(オプション)なしでは、箱に住む感じになってしまい、少々味気なくなってしまうかも。

b) 付帯工事費
本体工事を行う事前・事後工事。解体や地盤改良などはまだわかるが、カーテン、カーポート、浄化槽の工事もここに含まれる。

c) 税金
消費税、不動産取得税、登録免許税など、かかる税金はさまざま。大抵はHM(ハウスメーカー)の担当者が手配してくれるが、やはり自分でざっくり把握しておくことは大事。

d) 諸費用
建築に関わる手数料、申請料。実は結構かかります。設計料、諸官庁手数料、各種登記費用、ローン諸費用、つなぎ融資金利など。例えば、住民票や印鑑登録書は何通も必要になります。指定する期間もあるので、その度に取るので後でまとめてみると、なかなかの金額になります。

2. 生活にかかる費用:省コスト生活計画。光熱費があまりかからない家が良い、税金なども考慮しておく。

水道、電気、ガスの光熱費。住宅性能に一番左右されるのはおそらく電気。最近は自由化も進んでいるものの、高気密、高断熱の性能のいい家に住めば、そもそもの電気代があまりかからずに済む。また、税金に関しては住宅ローン控除などもきちんと活用すること。年齢にもよるけれど、仮に資金が潤沢にあっても、よほどの事情がなければ一括買いではなく、ローンを組んで買って控除を受けた方がリスクは低減される。そして、無理に繰り上げ返済するよりも、できればローリターンでもいいから運用しておけば、インフレにも少しは対応できる。

頑張っていい家を建てても、生活にかかる費用が回せないようでは本末転倒。食費を減らすより、固定費を下げた方が無理のない生活が送れます。

3. メンテナンス費用:消耗部材や害虫駆除など

設備、屋根・外壁、防蟻(白アリ対策)。どんなに高額な住宅でも、結局は消耗品。設備も屋根も外壁もやがては劣化するので、定期的にメンテナンスをした方が、長く快適な状態が保てる。また、白アリ駆除は出現する前に消毒を徹底。虫関係は本当にしぶといのだそうです。

とにかく安く建てたいのか?それともせっかく建てるのだから満足度を優先させるのか?家を建てた後も幸せに暮らしていくためにも資金計画は重要で、住宅ローンを組む時にも必要な基礎知識です。なお、住宅ローンは単体でもセミナーが多くあり、実際私も苦労したので別途じっくり書かせていただきます。


4月3週目現在

基礎工事開始。地盤改良も済んで、いよいよ工事がスタート。これからコンクリート等を流し込んでいきますが、コンクリートって水と化学反応を起こすので、雨が降った方がよく固まるのだそうです。知らなかった。


「No cats no life」(猫成分補完コーナー)

今回は愛猫自慢ではありません。
現在、期間限定で日本橋三越7Fにて「どうぶつずかん」が出店しています。どうぶつずかんは、「ずかんミュージアム」という印鑑屋さんが制作している動物のイラストが入ったハンコシリーズ。通常はウェブショップなのですが、こちらでは展示販売しています。所用で近くに行ったので、寄ってみました。写真は印鑑ではなく、表札。この表札はFacebookで見て、ずっと気になっていたものです(FB友だちが購入していました)。左側の絵も多くから選べ、右の文章も4行まで自由に入れられるそう。feles(建設中の私の賃貸併用住宅)の表札を作りたいと思い、現在検討中。とにかくハンコの種類が豊富です。

どうぶつずかんのショップはこちら。

http://www.rakuten.ne.jp/gold/hankos/zukan/dobutsu/

 

著者:飯田香