③大量に食べるとよくないもの。味を覚えさせないのが吉

3

・牛乳やチーズなどの乳製品
乳製品に含まれる乳糖(ラクトース)を分解する酵素が猫には少ないので、消化できずに下痢を起こします。人間でも牛乳を飲むと下痢をする人がいますが、これも同じ仕組みで、ラクターゼが少ない体質のためです。ちなみに、全く平気な猫もいます。 下痢をする場合は体質に合わないというだけなので、乳製品が危険な食品というわけではありません。牛乳でお腹がゴロゴロする人間用に、乳糖を調整した調整乳もありますが、わざわざ猫に飲ませる必要はないでしょう。猫には猫用のミルクを与えてください。また、チーズやバターは塩分が多いという面からもおすすめできません。

・生卵の白身
卵白に含まれるアビジンがビタミンBの仲間であるビオチンの吸収を妨げます。大量に摂取すると体内のビタミンバランスが崩れ、消化器、皮膚や結膜に炎症が起こる恐れがあります。加熱すれば問題ありません。

・マグネシウムを多く含む食材(煮干し、海苔、鰹節など)
食べ続けると泌尿器系の結石(ストルバイト結石)ができやすくなります。ミネラルウォーターにもマグネシウムを多く含んでいるものがあります。

・青身の魚 (サバ、アジ、イワシなど)
青魚に含まれる不飽和脂肪酸を長期にわたって過剰摂取すると、「黄色脂肪症」を引き起こします。皮下脂肪や腹腔内などの脂肪が酸化、変性して炎症を起こし、痛みを伴う病気です。青魚だけを与える生活は避けましょう。

・レバー
ビタミンが豊富で猫にもすぐれた食材ですが、長期にわたって過剰摂取するとビタミンA過剰症になり、骨が変形することがあります。

・消化に良くないもの全般
野菜類、おから、トウモロコシ、キノコ、こんにゃくなどを大量に摂取すると下痢など消化器症状の原因になります。

・ドッグフード
猫がドッグフードだけを食べて生活すると、タウリンという栄養が不足して失明する危険があります。

④そもそも猫様のお口に合わないと思いますが、とりあえず有毒なもの

4

・ほうれん草
アクに含まれるシュウ酸が泌尿器系の結石の原因になります。

・レーズン、ブドウ
犬では嘔吐、下痢、腹痛や腎不全を起こし、死亡例も報告されていますが、猫では実例はないようです。しかし実験的には有害性が立証されています。

・ナス科の野菜(ナス、トマト、ピーマン、ジャガイモなど)
人間にとっても有害な神経毒として有名なソラニンが含まれており、体の小さな動物が大量に摂取すると非常に危険とされています。

・青酸配糖体を含む食品(アンズ、ウメ、モモ、ビワ、リンゴ、アーモンドなど)
体内で青酸に変化し、呼吸困難や痙攣を引き起こします。

・アボカド
アボカドに含まれるペルジンという物質を多量に摂取すると、胃腸障害などが起こります。

5

代表的なものを抜粋したつもりですが、けっこうな量になってしまいました・・・。いくら猫愛が深くても、これらをすべて暗記して日常生活を送っている方はかなり稀だと思います。大切な猫様には、それぞれの体質や年齢に適切なキャットフードを召し上がっていただくのが、栄養バランスの面からも一番ですね。

③大量に食べるとよくないもの。味を覚えさせないのが吉

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・牛乳やチーズなどの乳製品
乳製品に含まれる乳糖(ラクトース)を分解する酵素が猫には少ないので、消化できずに下痢を起こします。人間でも牛乳を飲むと下痢をする人がいますが、これも同じ仕組みで、ラクターゼが少ない体質のためです。ちなみに、全く平気な猫もいます。 下痢をする場合は体質に合わないというだけなので、乳製品が危険な食品というわけではありません。牛乳でお腹がゴロゴロする人間用に、乳糖を調整した調整乳もありますが、わざわざ猫に飲ませる必要はないでしょう。猫には猫用のミルクを与えてください。また、チーズやバターは塩分が多いという面からもおすすめできません。

・生卵の白身
卵白に含まれるアビジンがビタミンBの仲間であるビオチンの吸収を妨げます。大量に摂取すると体内のビタミンバランスが崩れ、消化器、皮膚や結膜に炎症が起こる恐れがあります。加熱すれば問題ありません。

・マグネシウムを多く含む食材(煮干し、海苔、鰹節など)
食べ続けると泌尿器系の結石(ストルバイト結石)ができやすくなります。ミネラルウォーターにもマグネシウムを多く含んでいるものがあります。

・青身の魚 (サバ、アジ、イワシなど)
青魚に含まれる不飽和脂肪酸を長期にわたって過剰摂取すると、「黄色脂肪症」を引き起こします。皮下脂肪や腹腔内などの脂肪が酸化、変性して炎症を起こし、痛みを伴う病気です。青魚だけを与える生活は避けましょう。

・レバー
ビタミンが豊富で猫にもすぐれた食材ですが、長期にわたって過剰摂取するとビタミンA過剰症になり、骨が変形することがあります。

・消化に良くないもの全般
野菜類、おから、トウモロコシ、キノコ、こんにゃくなどを大量に摂取すると下痢など消化器症状の原因になります。

・ドッグフード
猫がドッグフードだけを食べて生活すると、タウリンという栄養が不足して失明する危険があります。

④そもそも猫様のお口に合わないと思いますが、とりあえず有毒なもの

4

・ほうれん草
アクに含まれるシュウ酸が泌尿器系の結石の原因になります。

・レーズン、ブドウ
犬では嘔吐、下痢、腹痛や腎不全を起こし、死亡例も報告されていますが、猫では実例はないようです。しかし実験的には有害性が立証されています。

・ナス科の野菜(ナス、トマト、ピーマン、ジャガイモなど)
人間にとっても有害な神経毒として有名なソラニンが含まれており、体の小さな動物が大量に摂取すると非常に危険とされています。

・青酸配糖体を含む食品(アンズ、ウメ、モモ、ビワ、リンゴ、アーモンドなど)
体内で青酸に変化し、呼吸困難や痙攣を引き起こします。

・アボカド
アボカドに含まれるペルジンという物質を多量に摂取すると、胃腸障害などが起こります。

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代表的なものを抜粋したつもりですが、けっこうな量になってしまいました・・・。いくら猫愛が深くても、これらをすべて暗記して日常生活を送っている方はかなり稀だと思います。大切な猫様には、それぞれの体質や年齢に適切なキャットフードを召し上がっていただくのが、栄養バランスの面からも一番ですね。